芥川賞と直木賞の候補作が決まる

芥川賞と直木賞の候補作が決まる
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第157回芥川賞と直木賞の候補作が発表され、直木賞では61歳のベテラン作家、佐藤正午さんが初めての候補となりました。
芥川賞の候補作に選ばれたのは、今村夏子さんの「星の子」、温又柔さんの「真ん中の子どもたち」、沼田真佑さんの「影裏」、古川真人さんの「四時過ぎの船」の4つの作品です。
今村さんと古川さんは2回目、温さんと沼田さんは初めて候補に選ばれました。

一方、直木賞の候補作には、木下昌輝さんの「敵の名は、宮本武蔵」、佐藤巖太郎さんの「会津執権の栄誉」、佐藤正午さんの「月の満ち欠け」、宮内悠介さんの「あとは野となれ大和撫子」、柚木麻子さんの「BUTTER」の5つの作品が選ばれました。

このうち佐藤正午さん(61)は昭和58年に「永遠の1/2」でデビューしたベテラン作家ですが、直木賞の候補になるのは初めてです。
柚木さんは4回目、宮内さんは3回目、木下さんは2回目の候補で、佐藤巖太郎さんは初めての候補となりました。

選考会は来月19日に行われ、その日の夜、受賞作が発表されます。