平塚市北豊田
平塚駅から北に、自転車をキコキコと走らせること30分。水面(みなも)をそよぐ風がひんやりと、涼しさを感じられる光景に出会うことができた。
一直線な道路
最後に人とすれ違ったのはいつだろうか(うそ)。道幅はだんだんと狭くなり(そういう風に撮っただけ)、携帯のアンテナは圏外を示している(バリサンです)。神奈川県とは思えない(気のせい)。
巨大化する植生
植物は巨大化し、人間は小人化したのだろうか(そんなおとぎ話)。延々と続く道が途切れた時、目の前に遺構が広がっていた(新幹線がびゅーん)。
田園風景が広がる
水が張られ、田植えがおわったばかりの田んぼ。長大な新幹線が小さく見える。豊田(とよだ)という地名は、豊かな土地を意味する言葉に由来があるのだろうか。
カエルと暮らす街
平塚
歩き疲れたそのとき、遠くに文明を見つけた(コンビニ)。とまぁ、冗談はこのくらいにして、キャリアは分からないが電波塔も建っているし、コンビニだってある。新幹線の線路を少し離れれば、騒音という騒音は皆無に等しい。
いちご狩りだってできる。夜になればカエルが大合唱をはじめる。軍の飛行機が飛んでいるのをよく見かける(気もする)。『のどか』という言葉がよく似合う。
住みやすさとしては、クルマが無いとつらいかなぁ。自転車で平塚駅まで出ようとすると、いい運動になる距離だ。雨の日はカエルになりたいと思うだろう。
東京も近いし、海も近い。箱根も近いし、人も少ない。平塚発の東海道線は、始発を待てば朝も座れる。ららぽーともできたしね。なかなか悪くない。いいところだよー平塚。
新幹線を撮る人達には有名スポットらしい。邪魔なものが無く、緑の田んぼの中を駆け抜ける真っ白な新幹線が撮れる(らしい)。午後が順光かな。
[ Title : 豊田の田園風景 2017年6月 ]
[ Camera : PENTAX K-5ii ]
[ Lens : smc PENTAX-DA 18-55mmF3.5-5.6AL WR ]
※・※・※
撮ろう!PENTAXと
初めて買った一眼レフカメラがPENTAXだった。そこからどっぷりとPeNtAxにはまってしまう。僕が使っているのは、k-5iiっていう数世代古いモデルと標準的なズームレンズだけど、これで十分に楽しんでいる。現行機種に乗り換えたくなる欲がいい意味で抑えられるくらいに、k-5iiの完成は高い。2017年春、aps-c最新のpentaxはkpっていう小型モデル。小型であること、ファインダーの見やすさに心惹かれる。そろそろボディを買い換えようかしら。