映画『軍艦島』の予告編で、蜂起した朝鮮人工夫らが旭日の旗を切り裂く描写がネトウヨの間で格好の炎上ネタとなり盛り上がっているのだが。






ぜんぜん問題ないと思う。
当時、旭日旗はファシズム日本の象徴だった。映画で描かれたのは、ドイツ軍の占領から解放された欧州の人々がナチの旗を破るのと同じ行為だ。
世界のどの国民がハーケンクロイツが冒涜的に扱われたと大騒ぎするだろうか。

この場面を見て我が事のように怒るとは思想信条が滅び去った大日本帝国と同化している証拠だし、実際そういう反応を示すのは日本の右翼だけである。「国辱だ」「ヘイトだ」といった世迷い事はまるで聞くに値しない。
「バカウヨほいほい」みたいな効力をもつ動画といえよう。





映画『パリは燃えているか』より。解放後に、第三帝国の旗を引き裂くパリ市民






関連リンク

旭日旗破る場面で予告から話題の韓国映画『軍艦島』
(中央日報)
http://japanese.joins.com/article/225/230225.html


韓国映画『軍艦島』とネトウヨとリアリズム
(当ブログ)
http://blog.livedoor.jp/manfor/archives/52066796.html





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