国宝 瑠璃光寺の五重塔は1442年創建で今から570年以上前に建てられ、全国で10番目に古いものなのだそうです。
奈良の法隆寺、京都の醍醐寺、瑠璃光寺の塔は日本三名塔と言われています。
まず、入ってすぐに五重塔。
あまりの美しさに目を奪われます。
近くで見るとさらに美しく、迫力があります。
こちらの五重塔は桧皮葺(ひわだぶき)の屋根で作られています。全国でこの桧皮葺の屋根で作られている塔は奈良の宗生寺・長谷寺、宮島の厳島神社の4基で、そのほかの塔はほとんどが瓦葺だそうです。
内側の構造を見るとますます建築技術の凄さを感じます。
私は神社仏閣自体にはそれほどの関心はないのですが、建築物として見るのが好きなので、特に昔の建物はとてもワクワクさせられます。
日本の建築物は本当に素晴らしく、世界に誇れる技術だといつも感動します。
五重塔から進んでいくと…
さらに奥へ進んでいくと放生池です。(慈悲をあらわす池なのだそうです)
右側にはピンク色の睡蓮。
左側には真っ白な睡蓮。とても美しいです。
そしてその奥に本堂です。
本堂、境内には賓頭盧尊者(なで佛様)や長寿薬師如来、身代わり地蔵、一畑薬師山口分院など数々の佛様が祀られています。
本堂右側の参道を登ったところには金毘羅様です。
四国金毘羅様の分院として祀られて、航海安全、交通安全の神様として信仰されているそうです。
サルスベリの木です。
この木、なんと木の途中から松の木が生えているのです
それもとても大きく育っています。
自然にできたものらしく、「すべらない木」として合格祈願など縁起の良い木のようです。
まだまだ奥へ進んでいくと…
うぐいす張りの石畳です。
この石畳の前で手を叩くと音が反響して美しい音が返ってきます。
不思議です。
そして、この階段を上がると毛利家の墓所があります。(上までは上がれますが墓所は現在、立ち入り禁止になっています)
次回に続きます(^ ^)