うつ病後の看護師再就職。ブランク期間の履歴書への書き方は?
看護師の仕事は、患者さんの病気が治癒したり、歩けない人が少しでも歩行できるようになったり、看護の喜びを感じられる事は本当にうれしく楽しいですね。しかし決して楽しい事ばかりではなく、むしろ苦しい仕事と感じている看護師の方々の方が多いのではないでしょうか。
患者さんの病状観察や処置などで常に緊張している状態が持続し、医師や上司、同僚との人間関係でのストレス、変則勤務や忙しさによる疲労といった状況はどんな看護師さんも感じておられるでしょう。
一度うつ病となり退職せざるを得なくなり、社会復帰するにあたり、どんな事に気をつけて転職活動をおこなっていけばよいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
うつ病を抱えながら仕事を続けるためには
離職中の生活
看護師の約5%は何らかの心の病気により身体の不調につながり、その中で仕事が続けられない状況に陥っている看護師さんもみかけます。
うつ病は、一度改善したとしても、再度同じ境遇となれば再発する可能性が高い病気です。独身なら特に、離職中は収入もなくなり生活の不安に直結してきますので、仕事をしていなくても不安が募るばかりで、だんだんと早く仕事しなくてはいけないと、あせってきてしまい結局うつ病が改善しないというパターンもあります。
時間はかかるとは思いますがまず離職中はしっかりと体と心を休める事です。そして自分だけでがんばらず、両親や旦那さん、彼氏にたよっても良いのではないでしょうか。看護師はなかなか他者に弱みを見せたがらない性格ですからできるだけ人にゆだねるということも大切ですよ。
転職活動はどうしたらいい?
同じようなストレスをまた受けるのではないだろうか、人間関係が複雑なのでは?忙しすぎるのでは?など考えれば考えるほど不安が増強しますね。
給与面や待遇等を考えたり、自分の理想どおりの職場を探そうとすると、肉体的にも精神的にもつらい事態が再度おこる可能性があります。まずこれまでの職場より、肉体的な労働が軽い職場を見つけるほうが良いと思います。
例えば、介護保険施設等なら介護現場ですので、看護師は健康管理が主です。緊張感も病院とは違いますし、忙しさも全く違ってきます。慣れればのびのびと仕事ができる現場かと思われます。また、仕事する現場が穏やかであれば人間関係も比較的良い所も多いと感じます。
自分の健康のためには、まず肉体的な疲労が少ない現場を選んでみてはいかがでしょう。また、常勤以外のパートや派遣という形でリハビリをしてから常勤雇用してもらえるという職場もありますので視野にいれてみても良いでしょう。
規則正しい生活を心がけましょう
うつ病を発生すると、朝おきられない、体がだるい、活力がないなどの症状があるはずです。離職中に必ず、人間らしい生活を取り戻せるように規則正しい生活を心がけましょう。
朝早く起きる事や、栄養を十分にとる事、など働いているとできない事を続ける事が大切です。少し良くなってきたら外に出かけてできるだけ太陽の光りを浴びることです。
うつ病に罹患していた事は、転職先に告白したほうが良いの?
うつ病に罹患してから、自分で転職活動を行おうとすると、かなりの労力と体力を使うためまたストレスを感じてしまう可能性があります。
できるだけ転職サイトに登録にて、担当者に相談に乗ってもらう事をおススメします。
なぜならば、担当者としてあなたの身体的な事情を理解して無理のない転職先の紹介や、転職先に応じて、「うつ病」という事を伏せておくべきかどうかの判断や履歴書の記入方法や、面接時の答え方なども適切なアドバイスが得られます。あなた自身は悩む事はなくなるのです。
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ブランク期間は履歴書に書くべき?
前職を退職した時期と離職していた期間は正直に履歴書に記入しましょう。
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私自身の考えですが、あなた自身が医師の診断も考慮して完全にうつ病を克服しているという自身があれば、なぜ離職したのかという理由を履歴書に記入しても問題はないと思われますが、基本的にうつ病という事を表面に出すと、採用を拒まれる可能性もあります。
できれば離職した理由はあえて履歴書には記入しないほうが、面接にすぐにたどり着けると考えます。面接もせずに履歴書だけで振るい落とされるより、まずは面接してもらう事を念頭に置くことが大切だと思います。
面接時には必ず、前職を退職した理由や、なぜブランクがあるのかなど質問されます。転職サイトの担当者と十分に話し合いそれぞれの職場に合った答え方を考えていきましょう。
派遣やパートといった雇用形態であれば、しばらく働いて続けられそうであれば、常勤雇用してくれる職場もあり、このような雇用形態をとっている所であれば、うつ病に罹患している看護師にも転職できる職場として窓口が広くなっているといえます。
うつ病と上手に付き合いながら長く続けられる職場を見つけよう
うつ病は他の病気と違い心の病気です。仕事中なら、早めに受診し上司などに相談し早期に休職したり、体調管理ができる職場に異動させてもらったりしながら続けていく事も可能です。
現在はどんな職場でもメンタルヘルスに取り組んでいますので、離職に至るまでには様々な対応をとってもらえるようになってきています。できるだけ無理せずに看護の仕事が続けられるようにがんばりましょう。
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