トップ > 日直予報士 > 記事概要 > 水曜の夏至から 梅雨前線本気だします

水曜の夏至から 梅雨前線本気だします

2017年6月18日 18時41分

福冨 りか福冨 りか
[日本気象協会本社]気象予報士

週間天気図

週間天気図

九州から関東は梅雨入り後、雨量の少ない状態が続いていましたが、21日(水)夏至のころから梅雨前線がようやく本気をだします。少雨の所も恵みの雨となりそうです。

月曜・火曜は貴重な晴れ

19日(月)は北海道から九州まで広く晴れ。関東や東北南部は明け方まで雨の残る所がありますが、日中は天気回復する見込みです。最高気温は平年並みか高く、東海から九州では30度以上の真夏日の所が多くなるでしょう。大阪は今年初の真夏日になるかもしれません。20日(火)は、九州は次第に雨となりますが、中国・四国から北海道まで大体晴れ。真夏日地点はさらに増え、九州から関東の約3割の地点で真夏日となる見込みです。この、月曜、火曜の晴天が貴重な晴れとなりそうです。一方、沖縄は雨で、雷を伴い激しく降る所があるでしょう。沖縄の梅雨明けの平年日は6月23日ごろ。沖縄では梅雨末期の大雨に注意・警戒が必要です。

21日(水)夏至~梅雨前線北上

梅雨入り後、本州の南の海上(沖縄付近)に離れて停滞していた梅雨前線がようやく北上してきます。21日(水)から22日(木)は梅雨前線が本州の南岸まで北上。前線上を低気圧が東進します。現時点での予想では、九州など西日本ではトータル100ミリ前後のまとまった雨が降る予想です。梅雨入り後、九州から関東は雨量の少ない状態が続いていて、6月8日から17日までの10日間雨量は、西日本では平年の10%以下の所が多く、福岡は平年日7%、高知は4%、大阪は0%。東京も13ミリで平年比24%となっています。21日の夏至のあとも、これまでよりは梅雨前線は本州付近に停滞しやすくなる見込みです。恵みの雨に期待したいところです。

(2017年6月18日 18時41分)

最新の5件

札幌は夕方も青空(2017年6月18日) 撮影:日本気象協会北海道支社 岡本肇

北海道 今年一番晴れた週末

6月18日 19時20分

今日(18日)の北海道は広く晴れて日差したっぷりの一日となりました。午後4時までの時点で日照時間10時間以上の地点が既に道内の6割以上に上り...  [詳細を見る]
週間天気図

水曜の夏至から 梅雨前線本気だします

6月18日 18時41分

九州から関東は梅雨入り後、雨量の少ない状態が続いていましたが、21日(水)夏至のころから梅雨前線がようやく本気をだします。少雨の所も恵みの雨...  [詳細を見る]

今週の天気 ようやく梅雨らしく

6月18日 16時32分

梅雨入りしたというものの雨の少ない日が続いていましたが、今週はようやく梅雨前線が北上。梅雨らしい天気になりそうです。  [詳細を見る]

関東 南から雨雲がかかってきました

6月18日 13時13分

関東地方、雨雲が南から北上中。午後は南部を中心に傘の出番に。夕方からはザッと雨脚が強まる所もありそうです。  [詳細を見る]
紫陽花や菖蒲が似合う空

夕方から東京都心で雨脚が強まることも

6月18日 9時0分

18日は近畿から関東にかけて空はどんより。午後3時頃から東京都心など関東の沿岸部で雨脚の強まる所も。  [詳細を見る]

今日の天気(全国)

18日20:00発表

全国のコンテンツ

iPhoneアプリ App Storeからダウンロード
推奨環境:iOS8.0以降
iPadアプリ App Storeからダウンロード
推奨環境:iOS8.0以降
Androidアプリ Google playからダウンロード
推奨環境:Android4.4以上

このページの先頭へ