マツダ・ベリーサは、2004年から2015年まで発売されていたコンパクトカーです。デザイン性の高さに定評があるマツダらしいセンスの良いエクステリアと、本皮を配した上質なインテリア、さらに走行安定性の高さで人気を博した車です。
いまこのページを読んでいるあなたは、自分の予算内で最高のベリーサを探したいと思っていることでしょう。または、「これを買えば間違いない!」というおすすめのベリーサの中古車条件やグレードを知りたいとは思っているかもしれません。
ここでは、そんなあなたの要望にお答えして、条件によって「どんなベリーサ中古車を選べば良いか」詳しく説明します。
また、どのくらいの予算があればどの程度のベリーサが買えるかもお伝えしています。さらに危険なベリーサ中古車の見分け方についても詳細にお話ししています。
ぜひ最後まで読んであなたのベリーサ中古車購入の役に立ててください。
ここではまずは、ベリーサの魅力やおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
この章を読むことで、なぜ数あるコンパクトカーの中でもベリーサがおすすめなのか、ベリーサ中古車はどんな人に向いているのかなどが分かると思います。
ベリーサの魅力やおすすめポイントは数多くありますが、筆者が考える代表的なものは以下のものになります。
それでは、次からはそれぞれのおすすめポイントを具体的に説明してきたいと思います。
ベリーサの魅力を語る上で、見た目のカッコよさを外すことはできません。
マツダ車は、全般的にスポーティさと流麗さを兼ね備えたセンスの良いデザインがファンの間でも評価が高いですが、その点の強みは、ベリーサでもいかんなく発揮されています。
流麗でありながら、決して奇抜なデザインではないので、長い間飽きのこないデザインになっています。デザイン重視でコンパクトカーを選びたいという人にベリーザはおすすめです。
上述の通り、エクステリアデザインの良さがウリのベリーサですが、インテリアデザインも特筆ものです。シートはグレードによって本皮を選ぶこともでき、上品で上質なインテリアデザインが特徴です。
高級感がありながらも決して華美にはなりすぎず、こちらもエクステリア同様、長い間乗っても飽きのこないデザインが徹底されています。
注意点としては、本皮使用ではない標準パッケージも中古車市場には数多く存在します。本皮シートにこだわりたい場合は、レザーパッケージの中から選んでください。
さらにラゲッジスペースの自由度の高さもベリーサの魅力として挙げることができます。
ワンタッチでリアシートを倒すことができ、フルフラットのラゲッジシートにすることができます。また、格納スペースを上下2段に分けることも可能になっています。
多くの荷物を運ぶことが多い人、車をアウトドアに使用する人には、このような点でベリーサがおすすめです。
ベリーサは見た目だけではなく、乗る人の安全性を追求したコンパクトカーでもあります。
横滑り防止機構、高剛性ボディ「MAGMA」の採用、フロント部分はもちろんカーテン部とサイド部にも配したエアバッグなど、さまざまな先進的な安全性能を配しています。
しかもこれらはすべて標準装備です。車の安全性能を重視して選びたいという人はベリーサ中古車をまずチェックしてみることをおすすめします。
ベリーサは発売期間中、大きなモデルチェンジをしたことがない珍しい車種です。
逆にいえば、発売当初の形での完成度が高い車であったということもできます。上で挙げた3つのおすすめポイントはどの年式のベリーサであろうと当てはまりますので、安心して中古車探しをしてください。
ここまでで、ベリーサの魅力や具体的なおすすめポイントがわかったと思います。それでは次からはライバル車種と比較した際に、どのような点でベリーサが優れているかをお伝えしていきます。
中古車を購入する際に、同じようなクラス、同じような価格帯の中古車の中から見比べた上で購入したいという人も多いと思います。
ここでは、ホンダ・フィットをベリーサのライバル車と設定して、それぞれの優れている点について詳しく見ていきたいと思います。
それでは早速、筆者が両者を比べた際に、どちらがどのように優れているかについてを以下にまとめました。
ベリーサのおすすめポイントでも書きましたが、ベリーサの大きな魅力のひとつにエクステリア、インテリアともにデザイン性の高さがあります。
対して、フィットはデザイン的には良くも悪くも典型的なコンパクトカーです。見た目のオシャレさで他の人と差をつけたい人にはベリーサがおすすめです。
次の比較ポイントは標準装備の充実度ですが、この観点でもベリーサがおすすめです。
フィットにもさまざまな安全性能や便利な機能が用意されていますが、標準装備ではありません。機能面が充実したフィットが欲しいとなると上級グレードから選ぶ必要があります。
フィットの上級グレードはベリーサと中古車価格で比較すると30~50万円程高い価格設定です。低価格で充実の装備が欲しい場合はベリーサがおすすめです。
最後の比較ポイントは燃費性能の良さです。ベリーサにとっては、現役車種でハイブリッドタイプも存在するフィットと比べるのも酷ですが、燃費性能の良さで比較するなら断然フィットです。
ベリーサの燃費は16.8~18.2km/Lです。対してフィットの燃費はガソリン車で24.0~26.0km/L、ハイブリッドタイプで31.4~36.4km/Lを記録しています。長距離を乗るので、燃費が少しでも良い車が欲しいという人はフィットをおすすめします。
ここまででベリーサの魅力やおすすめポイント、同時に購入を検討するであろうライバル車と比べた場合にどこが優れているかがわかったと思います。
次からは、どれくらいの予算があればベリーサ中古車を購入することができるかを見ていきましょう。
ベリーサ中古車はどのくらいの価格で、古車市場でやりとりされていて、どのくらいの予算を組めば無理なく上質な中古車を見つけることができるのでしょうか。主要な中古車情報サイトで調査しました。
結果は以下の表になります。
| 中古車検索サイト | 中古車平均価格 | 中古車相場 | 台数 |
|---|---|---|---|
| カーセンサー | 54.2万円 | 9.8~400万円 | 515台 |
| グーネット | 83万円 | 9~186.3万円 | 494台 |
| ナビクルcar | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 |
| 車選び.com | 62.4万円 | 9.8~159.3万円 | 155台 |
| ガリバー | - | 14.8~134.9万円 | 433台 |
| GAZOO | - | 30~116.6万円 | 23台 |
上記のような結果になりました。最安値は9万円、最高値は400万円でした。上記の表からもわかるように、10万円前後で買える激安車も数多く存在します。
しかし、それらの多くは走行距離が長すぎたり、後述しますが修復歴ありの車で購入するのはおすすめできません。
また、100万円を大きく超えるものや、中には400万円などというものもありましたが、これらの多くは特別なカスタム車です。ここでは例外と考えてください。
より幅広いラインナップの中から上質なベリーサ中古車を探そうとした場合、60~80万円の平均価格前後を予算として考えておくと良いでしょう。
次に、おすすめの中古車条件とその条件に向いた人のタイプを図にまとめました。ひと目であなたにピッタリのベリーサ中古車はどんなタイプかが分かるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
それぞれの詳細な情報については次章以降で詳しく解説していきます。
いよいよ、おすすめの中古車条件とその具体的な探し方について見ていきたいと思います。
予算ごとに2つのタイプに分けて説明していますので、ベリーサ中古車の購入にどのくらいの予算をかけるかがもうすでに決まっている人は以下から直接読んでいただくことも可能です。
100万円以下でベリーサ中古車を購入したい人は2013年~2015年式のベリーサ中古車がおすすめです。ベリーサの生産は2015年に終了していますので、一番新しいベリーサ中古車というわけです。
一番新しいモデルでも100万円以下で購入することは可能です。同じ100万円以下で探すのであれば、出来るだけ新しい年式のものを選ぶのがおすすめです。
また、走行距離にも注意が必要です。できれば理想的な中古車の走行距離である3~7万キロの間の走行距離のものを選ぶようにしましょう。
ここまでをまとめると、100万円以下でベリーサ中古車を選ぶなら
ということができます。
上記のような観点から選ぶと効率よく上質なベリーサ中古車を購入することができるでしょう。
この条件のベリーサ中古車を購入する上での注意点は在庫の少なさです。
ベリーサは一般的な知名度はあまり高くないものの、隠れた名車としてクルマ好きの間で名が知れた車です。販売終了してからも高い人気を誇っており、特に一番新しいこの年式の中古車は全体的に非常に品薄です。
中古車市場に登録されても状態が良い中古車ならすぐに売れてしまいます。
この年式のベリーサ中古車を探すなら腰を据えて中古車市場を丹念に探す必要があります。
前述していますが、ベリーサはコンパクトカーの中では燃費性能はあまり良くありません。それは最新式のこの年式でも同じです。
一例を挙げるとコンパクトカー市場でトップクラスの人気のトヨタ・アクアの燃費は37.0km/Lです。対して、ベリーサは、16.8~18.2km/Lです。燃費性能の良さを期待してコンパクトカーの購入を考えている人は、ベリーサはおすすめできません。
この年式のベリーサ特有の注意点に、リヤゲートの不具合があります。
2014年6月から10月の間に生産されたベリーサは、リフトゲートラッチとトランクリッドラッチの強度不足の報告があります。施錠と開錠操作を繰り返すことで、開けることができなくなるおそれがあります(参照 「ビアンテ、ベリーサ、MPV、ロードスターのサービスキャンペーンについて」)
購入する際にはゲートラッチが交換済かどうかをきちんと確認することを強くおすすめします。
それでは2013~15年式のベリーサ中古車の中古車市場がどのようになっているかを実際確認していきましょう。
主要な中古車情報サイトを調査しました。
| 中古車検索サイト | 中古車平均価格 | 中古車相場 | 台数 |
|---|---|---|---|
| カーセンサー | 100.7万円 | 79~138万円 | 10台 |
| グーネット | 112万円 | 99.8~124.2万円 | 6台 |
| ナビクルcar | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 |
| 車選び.com | 113.7万円 | 107~124万円 | 3台 |
| ガリバー | - | - | - |
| GAZOO | - | - | - |
上記の表のような結果になりました。
最安値は79万円、最高値は138万円でした。100万円を大きく超えるものもありますが、すべて特別なカスタム車でしたので、ここでは例外と考えてください。
また、注意点の章でも触れましたが、全体的に在庫が非常に少なくなっています。
在庫が少ないため、カスタム車の価格に引っ張られるように平均価格は100万円を超えているサイトが多いですが、100万円以下のものも複数確認できました。
ただ、いずれにせよ在庫が非常に薄いので、見かけたらすぐに販売店に確認の連絡をした方が良いでしょう。
50万円以下でベリーサ中古車を探すのであれば、2005年から2007年式の中古車の中から選ぶことをおすすめします。50万円以下で状態の良いベリーサ中古車を探すとなると一番新しいモデルでもこのくらい年式を落とす必要があります。
中には、この年式より高年式のものも中古車市場には存在します。しかし、それらの多くは走行距離が長すぎたり、その逆に登録年数にしては短すぎたりと安全な中古車とは言い難いものがあります。
ここまでをまとめると以下のようになります。50万円以下で上質なベリーサ中古車を購入するなら
の中から選ぶことを推奨します。
上質なベリーサ中古車を選ぶなら上記の2点を頭に入れて車を選んでください。
前述の通り、ベリーサの大きな欠点のひとつに燃費性能の悪さがあります。
ベリーサの燃費の16.8~18.2km/Lという数字はコンパクトカーの中では良いとは言えません。
最新のコンパクトカーの中には平気で30km/Lを超えてくるものがあります。
また、年式を落とす必要はありますが、中古車でも50万円の予算があればより燃費の良いコンパクトカーを選ぶことも可能です。燃費性能の良さで選びたい人にはベリーサはおすすめできません。
故障リスクの低さに定評のある日本車でも、10年落ちともなると部品の経年劣化によるトラブルのリスクが飛躍的に高くなります。
この年式のベリーサ中古車を購入する際には、修理保証が付いている中古車販売店からの購入をおすすめします。
また、中古車の理想的な走行距離と言われている「3~7万キロ」の間で中古車を探すことも重要な要素です。
この年式のベリーサ中古車特有の注意点としてエンジンが不調になるトラブルが挙げられます。最悪の場合は、エンストし、再始動不能になるおそれがあります。
この問題は2005年5月から2007年10月に製造されたベリーサが対象となっており、リコールが出されています(参照「デミオ、ベリーサのリコールについて」)
リコール済の中古車にはそれを証明するシールが貼ってありますので、リコール済みかどうかを入念に確認してください。
それでは実際、2005~07年式のベリーサ中古車の中古車市場がどのようになっているのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
主要な中古車情報サイトを調査した結果が以下の表になります。
| 中古車検索サイト | 中古車平均価格 | 中古車相場 | 台数 |
|---|---|---|---|
| カーセンサー | 43.3万円 | 22.9~88.9万円 | 90台 |
| グーネット | 46.8万円 | 19~86.9万円 | 82台 |
| ナビクルcar | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 | ※グーネットと同じ数字を記載 |
| 車選び.com | 42.9万円 | 28~75.8万円 | 28台 |
| ガリバー | - | 29.8~73.1万円 | 105台 |
| GAZOO | - | 55万円 | 1台 |
上のような結果になりました。
最安値は19万円、最高値は88万9,000円でした。しかし、50万円を大きく超えるもののほとんどは特別なカスタム車でした。通常の中古車が欲しい人はこれは除外してください。
このクラスの中ではカスタム車以外の中古車は、高くても60万円ほどです。
その中でも一番厚くなっている価格帯は30万円台後半から50万円までです。さまざまなカラーやグレードの中から選びたい人はやはり30万円台後半から50万円までを予算と考えると良いでしょう。
これまで、どのような予算の人にはどのような中古車条件がおすすめということを重点的にお伝えしてきました。しかし、中古車は一台一台状態が違うのが実情です。
ここでは、知らないと確実に損をしてしまう、リスクのある中古車を選んでしまわないための必須の知識をお知らせします。
ここを読んでいただかないと後悔のある中古車選びになってしまう危険性もありまので、ぜひ最後まで読んでください。
修復歴のある中古車は避けましょう。修復歴というのは、過去に車のフレーム部分に重大な故障や修理歴のある車のことです。修復歴がある中古車は、一気に車の価値が下がってしまいます。価値が下がっていますので、必然的に中古車価格も下がります。
一見すると、修復歴ありの中古車は他の中古車と比べ得ると、安くてお得に思えてしまうかもしれません。しかし、過去に車の根幹部分に欠陥があると判断された車は、当たり前のことですが、故障のリスクは高まります。
また、車は移動する手段であるとともに、乗る人の命を守るものでもあります。少しでも突発的な故障のリスクなどが高まる中古車を買うことはおすすめできません。
中古車においては、走行距離は年式の古さよりも注意したいポイントです。
いくら年式が新しかろうと、その間に何十万キロと走っていたのでは、車の劣化は早まります。また、その逆に発売されてから年数が経っているのにも関わらず、走行距離が数キロから数百キロなど極端に走行距離が少ない中古車にも注意が必要です。
こうした車は長い間、整備もメンテナンスもされず放置されていた可能性が高くなります。
走行距離が長すぎる場合も短すぎる場合も、突発的な故障のリスクが高まりますので避けたほうが賢明です。
中古車における理想的な走行距離は3~7万キロの間と言われています。中古車を選ぶ際は、走行距離がおおよそ3~7万キロの間に収まっているかも重要な観点です。
水没車かどうかにも注意を払いましょう。
この章では、中古車を購入するうえで全般的に注意する点をお伝えしてきました。これまでお伝えしてきた注意点は中古車情報サイトでも十分知ることができる情報です。
しかし、水没車かどうかは実際に店頭に行ってチェックしてみなければ分からないポイントです。
水没車とは、文字通り過去に水没した経歴のある車のことです。水没車の何が一番問題かと言うと、電気系統の不具合のリスクが格段に高まるという点です。
電気系統機器の交換は、他の箇所と比べると高額になってしまいます。せっかく安くて上質な中古車を買えたと喜んでいても、電気系統の交換で高額の修理費が請求されてしまうというのは珍しい話ではありません。
こうしたリスクを事前に避けるという意味でも水没車は購入しないほうが良いでしょう。
これまで説明してきたもの以外に、上質なベリーサ中古車を選ぶ上で、中古車販売店で自分の目でチェックしていただきたい項目を以下の表にまとめました。ぜひ最後に読んでください。
| エンジン周りのチェック | エンジンがキチンと整備されているか |
|---|---|
| エンジンをかけた時に異音がしないか | |
| エンジンのオイル漏れはないか | |
| 各部品のチェック | 各部品の交換時期は適正なものか |
| タイヤ回りのチェック | タイヤまわりを見た際に違和感はないか |
| 試乗の際に足回りに異音がしないか | |
| 外装のチェック | 遠くから眺めたときに歪みや歪み、違和感はないか |
| シートフレームに故障がないか | |
| 内装のチェック | インテリアがいたんでいないか |
| 電気系統に不具合はないか |
この記事では、ベリーサ中古車の魅力やおすすめポイント、予算ごとにおすすめの中古車条件、さらには気をつけるべきポイントについて詳しく説明してきました。
この記事を読むことで、あなたにとってどのようなベリーサ中古車が最適なのかがわかったと思います。
今回お伝えした知識をフルに活用すればきっとあなたも理想的なベリーサ中古車に出会うことができるはずです。
ぜひこの記事を参考にして、後悔のないベリーサ中古車選びをしてください。