「なかなか良い文章が書けない」
「どうやって文章書いたらいいかわからない」
ブログの記事や、ウェブページの文章を作成していると、こんな悩みにぶち当たります。
文章を書き、表現することは、本来は楽しいことです。
しかし、それがうまく進まず、悩んでしまうと、楽しいはずのwebライティングが苦痛になってしまいます。
どうすればわかりやすい文章を作成し、楽しくwebライティングができるのでしょうか。
この記事では3つのポイントを紹介します。
これで、皆さんのwebライティングが少しでも楽しい時間になれば幸いです。
webライティングで大事な3つのポイント
1.誰に向けて書くのか
文章書く上で、一番重要なポイントは、「誰に」向けて書くかです。読み手の存在なくして、文章の価値は生まれません。読み手が喜んでくれる文章を書くからこそ、そこに価値が生まれるのです。
例えば、「運動によるストレス解消法」というテーマの記事を書くとします。もし、対象が男性であれば、ワークアウトなどの筋トレに関する記事が喜ばれるかもしれません。
一方、読み手が女性であれば、ヨガやダンスといった内容が好まれるかもしれません。
このように、読み手によって、記事の内容は大きく変わってきます。
だからこそ、この読み手の存在を強く意識することが文章を作成する際のキーポイントとなるのです。
読み手の存在は、具体的であればあるほどいいでしょう。
実際、企業がマーケティングを行うときに、「ペルソナ」という顧客のモデル像を作ります。
性別や年齢だけでなく、どんな仕事をしているか、どこに住んでいるか、どのようなライフスタイルを送っているかなど、より具体的に項目を挙げ、意識してコンテンツを作っていきます。
文章を作成する際にも、参考になる考え方です。
文章を書く際に筆が止まってしまったら、読み手をイメージして、どんなことを求めているかイメージしてみましょう。
そうすると、新たなアイデアが浮かび、文章の内容が充実してくるはずです。
2.結論から先に書く
次に大事なポイントは、「一番伝えたい内容から書いていく」ということです。
ターゲットが明確であれば、そこへ伝えたいメッセージも明確かと思います。
まずは、文章の導入として、まずそれを書くようにしましょう。
これは、通常の文章作成とwebライティングで異なる点かもしれません。
なぜ結論から先に書くのか。それは、web記事の読み手は、文章を最後まで読もうという意識が高くないからです。
新聞や雑誌であれば、お金を払っているので、その元を取ろうと最後まで文章を読み、有益な情報を得ようとします。
しかし、ウェブの場合はそうはいきません。
お金を払っているわけではないため、初めの200文字くらいを読んで、その後も読み続けるかどうか判断します。
そのため、どんな人に対して、何を伝えたいのかを文章の初めに書き、明示していくことが重要です。
また結論が決まると、その後の文章が書きやすくなるというメリットもあります。
結論があり、その結論に行き着く理由や背景などを盛り込んでいけば、1つの記事が完成します。
文章がうまく書けないという人は、まず「誰に何を伝えたいか」をきちんと決めましょう。
先にストーリーの流れを考えて、箇条書きなどでまとめてから文章を書き始めるのもよい方法です。
3.具体例を上手く使う
次に大事なポイントは、できるだけ具体例を盛り込むというものです。
抽象的な内容や理論的な話だけだと、相手にうまく伝わらないことがあります。
しかし、具体的な事例を交えて伝えれば、読み手の理解につなげることが可能です。
具体例のペースにあるのは、書き手の経験や体験が理想です。
自分が経験したことであれば、その内容がリアリティーを持って伝わります。
これにより、文章はさらにわかりやすくなり、かつボリュームも出てきます。
文章を書いていて、どんどん楽しくなっていくことでしょう。
この記事も、私のライティングの経験がベースになっています。
経験しているからこそ、ポイント3つにまとめ、その内容をできる限り簡潔にわかりやすく文章にできるのです。
経験や体験はライティングをする上で重要なネタになるのです。
3つのポイントを押さえて、文章を書きまくる!
ここまでwebライティングする上で大切な3つのポイントを見てきました。この3つのポイントを押さえるだけで、文章が格段に書きやすくなり、webライティングが楽しくなります。
ちなみに、この記事も、先ほど挙げた3つのポイントを意識しながら文章を書いています。
「文章を書くのが苦手」、「今、書いているものがあるけどなかなか筆が進まない」という方を意識して作成しています。
また、結論となるメッセージは「文章作成で大事な3つのポイントを知ろう!」というものです。
webライティングは、コツさえ掴めばスムーズにできます。
この記事はおよそ2000文字で、約1時間半で書き上げています。
ここまできたら、3つのポイントを押さえながら、あとは文章を書きまくることです。
書いて、その感覚を身に付けていくことです。是非実践してみてください。
文章をたくさん書きたいという方におすすめの本をまとめている記事です。
あわせて参考にしてください。
Web担当者の文章力向上トレーニングにおすすめの本まとめ
この記事を書いた人
- 海外情報を中心に、海外でのマーケティング、外国人の集客や接客に役に立つ記事をお届けしていきます。
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