【必見】SoftBank(ソフトバンク)でSIMロック解除して格安SIMを使おう
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格安SIMで毎月の料金がすごく安くなる……そんな話を聞いてもSoftBank(ソフトバンク)ユーザーは指をくわえて見ているだけでした。ソフトバンクの利用者が、格安SIMを利用するには様々な条件があるのが現状です。SIMロック解除を含めSoftBank(ソフトバンク)ユーザーが格安SIMを使う方法を少し掘り下げてみましょう。
SoftBank(ソフトバンク)でSIMロック解除する2つの方法
SoftBank(ソフトバンク)の端末のSIMロック解除には、大きく分けて2つの方法があります。
- ①SoftBankでSIMロック解除する方法
- ②SIMロック解除アダプタ使う
①端末別!SoftBankでSIMロック解除
SIMロック解除をする上で最もポピュラーで簡単な方法は、SoftBank(ソフトバンク)で手続きを踏むことです。ソフトバンクショップやMy SoftBank、法人コンシェルサイトから安全に申し込むことができます。
発売日:原則、2015年4月以前発売の機種はSIMロック解除不可、2015年5月以降発売の機種は可能です。
手数料:My SoftBank、法人コンシェルサイトからの申込は無料ですが、ソフトバンクショップでは3,240円の手数料がかかります。
期間:2015年5月以降に発売された機種のSIMロック解除は、購入日から181日以上の経過、解約済み製品は、解約日から90日以内が条件です。
- iPhoneシリーズ
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端末 発売日 SIMロック解除の可否 手続方法 SIMロック解除可能日 iPhone 4 2010年6月24日 × - - iPhone 4s 2011年10月14日 × - - iPhone 5 2012年9月21日 × - - iPhone 5c 2013年9月20日 × - - iPhone 5s 2013年9月20日 × - - iPhone 6 2014年9月19日 × - - iPhone 6 Plus 2014年9月19日 × - - iPhone 6s 2015年9月25日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPhone 6s plus 2015年9月25日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPhone SE 2016年3月21日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iphone 7 2016年9月16日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPhone 7 Plus 2016年9月16日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 - Android(アンドロイド)スマホ
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端末 発売日 SIMロック解除可能の可否 手続き方法 SIMロック解除可能日 008Z(シンプルスマートフォン) 2011年8月11日 ○ ソフトバンクショップのみ 即日 009Z(STAR7) 2011年12月22日 ○ ソフトバンクショップのみ 即日 201HW(STREAM) 2012年10月10日 ○ ソフトバンクショップのみ 即日 201M(RAZR M) 2012年10月26日 × - - 200SH(PANTONE 6) 2012年12月21日 × - - 201K(HONEY BEE) 2013年1月25日 × - - 201F(ARROWS A) 2013年2月16日 × - - 205SH(AQUOS PHONE ss) 2013年6月21日 × - - 206SH(AQUOS PHONE Xx) 2013年6月28日 × - - 202F(ARROWS A) 2013年6月28日 × - - 202K(DIGNO R) 2013年7月5日 × - - 301F(ARROWS A) 2013年12月6日 ○ ソフトバンクショップのみ 即日 302SH(AQUOS PHONE Xx) 2013年12月6日 × - - 303SH(AQUOS PHONE Xx mini) 2014年2月21日 × - - 304SH(AQUOS Xx) 2014年5月23日 × - - AQUOS CRYSTAL 2014年8月29日 × - - Xperia Z3 2014年11月21日 × - - シンプルスマホ2 2014年11月28日 × - - AQUOS CRYSTAL X 2014年12月19日 × - - BLADE Q+ 2015年4月24日 ○ ソフトバンクショップのみ 即日 Galaxy S6 edge 2015年5月29日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 Xperia Z4 2015年6月12日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS Xx 2015年6月26日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS CRYSTAL 2 2015年7月10日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 Xperia Z5 2015年10月29日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS Xx2 2015年11月20日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS Xx2 mini 2015年12月25日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS Xx3 2016年6月10日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 DIGNO F 2016年6月24日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 Xperia X Performance 2016年6月24日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 シンプルスマホ3 2016年9月9日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 Xperia XZ 2016年11月2日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 STAR WARS mobile 2016年12月2日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS Xx3 mini 2017年2月3日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 - ガラケー
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端末 発売日 SIMロック解除の可否 手続き方法 SIMロック解除可能日 301SH(THE PREMIUM10 WATERPROOF) 2013年11月22日 × - - 301P(COLOR LIFE 4 WATERPROOF) 2014年1月31日 × - - COLOR LIFE 5 WATERPROOF 2015年5月29日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 かんたん携帯8 2015年6月12日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 かんたん携帯9 2016年2月25日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 DIGNO ケータイ 2016年2月26日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 DIGNO ケータイ for Biz 2016年6月22日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 AQUOS ケータイ2 2016年10月28日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 - iPad
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端末 発売日 SIMロック解除可能の可否 手続き方法 SIMロック解除可能日 iPad 2010年5月28日 × - - iPad 2 2011年4月28日 × - - i Pad(第3世代) 2012年3月16日 × - - iPad with Retina display 2012年11月30日 × - - iPad mini 2012年11月30日 × - - iPad Air 2013年11月1日 × - - iPad mini 2 2013年11月14日 × - - iPad Air 2 2014年10月24日 × - - iPad mini 3 2014年10月24日 × - - iPad mini 4 2015年9月19日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPad Pro(12.9インチ) 2015年11月14日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPad Pro(9.7インチ) 2016年3月31日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後 iPad(9.7インチ) 2017年3月31日 ○ 全て利用可能 購入日より181日後
②SIMロック解除アダプタを使う
次はSIMロック解除アダプタを利用する方法です。安くて簡単に利用できますが、完全なSIMロック解除が可能かといえばNOになります。
SIMロック解除アダプタでSIMロック解除が出来るのは、基本的にiPhoneになるのですが、SIMロック解除アダプタを利用すると以下の様なデメリットが発生する可能性があります。
- SIMロック解除アダプタの3つのデメリット
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- iOSのアップデートでSIMロック解除ができなくなることがある
- 再起動等でSIMロック解除がはずれてしまうことがある
- 全機能が使えない場合がある
このため敷居が低いようで、初心者には手を出しづらいのがSIMロック解除アダプタです。ですが、成功した方は多くいるので多くのブログを調べてみるのもいいでしょう。私見ですが、SIMロック解除後にIIJmio(みおふぉん)やDMM mobile(DMMモバイル)に乗り換えられるか実験した記事がしばしば見られます。
SIMロック解除アダプタを使う場合は以下の点に気をつけて下さい。
- SIMロック解除アダプタ使用時の5つの注意点
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- SIMロック解除アダプタが利用できるiOSであるか?
- SIMロック解除アダプタが利用できるベースバンドになっているか?
- SIMロック解除アダプタが利用できるキャリアのバージョンになっているか?
- 利用するSIMロック解除アダプタは正規のものか?SIMロック解除成功者は多いか?
- SIMロック解除手順は自分に可能な内容か?
これらが基本的に考えなければいけない項目になります。以前、まったく知識なくSIMロック解除アダプタに手を出して使えなかったという方を何人も見てきましたが、SIMロック解除アダプタが偽物だったり、SIMロック解除アダプタとiPhoneがマッチしていなかったりすることが多かったので購入の際は気を付けましょう。
SIMチェンジでは、au版iPhone5をSIMロック解除アダプタでSIMフリー化、成功と失敗を紹介で、SIMロック解除アダプタの具体的な使い方を紹介しています。
SIMロック解除できない端末で格安SIMを使う方法
すでに見てきた通り、2015年4月以前に発売された端末は、原則公式のSIMロック解除ができません。とはいえ、「SIMロック解除アダプタは少し怖い…」という声があるのも事実でしょう。
確かに、SIMロック解除アダプタは偽物が流通していることもあり、SIMチェンジとしても推奨できるものではありません。そこで、SIMロック解除せずに格安SIMに移行する方法を3つ紹介します。
- ①契約のままSIMフリースマホや格安スマホセットを購入
- ②SIMロック解除なく使える格安SIMに移行
- ③SIMロック解除ができるSoftBank(ソフトバンク)のスマホに機種変更
①SIMフリースマホや格安スマホセットを購入
1つ目の方法が最も有益です。SIMフリーのiPhoneや格安スマホに変更して格安SIMに乗り換えるか、ほかのMVNOで格安スマホセットを購入するほうが出費が少なくて済みます。
各MVNOでは、セット販売することで格安スマホの価格を抑えています。キャンペーンも実施しているので、そちらもあわせてご覧ください。
②SIMロック解除なく使える格安SIMに移行
2つ目の方法は、SIMロック解除なく使える格安SIMに移行する方法です。SoftBank(ソフトバンク)回線を利用した格安SIMが2017年3月22日に発売を開始しています。
2017年5月現在、発表されているのはb-mobile(ビーモバイル)、U-mobile(ユーモバイル)、スマモバ、ヤマダSIMの4社です。
実は、同じ回線であればSIMロック解除不要で格安SIMへの移行が可能なのです。そのため、2015年4月以前の公式にSIMロック解除できないiPhoneやAndroid(アンドロイド)端末でも、格安SIMに乗り換えができてしまうんですね。
しかし、データSIMプランしか用意されていない点が問題です。友人に電話を掛けるための音声通話SIMへの申し込みやMNP(ナンバーポータビリティ)での4社への移行は、見事に打ち砕かれることになります。
そのため、音声通話機能が無くても平気な方以外は、各MVNOの格安スマホセットを購入するべきでしょう。
SoftBank系回線についてもっと詳しく知りたい方は……
SoftBank(ソフトバンク)回線の格安SIM・MVNO徹底比較!もご参照ください。
③SIMロック解除ができるSoftBank(ソフトバンク)のスマホに機種変更
長く待ち続けることになりますが、SIMロック解除ができる2015年5月以降に発売されたスマホを購入してじっくりとSIMロック解除ができ、解約もできるようになるまで待つ方法もあります。
しかし、さらに高額で機種変更し高い利用料を支払い続けなければならないので、最も損な方法です。
SoftBank(ソフトバンク)では、解約済み製品のSIMロック解除の手続き期間は解約後90日以内となっています。また、解約済みSIMロック解除は契約していた本人のみの手続きとなるので注意が必要です。
SoftBank(ソフトバンク)で格安SIMが使えなかった理由
SoftBank(ソフトバンク)で格安SIMがなかったのは何故なのでしょうか。docomo(ドコモ)やau回線を利用したMVNO・格安SIMは増えて競争は激しくなっているのに、SoftBank(ソフトバンク)回線のMVNOはしばらく登場しませんでした。
SoftBank(ソフトバンク)の格安SIMはなぜなかったの?
SoftBank(ソフトバンク)の回線を使った格安SIMはありませんでした(現在は4社)。唯一近い存在がY!mobile(ワイモバイル)だったのです。ですが、Y!mobileも他社の格安SIMと比べると割高な印象。
格安SIMがSoftBank(ソフトバンク)の回線に参加しなかったのは、SoftBank(ソフトバンク)が回線の貸し出しをするのが他社より遅れたこと、回線の貸し出し料金がドコモ、auに対して割高なことが大きな原因だと思われます。
特に回線の貸し出し料は格安SIMにとって大きな影響になります。格安SIMは非常に安い料金で個人に提供するので、一人からは多くの利益がでません。一人からの利益が少ないと多くの人が利用してくれなければ成り立ちませんが、SoftBank(ソフトバンク)の回線1口に対して契約できる個人ユーザーの数はある程度決まっていますので、なかなか採算を取るのが難しいようです。
SoftBank(ソフトバンク)と格安SIMは仲が悪い?
SoftBank(ソフトバンク)と格安SIMの関係が良くないという噂もありますが、SoftBank(ソフトバンク)もちゃんと格安SIM会社に対して門戸を広げていますからそんなことはありません。
ただしSoftBank(ソフトバンク)側としては格安SIMを利用してもらうよりも、Y!mobileを利用してもらった方が利益が大きくサポートが行き届くのでY!mobileを推しているというのが現状です。
SoftBank(ソフトバンク)ユーザーもSIMロック解除して格安SIMに移行!
SoftBank(ソフトバンク)の機種を使って格安SIMに移行する方法を紹介しました。SIMロック解除の可否と格安SIM移行のパターンは以下のように分けられます。
- 2015年5月以降の機種
- SoftBank(ソフトバンク)でSIMロック解除
- 2015年4月以前の機種
- ①SIMフリースマホや格安スマホセットを購入
- ②SIMロック解除なく使える格安SIMに移行
- ③SIMロック解除ができるSoftBank(ソフトバンク)のスマホに機種変更
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