2日、京畿道広州の「ナヌムの家」を訪問した康京和(カン・ギョンファ)外交部長官候補が慰安婦被害者と記念撮影をしている。(写真=ナヌムの家) |
「ナヌムの家」生活館2階に物理治療など健康管理ができる集中治療室6室を設置し、物理治療師や療養保護士など5人の専門管理人材を確保するためだ。関連予算は計15億ウォン(約1億5000万円)と予想される。
京畿道は今月中に女性家族部を訪問し、「ナヌムの家」増築と集中治療室設置の必要性などについて詳しく説明をする計画だ。現行慰安婦被害者法によると、国は旧日本軍慰安婦被害者の安定的な生活を維持できるよう必要な措置を取り、被害者保護施設に運営費用を支援することができる。
キム・ボクジャ京畿道女性家族局長は「ナヌムの家に居住する女性の平均年齢が91.5歳であり、専門的、集中的な健康管理が必要」とし「特別な痛みを抱える慰安婦被害者がナヌムの家で療養サービスを受け、余生を安らかに過ごせるようにするべき」と建議の背景を明らかにした。
「ナヌムの家」は1999年に京畿道広州に設立され、施設長や看護師など計10人の職員が勤務している。ここには国内に居住する慰安婦被害者38人のうち10人が居住している。