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ランサムウェア WannaCryの弊社複合機・プリンター複合機・スキャナー・プリンター・広幅複合機への影響に関するご案内

2017年6月14日

弊社商品をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。
ランサムウェア WannaCry(WannaCrypt, Wanna Cryptor, WannaCryptor, Wcry 等とも呼ばれる)の弊社商品への影響に関してご案内いたします。

弊社商品自体の受ける影響

WannaCryは、Windowsの脆弱性を攻撃し感染します。感染後に、他のWindowsを搭載するコンピューターに拡散させます。弊社の複合機・プリンター複合機・スキャナー・プリンター・広幅複合機は、Windowsを搭載していないため、WannaCryに感染したり拡散させたりすることはありません。

SMBv1の無効化の影響

マイクロソフト社(Microsoft社)のWannaCryへの対応策では、コンピューターにセキュリティー更新プログラムのインストールとともに追加の保護策としてSMBv1の無効化を案内されています。

マイクロソフト社の詳細情報は、以下を参照ください。

https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/05/14/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/

弊社複合機・プリンター複合機・スキャナー・プリンター・広幅複合機とSMB通信を行うコンピューターでSMBv1を無効化した場合の影響と回避策をご案内いたします。

SMBv2をサポートしている商品への影響

以下のSMBv2をサポートする商品では、コンピューター側のSMBv1を無効に設定しても影響はありません。

SMBv1のみサポートしている商品への影響

上記のSMBv2をサポートしている商品以外については、コンピューター側のSMBv1を無効化された場合、SMBプロトコルを使用した、スキャナー(PC保存)、ジョブフローによる親展ボックス内文書のコンピューターへの自動転送、プリントが利用できなくなります。
また、外部認証でSMB認証を設定している場合、認証ができなくなります。

次の代替手段での対応をお願いいたします。

SMBによるスキャナー(PC保存)の代替手段

ジョブフローによる親展ボックス内文書のコンピューターへの自動転送の代替手段

SMBによるプリントの代替手段

SMBによる外部認証の代替手段

代替手段については、商品ごとにサポート機能に違いがありますので、サポート有無及び機能の詳細につきましては、各商品同梱のマニュアル(管理者ガイド)を参照してください。

Windowsを組み込みOSとして搭載するPrint Serverの対応

Print ServerのWannaCryの対応は、2017年3月品質更新プログラム(MS17-010:KB4012212)を適用してください。下記のURLを参照下さい。

「脆弱性対応状況」
http://www.fujixerox.co.jp/support/vulnerability/

「マイクロソフト セキュリティ情報 MS17-010」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms17-010.aspx

本件に関するお問い合わせ

お客様相談センター

http://www.fujixerox.co.jp/support/callcenter/

電話:0120-27-4100(通話料無料)