広島廃墟旅、2日目 のうが高原
尾道を過ぎ一気に広島まで車を飛ばし、広島も過ぎ廿日市市のコンビニ駐車場で寝て起きたのは6時半、起きてすぐ車を飛ばし行った先は野貝山登山口。
二日目の廃墟、のうが高原はこの山の頂上、標高700mにましますみんな大好き「レジャー施設廃墟」です。
レジャー施設廃墟と言うからにはもちろん車用の直通道路が「あった」のですが、現在は強固なバリケードで封鎖され車は登山口付近以降近づけません。
つまり登山するしかありません。
この野貝山、標高は700mとそこまでハードではないのですが登山道がもう倒木だらけな上傾斜が急だし道が分かりにくいし雪が降り始めるしで引きこもりの私にはなかなかにハードでした。
何とか頂上へ、念願の廃墟に到達しました。
まず入ってすぐのレストランへ、レストランといっても元あったであろう机や椅子はすべて木片と化しており、天井も消え去り、照明は垂れ下がっています。完全体の廃墟ですね。木片に隠れて床が抜けてる部分もあります。
そして大広間、わやくちゃです。天井と上の階の床と柱が混ざって浮いてます。
非常階段は錆びてボロボロです。さすがにこれを歩く勇気は無かったです。
そしてこの廃墟の大トリである大浴場へ。本館1階から地下5階までに相当する高さがあり、超開放的な大浴場だったのでしょう、今は北側を除くすべての壁が消え去り、天井もコンクリートごと落下し、さらにさらに開放的になっています。
残った屋根も弱弱しく鉄筋の上に「乗ってる」だけであり、いつ落ちてくるかわかりません。
そして眼前には瀬戸内海とその島々、そして突き抜けるような空、これこそ求めていたものです。疲れも吹き飛ぶ感動がありました。あれはサイコーです。本当に。