皆様ごきげんよう。
久しぶりにアメブロからの投稿です。

本日は、私のアメブロを読んで頂いてる方にお願いをさせて頂きたくて、この記事を書かせて頂きます。

一部のネイリストが「フィルイン」という技法に関して、商標登録を申請している様です。

ネイル業界に携わる方にはご存知の方も多いかと思いますが、ソフト(ソークオフ)のジェルネイルを新しいデザインに付け替える際、①[アセトンでのオフ]と②[フィルイン]という2パターンが存在します。

簡単に説明すると、アセトンオフはアセトンという化学薬品を使ってジェルネイルの素材を溶かして全て取り除き、爪全体をサンディング(やすりで削る)をしてベースジェルをのせてデザインチェンジするものです。

また、フィルインはトップジェルとデザイン部分、ベースジェルが浮いてしまった部分だけを取り除いてベースジェルの一層を残し、伸びた部分だけ爪をサンディングしてその上と一層残したベースジェルを繋げるようにお直しをしてデザインチェンジをするものです。

最近のネイルサロンの大半は、前者のアセトンオフを行っていますが、アセトンオフとサンディングの繰り返しをしていると、お客様のお爪がボロボロになってしまい、暫くジェルネイルをしないで爪を休ませないとならない事があります。

私もその一人です。
自爪が薄くて柔らかいので、アセトンとサンディングの繰り返しによるダメージで爪が生えるそばから折れます。

それに比べ、フィルインはネイルマシーンによる振動や摩擦は多少あるかもしれませんが、薬品が爪に染み込む事も無いですし、爪のサンディングも必要最小限なので爪がボロボロにならず、爪を綺麗に伸ばしながらジェルネイルを楽しむ事が出来ます。

それだけでなく、フィルインはアセトンオフよりも早く仕上げる事が出来るので、お客様を長くサロンに拘束する必要がなく、お客様も早く帰れて嬉んで頂けると思います。

そんなフィルインは、日本にアクリルやジェルネイルが入って来た頃(10年以上前)から既にサロンワークに取り入れていらっしゃるネイリストの先生が居て、その先生方からこれからのネイリストさんが高い技術をもってサロンワークに臨めるよう広めて下さっているものです。

私もフィルイン習うために講習代金を払って、日本では名の知れたジェルブランドのフィルインセミナーに行きました。
それ以外にも、フィルインを自分のスクールやサロンで教えて下さるネイリストの先生も多くいらっしゃいます。

でも、皆さんフィルインの商標登録なんて申請されてませんよ。
ネイリストとして知っていて欲しい当たり前の技術だからこそ、習得したネイリストは平等にその技術を使ってサロンワークを向上して欲しいと、フィルインを教えている先生方はそう思っているはずです。

技術を習うためにお金を払うのは当然の事だとは思いますが、フィルインとそれに関わる名称を商標登録して、その名称を使うものならお金を払わなきゃ使えないとかおかしくないですか?

そもそも、その商標を申請されている方より遥か昔からフィルインという名称はネイリストの中では存在しており、新しく出来た言葉ではありません。

これが商標登録認められたら、せっかくフィルインを習って既に実践をされている多くのネイリストに影響が及び、ネイル業界にもマイナスにしかならないと思います。

私がこの事実を知ったのは、読者登録をさせて頂いてるネイリストの先生のブログです。
先生もこの件について色々と意見を書かれてますが、私も同感です。

この内容に賛同して頂けるネイリストやセルフネイラー、ネイル業界関係者の方、是非SNSなどでシェアして欲しいです。

また、ネイルに関係してない方でも、この記事を読んで頂き賛同して頂ける方は同じくシェアをお願いいたします!

ネイリストの共有財産であったはずの事が、一部の金儲けに目が眩んだ人によって侵害されているのです。

この記事に「いいね!」するよりも、拡散して多くの人にこの事実を知らせて欲しいです。

皆様、宜しくお願いいたします。

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