【加計学園】菅義偉官房長官が講演「手続きはすべてオープン。議事録もある。ぜひ理解を」
菅義偉官房長官は18日、仙台市で講演し、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐって、安倍晋三政権が手続きをゆがめたとの指摘があることについて「手続きをすべてオープンにしている。議事録もある。そういう中で決まったことをぜひ、皆さんにご理解をいただきたい」と述べ、特区の選定過程に瑕疵(かし)がないことを重ねて訴えた。
その上で「これからも規制改革はしっかり進めていきたい」と述べた。
また、「獣医学部は52年間も(国内に)できなかった。『総理の友達だから』といわれているが違う」と強調した。菅氏は、獣医学部誘致は福田康夫政権の時代から愛媛県や加計学園が一体となって特区設置を申請し、鳩山由紀夫政権で「実現に向けて検討」と格上げされたと説明。「ずっとたなざらしになっていたが、私たちの政権の中で実現をしたというのが実態だ」と述べた。