親父すまん。記事にさせて
もらった(笑)
マーチンのモテる男になる為に。
そんなカッコつけたブログタイトル
には本当に申し訳ないがこれは
モテない男達の物語である。。
ボクは福岡生まれ福岡育ちだ。
仕事を機に関東に出て来て
10年以上になる。
久しぶりに長い休暇がとれて
帰省してきた。
その時の父親との会話が
印象に残ったので記事に
したい。
オヤジはすでに60を過ぎており
退職している。
昔から人付き合いが苦手で
仕事がなかなか続かなかった
ようだ。
親父には趣味がなく友人も
いない。多分。
そんな親父もボクと話す時だけは
よく喋る。
やはり、人間は誰かに
自分の事を理解してもらいたい
生き物なんだろう。
久しぶりに父と再会したボクは
談笑をして楽しい時間を過ごして
いた。
父とこんなに会話したのは
何年ぶりだろうか。
ボクもこの年になって
父の事が少しずつ理解できる
様になっていた。
しかし、それは唐突に訪れた。
父『なあ、HKT48知っとう?』
※知ってる?の意。
ボクはびっくりしてしまって
一瞬聞き間違えだと思った。
オイイイイイィィィィ!!
あの、寡黙な親父から
HKT48だと!?
『え?ああ。。。
指原が移籍したグループ?だよね?』
うろ覚えで全力で食いついていく。
父は沈黙している。
何かを言い出したいが
言葉を飲み込んでいる様子だ。
そして、ある言葉が沈黙を
破った。
父『マーチン、
俺な。HKT48のファンなんだ。』
ええええええええ!?
え、何で?何でアイドル?
そんなカミング
アウトいらねぇえええええ!!
確かに昔からオタク気質
なとこはあったが。。。
ボクの頭はかつてないくらい
混乱していた(笑)
いつも、喋りまくり
壊れた蓄音機
の異名をとり周囲から
恐れられたボクがだ。
言葉が出てこない。
かろうじて出た言葉が
へ、へえ~そうなんだ。
という一言のみ。
そもそも、ボクは握手会などに
行くファンがあまり好きでは
ない。
アイドルに頑張れ頑張れと
応援している。
でも、アイドルは確実に
ファンより努力している。
すでに頑張っているのだ。
むしろお前が頑張れ。
そう思っていた。
しかし、あまりにも熱く
HKT48の素晴らしさを語る父を
見ているとその思いは消えた。
推しメンがどうの。
指原だけのワンマン
グループじゃないだの。
パフォーマンスが
すごいだの。
ライブのDVDを観
て生きる活力にしているだの。
ライブ観る為に
有料チャンネルに登録しただの。
形はどうであれ、人を
ここまで感動させる事のできる
HKT48。すごいじゃないか!
最後に父が言った言葉が
ボクの心を打った。
父『死ぬ前に一度、
HKTのライブに行きたいなあ』
ボクの目頭が熱くなる。
親父。。。
わかったよ!!
連れていくよ!!!
HKT48のライブに行こう!
(オッサン二人で。。。)
なんか、オタがよく持ってる
光る棒みたいなやつ
買おう!!
オタ芸も覚えるさ!!
心に決めた1日でした。
ただね。。。親父、これだけは
言わせてくれ。
だから、オフクロに愛想つかさ
れて離婚届持ってこられるんだよ
!!!!!!!!!(泣)