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社会のルールを知ったトキ

株式投資やファイナンスなどで気になったことを記事にしてます

投資に興味が無い人ほど、投資で成功する

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どうも!こばやしです。

今回はマネーネタ。投資についてです。

 

「投資に興味が無い人ほど、投資で成功する」という表題の意味について、つらつらと書いていきますね。

というのも、私は最近はずっと米国ETFへの投資がメイン。

VTIやVDCといった、アメリカ経済の発展に乗っかるような投資を続けています。

 

ぶっちゃけ、長期で保有すれば負ける可能性が極めて低いんですよ。

米国ETFって。

余計なことをしなければ、という注意点はありますが…

 

なぜ米国への投資が最適解なのか 

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これはVTI(バンガード・トータルストックマーケットETF)というETF(上場型投資信託)の10年チャートです。

このVTIというETFは、アメリカの大型株、中型株および小型株へ投資対象としており、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーするETFです。

まさに、アメリカ経済そのものに投資するわけ。

 

リーマンショックでの下落も何のその。まさに右肩上がりで上昇し続けています。

もちろん随所で下落相場の影響を受けることはあるでしょうが、長期的に保有していれば大丈夫と言える銘柄です。

 

一方で日経平均株価。

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VTIと同じ10年チャートですが、まるで成長していないことがわかります。

NYダウは史上最高値を更新し続けている一方で、日経平均株価はバブル時代の最高値に遠く及ばないのが現状です。

 

しかし、人間とは愚かな生き物。

投資に興味があればあるほど、余計な行動に出てしまうのです。

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投資に興味があったらどうなる?

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さて、投資に興味があればどうなるか。

例えば、個別株に手を出してしまう…それもボラリティの高い銘柄に…

 

VTIみたいな安定ETFに長期で投資するのって、ぶっちゃけつまらないんですよね。

定期的に買い付けて、あとは売らずに放っておくだけですから。

投資が好きになってしまうと、売ったり買ったりがしたくてウズウズするようになります。

 

ネットなんかで情報収集したり、マネー雑誌を読んでいたりすると、成長が見込める銘柄特集だったり割安銘柄だったり、様々な企業の情報が飛び込んできます。

そうなると短期売買に惹かれていってしまうのです。

 

私の経験上、短期売買は難しい。

まず、銘柄の選定。

儲けようと考えると、株価の変動が大きいボラリティの高い銘柄に目がいくことになります。

そういう銘柄というのは、下落する幅も大きいものですから、上手に選定できるかどうかが肝なんですね。

 

たまたま上昇する株を見いだせたとしましょう。

次の壁は、利益確定です。

この利益確定というのが難しくてですね。「まだ上がるんじゃないか?」という誘惑に打ち勝つ必要があるんです。

中々売れずに放っておくと、せっかく利益が乗っかっていても、どんどん下落していって逆に含み損になってしまうケースも多々あります。

 

こんなふうに、短期売買というのは購入と売却のタイミングが難しい。

そうしている間に、あれもこれもと欲しい銘柄がどんどん出てきてしまう。

 

何も考えず、黙って米国ETFに投資し続けていればいいのです。

歴史を振り返れば、1957年から2006年にかけてS&P500指数に投資し、配当を再投資した場合のリターンは年率平均11.13%という結果でした。

 

また、投資に興味があればあるほど、リーマンショックなどの下落相場に狼狽して株式を売ってしまうでしょう。

そうして儲けるチャンスを失うのです。

例え下落相場でも、黙ってVTIなりVDCを積み立てておけばいいのです。

一時的に下落したとしても、保有し続けていれば再度回復するのは歴史が証明しています。

 

投資に興味が無い人ほど、淡々とやるべき事だけを実行できます。

より儲けたいという邪念が、人を愚かにするのですよ。

 

ただ、ひとつだけ問題が。

投資に興味がないと、米国株投資にたどり着けないってことです(笑)

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