今日は、年に二回ある保育園のお祭りがありました。
保育園のお祭りでは、いつも通っている園の建物を使用して、その中で食べ物やゲームなどの出店が催されます。うちの保育園では、春のお祭りは園の職員の方が主体、秋は保護者を中心に運営されますが、春も少しだけ当番制でお手伝いをします。
保育園も最終年を迎えて、すっかり馴染みになってしまったこのイベントですが、今年は子が年長組ということもあり、うちの息子くんにも物販の販売員として参加する、という役割がありました。
(子どもが店員なのに、くんさきいかとか酢昆布とか、お酒のアテっぽいものばかり売っていたなぁ)
といっても、小さな子どもにお金の受け渡しを完全に任せるのは心許ないので、もちろん横で親が付いてみているのですが、それにしても商品の値段を間違えたり、お釣りを渡し忘れそうになったりと、まだまだ危なっかしかったなぁ。でも、小さな店員たちはみんな可愛かったです!
その後は、いつも子どもたちが給食を食べている部屋に移動して、食べ物の出店でたこせんやお弁当を調達して、腹ごしらえ。
(たこせんはソースで文字を書いてくれてました。そういえば、今日は父の日ですね〜)
お昼ご飯を食べた後は、午後の当番に割り当たっていた、ボーリングゲームの出店で一時間ほど店番をしてました。
と、そこで一つ気になった出来事が。
ボーリングゲームは、予想以上に売上好調だったのですが、その中でも、何度も何度もゲームを遊びに来ている子が一人いたんですよね...。
ゲームの値段は1回で50円とそれほど高額ではないのですが、それでも売上げと景品の帳尻を合わせないといけないので毎回お金を取らないわけにはいかないし、その子はボーリングの他にも、その隣でやっている輪投げの方もかなりの回数をプレイしていて、もはやお祭り無双状態。
当番をしているお父さんお母さんたちも、「ちょっとほんとに君大丈夫?」という感じで、苦笑いしながら様子を眺めていたのですが、よく観察していると他にも小さい財布にお小遣いを握りしめて、思い思いにゲームをプレイしている子どもが何人かいました。
うちでは、まだこういうものをするときは、お金は私の財布から出しているし、ゲームもせいぜい一種類につき一回まで、というルールを設けているので、この様子にはちょっとカルチャーショックというか。子どもの金銭感覚って、これまであまり深く考えたことなかったけど、これからはきちんと考えていかないとなぁ、と思わされました。
店番が終わった後は、別の部屋でやっている保育園のフリマを覗いて、自分と子どもが見つけた掘り出し物をそれぞれ一つずつゲットして、家に帰ってきました。
保育園のお祭りのフリーマーケットって、本当にお得なものが多いんですよ〜。ピンポイントで必要になるものが結構ありますし。この日に購入したものは、谷川俊太郎さん作詞の絵本と、ミニカーの詰め合わせ。この二つでなんと350円なので、こちらは本当に得した気分。
(こんな素敵な本をバザーに出品してくれるなんて、一体どこのおうちだろう...?と想像してしまった)
楽しいお祭りの合間に、子どもとお金との関係についていろいろ考えさせられた、父の日の日曜日、だったのでした。
おまけ
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