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≪6月15日 Bern/ベルンの風景≫

一昨日のジャスティン・ビーバーのコンサート関連で・・・

主催者:abc-Production AG(本社:チューリッヒ州オプティコン)
スイスドイツ語圏での大手コンサート主催者の一つで
※ローリングストーンズなどの伝説のショーをオーガナイズした話は有名。

先月22日にイギリス、マンチェスター・アリーナでのコンサート中に起こった
自爆テロ事件の影響を受けて安全性を考慮して、主催者側の責任として
コンサート会場内への持ち込み禁止物が制限された。

前回のブログでもお伝えしたとおり、サッカー・スタジアムということもあり、
本来のスタジアムへの持ち込み禁止物の内容に加えてさらに厳しくなったイメージであるが、
すでに6月6日のチューリッヒのコングレスハウスでのコンサート時でも同様に制限された。

来月、ジャスティン・ビーバーと同じ会場となる、
YBのスタジアム"スタッド・ドゥ・スイス"で開催予定の
セリーヌ・ディオンのコンサート(7月15日)でも同様に
以下の持ち込み禁止物が適用される。

ひらめき電球利点としては効率よい検査で入場を迅速にし、
コンサート終了後、禁止物を受け取る際の大幅な時間短縮につながる点を挙げている。

※ちなみに、一般のサッカー観戦ではスタジアム入場の際には手荷物検査があり、
大きな荷物や禁止物に関しては即、スタジアムに設置された荷物預かり所に
預けなければならない。

OK【持ち込み可能な手荷物に関して】
ウエストポーチまたはハンドバックのみ。
サイズ:A5 (14.8 x 21 cm)まで。

(サイズからみてもリュックサックトートバックなどは必然的に持ち込み禁止の対象となる。)

※A5サイズのイメージとしては、
国際線フライトで液体類の機内持ち込み用の袋の大きさほど。


禁止【以下、持ち込み禁止物】
・あらゆるドリンク(ビン、缶、ペットボトル、テトラパック)
・すべての種類の食べ物
ガラスその他の容器に入った液体
・プロ用のカメラ、GoPro、ビデオカメラ、あらゆる型の録音機器
 タブレット(pc)、iPad、自撮り棒
・傘、折り畳み傘
・あらゆる種類の武器、レーザーポインター
・ローラースケートやキックボードなどのスポーツ用具
・旗のようなA2サイズよりも大きな横断幕や貼り紙
・花火、線香花火、発煙筒、その他のパイロ、発炎筒
・動物


以上。

ちなみに、スイスでのサッカー観戦での持ち込み許可される手荷物のサイズは
最大25x25x25 cmとなっている。

≪体験談≫
一眼レフのカメラについて
プロ用一眼レフでなくても、見た目が区別がしにくいのでプロ用でなくても
持ち込み禁止対象となったことがある。


【ご参考までに】
サッカー試合観戦時の"スタッド・ドゥ・スイス"における持ち込み禁止物のイラスト
StadionOrdnung_Plakat_F4
RACISM(人種主義)や覆面、持ち込み可能な手荷物サイズは別としても
コンサート会場への持ち込み禁止物と類似する点がある。


メモ余談ではあるが、うまくいけば今夏、
abc-Production AGは、act-Entertainment AG(本社:バーゼル)と合併する予定。
※abc-Produciton AGの
トップ、アンドレ・ベッカーが高齢(68歳)ということもあり、
合併後は顧問として務めるらしい。

act-Entetainmennt AGの2016年実績:
300以上のエンターテインメントショーやミュージカルなどをオーガナイズ。


スイスドイツ語圏での最大のコンサート主催者である上記2社が一つになるわけだが、
今後の社会情勢によっては、今回のabc-Production AGの持ち込み禁止物の内容は
合併後も継続するかもしれない。(あくまでも私の憶測)


スイスドイツ語圏でのコンサートなど観に行かれる場合
Verbotene Gegenstände/フェアボーテネ・ゲーゲンシュテンデの文字を見つけられたら
事前に内容をチェックされることをお勧めします。


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参考サイト:abc-production HP