パンダの赤ちゃん 身体測定で順調な生育を確認

パンダの赤ちゃん 身体測定で順調な生育を確認
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東京・上野動物園で今月12日に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんは、17日に2回目の身体測定が行われ、順調に育っていることが確認されました。
上野動物園で5年ぶりに誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんは、18日、生後7日目を迎えました。

母親のシンシンとともに健康状態は良好で、17日の夕方行われた赤ちゃんの2回目の身体測定では、体重178.9グラム、身長16.4センチで、3日前の14日と比べて、体重は31.9グラム、身長は2.1センチ大きくなり、順調に育っているということです。

身体測定は、一時的に保育器の中に移して行われ、動物園が撮影した映像では目の周りや耳の毛の色が黒っぽく変わり、肩の辺りも灰色っぽくなっていることが確認されました。

一方、母親のシンシンは18日午前3時ごろに好物のタケノコを4本食べるなど食欲も次第に回復し、動物園では今後、竹の葉を与えるなどしてさらに栄養をつけさせていきたいとしています。

上野動物園教育普及課の金子美香子課長は「パンダの赤ちゃんが順調に育つための一つのヤマが1週間と考えており、月曜日を迎えるまではと思っているが、きのうの健康診断の結果は非常に安定しているのでほっとしている。改めて気を引き締めていきたい」と話していました。