※ TOMTOP様よりサンプル提供レビュー
ウェアラブルカメラ・アクションカメラといえばGoProというイメージが強いですが、防水・耐衝撃性能などを兼ね揃えた小型アクションカメラは各社からいろいろ発売しています。
選択肢はいろいろあるものの、国内メーカーや有名メーカーの商品はややお高め。
気軽に試してみたいという方にぴったりなのが、低価格ながら最低限の機能は兼ね揃えている中国製のアクションカメラです。
今回はTOMTOPで販売している、Andoer AN5000という商品を使ってみましたので紹介したいと思います。
開封
商品はこんな感じの袋で届きました。
これの裏面には依頼主が「シノトランス エア ジャパン」という聞いたことのない名前が記載。
調べてみると日中間の宅配に特化した会社のようです。配送自体は日本郵便の方が届けてくれました。
袋を開けるといきなりキャリングケースが出てきます。(上部のテープは綺麗に剥がれました)
キャリングケースを開けると、いろいろな袋が煩雑に入っています。
スポンジでパーツを入れる箇所が仕切られているんですが空いているところがあるのが気になります・・・。(※あとでチェックしましたが中身はちゃんと入っていました)
同梱物
先程の袋を見ての通り、同梱物はたっぷり。防水ケースの他いろいろなモノに連結する器具などが付いています。
- AN5000(バッテリー付き)
- キャリングケース
- USBケーブル
- 防水ハウジング
- ケースバックドア
- 自転車マウント
- J字型マウント
- ヘルメットマウント
- ブラケット
- クリップ
- スイッチのサポート
- フィックスベース
- 粘着テープ
- 包帯
- ナイロンケーブル
器具(マウント)はこんなにあってどうやって使うのかな?というのが最初の印象でした。
ある程度使ってみると、用途別に組み合わせを変えられるこの仕組がすごく便利だということに気づきます。
主な仕様
Andoer AN5000本体
チップセット | NTK96660 |
---|---|
イメージセンサー | 1/2.3" CMOS(Sony IMX078) |
レンズ | 広角 F2.0/3mm 70°/110°/140°/170°から選択可能 |
LCDディスプレイ | 2インチ |
フォーカス | 固定 |
ホワイトバランス | AUTO/晴天/曇天/電球/蛍光灯 |
保存フォーマット | MP4/H.264/jpg |
接続端子 | Micro USB2.0/mini HDMI(HDMI TypeC) |
バッテリー | 3.8V 950mAh 充電式リチウムイオンバッテリー |
対応OS | Windows XP/7/8 SP3/Vista Mac 10.5以上 |
動作温度 | -10℃〜+55℃ |
ストレージ温度 | -20℃〜+70℃ |
防水性能 | 30m(ハウジング)IPX5(本体) |
防塵性能 | IPX6 |
サイズ(高さ・幅・奥行き) | 4cm x 5.9cm x 1.2cm |
重量 | 63g |
Andoer AN5000メニュー(設定)
メニューから設定可能な項目。
ビデオ解像度 | UHD P24(2880×2160) QHD P30(2560×1440) FHD P60 / 30(1920×1080) HD P120 / 60/30(1280×720) WVGA P30(848×480 ) VGA P240 / 30(640✕480) QVGA P30(320✕240) |
---|---|
ループ録画 | 3分/5分/10分 |
ジャイロスコープ | オン・オフ |
WDR | オン・オフ |
タイムラプス | 0.1秒/0.2秒/0.5秒/1秒/5秒 |
動作検出 | オン・オフ |
録音 | オン・オフ |
WDR | オン・オフ |
日付表示 | オン・オフ |
カメラワイド | オン・オフ |
ダイビングモード | オン・オフ |
特別に良い効果 | ナイトシーン/人々/光の絵 |
セルフタイマー | 2秒/5秒/10秒 |
画像サイズ | 20M(5120×3840) 16M(4608×3456) 12M(4032×3024) 10M(3648×2736) 8M(3264×2448) 5M(2594×1944) 3M(2048×1536 ) VGA(640 * 480) |
連写モード | 3/5/10連射 |
写真画質 | ファイン/ノーマル/エコノミー |
シャープネス | ストロング/ノーマル/ソフト |
ホワイトバランス | オート/晴天/曇天/電球/蛍光灯 |
カラー | ノーマル/モノクロ/セピア |
ISO | オート/100/200/400 |
露出補正 | -2.0、-1.7、-1.3、-1.0、-0.7、-0.3、0、+0.3、+0.7、+1.0、+1.3、+1.7、+2.0 |
手ぶれ補正 | オン・オフ |
WiFi | オン・オフ |
操作音 | オン・オフ |
オートパワーオフ | オフ/30秒/1分/3分 |
Voice Prompt | オン・オフ |
OSD | オン・オフ |
ドライブレコーダー | オン・オフ |
言語 | 英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語/ポルトガル語/ロシア語/日本語/中国語/ポーランド語/韓国語 |
ビデオフォーマット | NTSC/PAL |
TV出力 | オン・オフ |
スクリーンセーバー | オフ/30秒/1分/3分 |
フリークエンシー | 50Hz/60Hz |
外観
サイズはかなりコンパクト。ボタンも最小限です。
下部にはバッテリーボックスがあるのですが、防水ということでカバーはしっかりしている印象。
バッテリーには向きがあるので本体とバッテリーの端子の方向を見て挿入する感じです。
最初から防水ハウジングに入っていました。いろいろなマウントに接続するならこの状態で持ち歩く感じで良さそう。
ケーブルの接続・SDカードの抜き差し以外の操作は、この状態でも全て可能です。
液晶はこんな感じ。外でも使ってみましたが反射は気になりませんでした。
ポイント
安い!
いきなり機能的な特徴ではなくて申し訳ないんですが、Andoer AN5000は8000円以下(6/18時点)という値段で、アクションカメラとしてはかなり安いです。
GoPro HERO5 | 43,800円 |
---|---|
GoPro HERO+LCD | 16,980円 |
SONY HDR-AS300 | 36,980円 |
Andoer AN5000 | 7,278円 |
※ AN5000以外は6/18時点のAmazonの価格。AN5000は6/18時点のTOMTOPの価格
価格が安いので、「とりあえず何でも良いからアクションカメラを使ってみたい」という方にはピッタリ。
オプション(マウント)が豊富
最初の印象は「なんだかよくわからないけどいろいろ入ってるなぁ」でしたが、使い方をわかって便利さがわかりました。
マニュアルにはこんな感じで使用例があるんですが使わないとよくわからない・・・。
例えば、ベルトに付ける場合はケースバッグドア?とクリップを組み合わせると使えます。
クリップなのでカバンや服に取り付けることも出来そう。
似たような形ながら、縦に繋げるパーツだったり、横に繋げるパーツがあって使いやすいように組んでいけます。
これで自転車に取り付けることができました。
多機能
全然使いこなせていませんがAndoer AN5000はなかなかの多機能。
まずは「防塵・防滴性能」本体はIPX5(防水)IPX6(防塵)なので水没すると壊れそうですが、ハウジングケースをつけることで雨や水場での利用でも安心感がでます。
動き検出機能やジャイロスコープで手ブレ防止で、スポーツ時に撮影した動画もストレス無く見ることが可能。
写真は魚眼レンズっぽい感じで撮れるのと、小型カメラならではのローアングルでの撮影がなかなか面白いです。
画質は上記を見て分かる通り「物凄く良い」訳ではないですが、撮影した時間が夕方だったので日中撮る分には全然問題ないでしょう。
アプリも用意されており、カメラと接続することでスマホをモニターにすることも可能。これがなかなか便利で、設定変更・撮影開始・停止・ファイルのインポートなどができます。
どんな感じで撮れるかは動画を作って見ました。札幌の風景を御覧ください。少し魚眼気味なのはWDRを設定しているからかも。
設定はいろいろあるんですが、届いたらまず言語を日本語に設定。あとは弄りながらでもわかると思いますのでご安心を。(マニュアルは英語のみ)
最後に
今回は格安アクションカメラ Andoer AN5000を紹介しました。
あちこちで4Kと書いてありますが最大2880×2160なので4Kではありません(苦笑)と言っても映りはなかなか綺麗です。
アクションカメラが欲しいけど、ちょっと高くて手が届かなかったという方はこの機会に是非お試しください。
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