2017年6月18日14時45分
菅義偉官房長官は18日、仙台市で講演し、安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計(かけ)学園(岡山市)による国家戦略特区での獣医学部新設をめぐり、「説明不足と指摘をされており、そこはしっかりさせていただく必要がある」と述べ、政権の対応に問題があったことを認めた。
ただ、「首相の友達だから(新設が認められた)と言われているが違う。国家戦略特区諮問会議で、民間の人たちがいいかどうかを判断した結果として実現した」とし、首相の指示はなかったと改めて主張した。
また、菅氏は「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織的犯罪処罰法の成立により、国際組織犯罪防止条約の締結が可能になったと説明。「事前に国際間の情報が入ってくる。テロ(対策)は情報(が重要)だから、捜査共助の仕組みをつくることができた」と同法の意義を強調した。
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朝日新聞官邸クラブ