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スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


BAL高圧フットポンプ【ツインシリンダー】で車のタイヤ空気圧調整

うちの家族があまり乗らずに放置気味だった軽自動車を、ぼちぼち整備している。

先日、6月だというのに、スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換した。

お金はないが暇はあるので、車載工具を使って自分で交換した。

 

タイヤ交換自体は何度も経験しているので難しくはない。

 

ただ困った事に、交換したノーマルタイヤの空気圧が不足しているようである。

 

昔使っていた空気圧ゲージを探したが見あたらない。しかし見た目にタイヤはひしゃげており、1km余り離れたスタンドへ行くのも危なそうである。

 

というか、ガソリンは満タンに近く、空気を入れる為だけにフルサービスのスタンドに行くのも気が引けるのだ。余計な物を押し売りされては堪ったものではない。

 

ゲージは見つからないが、オートバイ用の携帯手押しポンプがあるので、試しに使ってみる。

タイヤ1本に約100回、シュコシュコ必死の思いで空気を送り込んでみたが、見た目には何の変化もない。

大体このポンプは非常時に備える携帯用で、バイクでさえ100回程度では大して圧力が上がらない代物である事を思い出した。

 

もう一つ別のエアポンプがあるにはあるのだが……

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この通り、タイヤに接続するバルブが破損している。

大分昔に壊れたのだが、エポキシ接着剤でくっ付けて数回使用していたのだが、今回タイヤに付けようとしたら、再び取れてしまったのであるorz

 

スタンドには行きたくないし、手持ちのポンプは役立たずなので、自動車タイヤ用空気ポンプを購入するしかない。

条件としては

 

  • 比較的楽に空気が入る事
  • 価格が安い事
  • 壊れない事

である。

 

 

そして、電動式ではない事も重要な条件である。

 

何故かというと、上のポンプを使って分かったからである。

電動式(DC12V 式)は

 

  • 音がやかましい
  • 使用時間に制限がある(制限を超えると壊れる)
  • バッテリーが上がるので、エンジンを掛けないと使えない
  • 電源コードの取り回しが面倒

 

といった具合で、使い勝手に問題が多すぎるのである。

 

となると、残りは手動式かフットポンプしかない。

楽に空気が入る事を考えると、必然的にフットポンプとなる。

 

取り合えずAmazonで探す癖がついているので、検索してみると

 

BAL ( 大橋産業 ) 空気入れ ツインシリンダー 1920

 

BAL ( 大橋産業 ) 空気入れ ツインシリンダー 1920

 

が見つかった。

箱の表示をみると、

BAL 高圧フットポンプ【ツインシリンダー】 No.1920

が商品名である。

 

自動車用フットポンプは出品があまりなく、星の数とレビュー数を考えると、これが一番お勧めの商品であろう。

値段も2000円以下と比較的手ごろである。

また【ツインシリンダー】の名の通り2連ポンプとなっていて、楽に空気が入るのではないか?と期待される。

 

しかし、気に入らない部分もある。

 

それは接続バルブの材質である。以前使っていた電動式エアポンプはこの部分が樹脂製であるため強度が弱く折れてしまった。

BAL 高圧フットポンプ【ツインシリンダー】 No.1920も写真を見れば分かる通り、バルブが樹脂製なのは間違いないだろう。

 

ところが、調べてみるとフットポンプに限らず、殆どの空気入れが同様の樹脂製バルブであることが分かった。

 

このような、一部の電動エアポンプのみが、金属製のねじ込みバルブを採用しているに過ぎない。

 

殆どのエアポンプはレバーを倒して締め付けるワンタッチ式のバルブで、その構造を安価に実現する為、強度に疑問がある樹脂製を採用しているようだ。

 

選択肢がない以上、ここは諦めるしかない。

むしろ、電動式はフットポンプより高価な物が多く、安いフットポンプを選ぶことは、この意味でも正解といえよう。

 

さて、実際に商品を取り寄せると

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 やはりバルブは頼りない樹脂製であった。ホースの接続部に自転車やボール等に繋ぐ為のアタッチメントがくっ付いていたが、邪魔なので外してしまう。

 

販売戦略上マルチユースを謳いたいのだろうが、無駄なオマケだと思う。使えなくなった前の電動ポンプに同様のアダプターが付いていたし、自転車用には別のポンプがあるので不要なのだ。

そんなところにコストを掛けるくらいなら、金属製の丈夫なバルブにして欲しい。

 

 

もうひとつ、実際に商品を手にして面白くない部分があった。

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収納時に邪魔にならないよう、フットペダルを踏んだ状態で維持して固定する留め金である。

 

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デフォでは、このような向きに付いているのだが、留め金のペダルに引っ掛ける爪の部分が長すぎて、外すと二度とハマらないのである。

ヤワな金属ではない。ガチガチで、腕力で力任せに引っ張ってペダルの穴に引っ掛けようにも、掛からない。

 

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しょうがないので、ペンチを使って留め金を外し、フレームの方に長い方の爪を掛け、本来フレームに掛かっていた側をペダルに引っ掛けるように付け替えた。

これで何とかペダルを引っ掛けて固定できるようになった。

商品の注意書きには「改造絶対禁止」とあるが、やむを得ないだろう。

 

デフォのままでは外せるがハマらない不可逆的な構造としかいえない。

Amazonレビューにも、引っ掛からないという声がある。

 

 

実際に空気を入れてみる。

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Amazonレビューでは、一部の車種やバイクでレバー式バルブがホイールに当たって付かないという声があったが、うちの車では問題なく取り付けられた。

先にも書いているように、樹脂製なので、レバーを倒すときにホースの部分に指を掛けながら力を入れると折れる可能性がある。

ホースには手を掛けず、レバー式バルブの円柱部分だけを持ってレバーを倒すのが望ましい。

 

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フットポンプと同時にダイアル式のエアゲージも購入した。

フットポンプの注意書きには、付属のゲージは目安なので、正確に空気圧を測るにはエアゲージを使用してください、とのことだがほぼ同じ値である。

入れる前の空気圧は140kPaしかなく、やはり全然不足だった。

 

うちの車では約220kPa以上が必要である。

百回ほど必死に踏み込むと、230kPa以上になった。

 

そう、必死である。

 

全然軽くなんかなかった(汗

自分、体重48kgほどだが、車のボディーに手を掛けて全体重を片足に掛けないと踏み込めなかった。

体重の重い男性は良いが、軽い女性にはなかなかきつい作業になると思う。

結局ツインシリンダーという事は、踏む回数が半分になるだけで、力は倍という事かもしれない。その辺は覚悟した方が良いだろう。

 

とはいえ、さっと取り出してすぐに使えるのは電動式にない利点だ。

また日常的にサボらず度々点検するのであれば、そんなに空気を入れる必要もなく、少しは楽だと思う。

 

 

エーモン エアゲージ(ラバープロテクト付) 最大測定値500kPa 6781

エーモン エアゲージ(ラバープロテクト付) 最大測定値500kPa 6781

 

以前使用していたエアゲージはバイクでも使っていたので、携帯性に優れるスティック型だったが、やはりダイアル表示型の方が見やすい。

 

BAL ( 大橋産業 ) 空気入れ ツインシリンダー 1920

BAL ( 大橋産業 ) 空気入れ ツインシリンダー 1920