「あれは空だ」
ずっと長い間
その言葉を信じてきた
当たり前のように植え付けられた常識を
疑った事なんてなかった
2017年 6月15日
遠く見上げた先にあるものは
とてつもなく大きな手のひら
青く着飾っているけれど
あれは空ではない
頭のおかしな人の裏にいるのは
誰だ
コトを起こして恐れを引き出し
操ろうとしているのは
誰だ
目の前で繰り広げられる寸劇は
私が生まれて見てきたものと変わらない
思い通りにしたいから
殴る
他校の奴らから守ってやっていると
ゆする
「お前らの為になる」と理不尽なルールを
作る
近いうちに抗争があると
煽る
「恐怖」という名の目隠しは
視界と思考を奪い取る
弱いものを叩くのが人の性ならば
喜んで人間を辞めよう
家族の形を定めるのなら
望んでその輪を抜けよう
戦争を放棄できないのなら
泣く泣く故郷を捨てよう
もう
争いはたくさんだ
受けた暴力が残したものは
痛みと恨み
薄めて口に含むまで
何十年も掛かった記憶
ドンパチやって解り合える
そのイメージが浮かばない
空が見たい
押さえつけてくる手のひらではなく
高く伸びる
空が見たい