(4)
月も替わって4月になり、近くの公園の桜も散り始めて新学期が始まった。
最終学年になった息子の良平も学校へ通い始めて平日の日中はまた珠美一人の生活に戻った。
あれ程頭から離れなかった誠一の事も最近では日中余り思い出す事も無くなったが、一人寝の夜はそれでも時折思い出す事もあった。
そんな時、いけないと思いながらも股間に延びていく自分の手を珠美は恨めしく思ったが、やがて時間が解決してくれると念じながら寂しく慰める以外に術は無かった。
今までにも、夫の居ない一人寝の夜が寂しいと感じた事は何度か有ったが、極稀にオナニーをするだけで寝付けた。
しかし最近はそんな夜は都度手で慰める状況である。
新学期が始まって一週間が過ぎた週末、下校した良平から明日は予備校の模擬試験に参加するので参加費云々と切り出された。
8時半頃家を出て夕方帰宅すると言う良平に珠美は参加費と昼食事代を渡した。
翌朝、良平は8時半に家を出て行った。
珠美は何時も通りにコーヒーを飲みながら新聞に目を通した。
飲み終ったコーヒーカップを片付けると珠美はソファから腰を上げて掃除を始めた。
玄関の掃除を終えるとリビングの掃除に掛かった。
月も替わって4月になり、近くの公園の桜も散り始めて新学期が始まった。
最終学年になった息子の良平も学校へ通い始めて平日の日中はまた珠美一人の生活に戻った。
あれ程頭から離れなかった誠一の事も最近では日中余り思い出す事も無くなったが、一人寝の夜はそれでも時折思い出す事もあった。
そんな時、いけないと思いながらも股間に延びていく自分の手を珠美は恨めしく思ったが、やがて時間が解決してくれると念じながら寂しく慰める以外に術は無かった。
今までにも、夫の居ない一人寝の夜が寂しいと感じた事は何度か有ったが、極稀にオナニーをするだけで寝付けた。
しかし最近はそんな夜は都度手で慰める状況である。
新学期が始まって一週間が過ぎた週末、下校した良平から明日は予備校の模擬試験に参加するので参加費云々と切り出された。
8時半頃家を出て夕方帰宅すると言う良平に珠美は参加費と昼食事代を渡した。
翌朝、良平は8時半に家を出て行った。
珠美は何時も通りにコーヒーを飲みながら新聞に目を通した。
飲み終ったコーヒーカップを片付けると珠美はソファから腰を上げて掃除を始めた。
玄関の掃除を終えるとリビングの掃除に掛かった。
4月の半ばだというのに汗ばむほどの陽気で、珠美は風を通そうと窓ガラスを少し開いた。
レースのカーテンを揺らして風が通り抜けていった。
掃除を再開した途端にインターフォンから来客を告げるチャイムが鳴った。
“こんな時間に一体誰かしら?”珠美は掃除機の電源を切ると額に薄っすらと浮かんだ汗を手の甲で拭ってからインターフォンの受話器を取り上げて耳に当てた。
「はい・・」
「小母さん僕だよ・・誠一だよ」
「えっ!・・・・・・」
珠美は絶句したまま次の言葉が出て来なかった。
「どうしても小母さんが忘れられなくて・・それでまた来たんだ」
「なっ・なっ・何を言ってるのよ・・も・もう会わないって言った筈よ」
珠美は自分でもうろたえているのが判った。
「判ってるよ・・でもどうしても忘れられなくて、会いたくなったんだ」
「そんなぁ・・二度と来ないでって言ったのに・・」
「だってもう会いたくて堪らないんだよ・・会うだけで良いからここを開けてよ」
「駄目よ、この前もそんな事を言たじゃあないの・・帰って・・」
「今日は本当だって・・本当に会うだけでいいんだ」
「またそんな事を言って、貴方にはもう会わないって決めたの・・迷惑だから帰って・・」
「会ってくれなきゃ、ここを退かないから・・小母さんの事が忘れられないんだ・・お願いだからもう一度だけ会ってよ」
「もう二度と会わないって言ったのに・・」
このままでは誠一は何時までも玄関先から帰りそうも無いと感じた珠美は渋々受話器を戻した。
珠美は重い足取りで玄関に足を運び仕方なくドアを開けて顔を覗かせると怒りの表情で誠一を睨み付けた。
誠一は少し怯んだ様な表情を見せた。
「如何してまた来たのよ・・もう来ないでって言った筈よ」
「来たら怒られるのは判ってたけど・・どうしても小母さんが忘れられないんだ」
「そんな事を言われても・・私はもうあなたの事を忘れたわ・・お願いだからもう帰ってよ」
「本当?・・本当に小母さんは僕の事忘れたの?」
「えっ?・・えぇ、忘れたわ」
「僕のセックス良くなかったの?」
「んなっ・・藪から棒に何を言い出すのよ」
「僕は小母さんとのセックス凄く良かったよ・・だから忘れようとしても小母さんの事が忘れられないんだ」
「嫌!・・そんな話止めてよ・・誰かに聞かれたら如何するのよ」
近所の目と耳が気になる珠美は落ち着きを無くし、頻繁にドアから顔を出して外の様子を窺った。
「誰かに聞かれても僕は平気だよ・・本当の事だからね」
「そんなぁ・・そっちは平気でもこっちは困るのよ・・もうしょうがないわねぇ」
このままでは一向に埒があかないと思った珠美は近所の目を窺う様に外を覗いて左右に目を配るとそっと誠一を家に引き入れてドアを閉めた。
リビングで落ちついて話をすれば判って大人しく帰ってくれるかもしれないと淡い期待を持つ反面、誠一が話だけで帰る積りなど更々無いだろう事も珠美は十分に承知していたが、玄関先でこのまま押し問答を続ける訳にはいかなかった。
誠一を引き入れて近所の目を気にする必要が無くなると珠美は安堵してほっと大きな溜息を付いた。
誠一はもう靴を脱いであがりかまちに上り始めていた。
「ちょっ・ちょっと・・・・」
珠美は咄嗟に口を開いたが、その後の言葉が続かない。
あがりかまちに上ってしまった誠一は振り向いて珠美が上るのを待っている。
「もぅ、しょうが無いわねぇ・・」
珠美は誠一を睨み付けながらも、極自然に後ろ手に玄関のドアをロックしてしまった。
誠一が大人しく帰る事を密かに願っている筈なのに、誰にも邪魔されない二人だけの密室を自分の手で作ってしまう事に珠美は自分でも説明のつかない矛盾を感じながら。
誠一の来訪の目的が重々判っていて、家に入れたが最後、大人しく帰る事など万に一つも有り得ないのが判っていながら、結局招き入れ、おまけにドアまでロックしてしまったのである。
珠美は誠一を先導してリビングに向かって歩き始めたが、頭の中がボォーとして足が床に着いていなかった。
リビングに足を踏み入れた二人は向かい合ってソファ座った。
話は先程インターフォン越に交わした会話の蒸し返しになり、珠美は最初の内こそ怒りを込めて罵る様に喋ったが、途中から大人気ないと悟り余り口を出さなくなった。
コードの先がコンセントに刺さったままで放置された掃除機の傍でレースのカーテンが風に揺れている。
珠美はカーテンが風に吹かれてそよいでいるのをぼんやり眺めながら誠一の話を聞き流していた。
「小母さんとのセックスが忘れられないんだ」
誠一は何度と無くこの台詞を口にした。
珠美の脳裏に先日のベッドの上での痴態が浮かび上がっていた。
我を忘れて半狂乱になって快楽を貪ったあの時の光景が。
そして恐れようとしていた誠一の肉棒が今はっきりと珠美の脳裏に浮かび上がっていた。
自分では忘れた積もりだったが、そうではなかった事を珠美は思い知らされた。
「小母さんとのセックスが忘れられないんだ」
誠一はまたもや同じ台詞を口にした。
“私だって貴方とのセックスが忘れられない・・”珠美は口にこそ出さなかったが自身でそう認めない訳にはいかなかった。
忘れた積りだったのに誠一の肉棒の呪縛から解放されてはいなかった自分を珠美は今はっきりと認識した。
そしてその事は取りも直さず誠一と三たび身体を交える事を密かに望んでいる自分の存在に珠美自身が気付いた瞬間だった。
頭ではこのまま何も無しで誠一を帰さなければいけないと判っているのに、身体がそれを望んではいない事に珠美は気付いたのだ。
誠一の肉棒を欲して股間は疼き始めていた。
珠美は悟られぬようにそっと股間をモジ付かせた。
思えば、ドアをロックしたのも肉棒を欲しがる潜在意識下の自分がそうさせたに違い無いのだ。
珠美は股間をモジ付かせながら、哀れで悲しい女の性を感じない訳にはいかなかった。
言葉で如何繕おうが潜在意識がそれを望んでいるのであれば如何あがいても所詮なるようにしかならないと珠美は思った。
その事に気付くと、誠一を家に入れて後ろ手にドアをロックした時点で誠一の目論見に対して免罪符を与え、三たび彼に抱かれる事を暗に認めてしまったも同然だと珠美は思った。
誠一も私が後ろ手にドアをロックするのを見ていて、きっと私の本心に気付いたに違いない。
彼を家に入れたのも、後ろ手にそっと玄関の鍵をロックしたのも全て潜在意識下で自分がそれを望んだからに他ならなかったからだと珠美は改めてそう思った。
潜在意識がそう望んでいるのなら無駄な悪あがきはもう止そうと珠美は思った。
自ら進んで積極的に振舞うのは少しばかり抵抗が有るが、所詮成る様にしか成らないのであれば悪あがきはせずに自然に身を任せようと珠美は思った。
誠一を迎え入れて20分が経過しようとしていた。
反論しなくなって暫らく時間が経ったのできっと観念したと思ったのだろう、誠一は立ち上がって珠美の隣に席を移動してきた。
肩を抱き寄せられた時も珠美は敢えて抵抗しなかった。
直ぐに誠一に唇を奪われた。
誠一の舌が分け入ってきた時も自分から絡め返していた。
舌を絡め合いながら服の上から身体を弄られた。
二人の呼吸が次第に荒くなり、珠美の胸も自然にあえぎ始めていた。
スカートの裾から差し込まれた誠一の右手が太股をゆっくり這い上がり、パンティーに達した時には、珠美は既に女陰をしとどに濡らしていた。
クロッチ越しに割れ目に沿って右手を彷徨わせる誠一の直ぐその事に気付いたようで、レース地のパンティーのサイドから差し込んだ指が直接女陰に触れてきた。
「凄い・・もうビチョビチョだよ・・」
「あぁ~~ん・・だって貴方がそんな事をするから・・」
「まだ何もしてないよ・・本当はおばさんだってエッチしたいんでしょ?」
「・・・・・・」
珠美は頬を染めて俯いているだけで何も答えなかった。
「寝室へ行こう」
誠一はそう囁くと急に立ち上がって珠美の手を引いた。
夫婦の愛を育む為の寝室も、先日一度そこで抱かれてしまっていたので、もう禁断の場所でも何でもなかった。
立ち上がった珠美は誠一に肩を抱かれると重い足取りで歩き始めた。
寝室へ入ると二人はベッドに並んで腰を降ろした。
直ぐに誠一は着ている物を脱がし始め、珠美はあっと言う間に全裸にされてしまった。
誠一も慌ただしく自分の衣服を脱いで全裸になった。
「そこに横になって・・」
逆らわずに成り行きに身を任せようと決めた珠美は誠一の言葉に素直に従ってベッドに仰向けに寝た。
後れてベッドに上がった誠一の肉棒は既に完全に勃起していた。
この半月の間、珠美を悶々とさせて寝苦しい幾夜を過させた誠一の肉棒が今珠美の手の届く所にその存在を誇示するように反り返っている。
珠美の股間は新たにジュンと濡れた。
珠美はゆっくり膝を立て、脚を心持開いた。
ベッドが微かに揺れた。
レースのカーテンを揺らして風が通り抜けていった。
掃除を再開した途端にインターフォンから来客を告げるチャイムが鳴った。
“こんな時間に一体誰かしら?”珠美は掃除機の電源を切ると額に薄っすらと浮かんだ汗を手の甲で拭ってからインターフォンの受話器を取り上げて耳に当てた。
「はい・・」
「小母さん僕だよ・・誠一だよ」
「えっ!・・・・・・」
珠美は絶句したまま次の言葉が出て来なかった。
「どうしても小母さんが忘れられなくて・・それでまた来たんだ」
「なっ・なっ・何を言ってるのよ・・も・もう会わないって言った筈よ」
珠美は自分でもうろたえているのが判った。
「判ってるよ・・でもどうしても忘れられなくて、会いたくなったんだ」
「そんなぁ・・二度と来ないでって言ったのに・・」
「だってもう会いたくて堪らないんだよ・・会うだけで良いからここを開けてよ」
「駄目よ、この前もそんな事を言たじゃあないの・・帰って・・」
「今日は本当だって・・本当に会うだけでいいんだ」
「またそんな事を言って、貴方にはもう会わないって決めたの・・迷惑だから帰って・・」
「会ってくれなきゃ、ここを退かないから・・小母さんの事が忘れられないんだ・・お願いだからもう一度だけ会ってよ」
「もう二度と会わないって言ったのに・・」
このままでは誠一は何時までも玄関先から帰りそうも無いと感じた珠美は渋々受話器を戻した。
珠美は重い足取りで玄関に足を運び仕方なくドアを開けて顔を覗かせると怒りの表情で誠一を睨み付けた。
誠一は少し怯んだ様な表情を見せた。
「如何してまた来たのよ・・もう来ないでって言った筈よ」
「来たら怒られるのは判ってたけど・・どうしても小母さんが忘れられないんだ」
「そんな事を言われても・・私はもうあなたの事を忘れたわ・・お願いだからもう帰ってよ」
「本当?・・本当に小母さんは僕の事忘れたの?」
「えっ?・・えぇ、忘れたわ」
「僕のセックス良くなかったの?」
「んなっ・・藪から棒に何を言い出すのよ」
「僕は小母さんとのセックス凄く良かったよ・・だから忘れようとしても小母さんの事が忘れられないんだ」
「嫌!・・そんな話止めてよ・・誰かに聞かれたら如何するのよ」
近所の目と耳が気になる珠美は落ち着きを無くし、頻繁にドアから顔を出して外の様子を窺った。
「誰かに聞かれても僕は平気だよ・・本当の事だからね」
「そんなぁ・・そっちは平気でもこっちは困るのよ・・もうしょうがないわねぇ」
このままでは一向に埒があかないと思った珠美は近所の目を窺う様に外を覗いて左右に目を配るとそっと誠一を家に引き入れてドアを閉めた。
リビングで落ちついて話をすれば判って大人しく帰ってくれるかもしれないと淡い期待を持つ反面、誠一が話だけで帰る積りなど更々無いだろう事も珠美は十分に承知していたが、玄関先でこのまま押し問答を続ける訳にはいかなかった。
誠一を引き入れて近所の目を気にする必要が無くなると珠美は安堵してほっと大きな溜息を付いた。
誠一はもう靴を脱いであがりかまちに上り始めていた。
「ちょっ・ちょっと・・・・」
珠美は咄嗟に口を開いたが、その後の言葉が続かない。
あがりかまちに上ってしまった誠一は振り向いて珠美が上るのを待っている。
「もぅ、しょうが無いわねぇ・・」
珠美は誠一を睨み付けながらも、極自然に後ろ手に玄関のドアをロックしてしまった。
誠一が大人しく帰る事を密かに願っている筈なのに、誰にも邪魔されない二人だけの密室を自分の手で作ってしまう事に珠美は自分でも説明のつかない矛盾を感じながら。
誠一の来訪の目的が重々判っていて、家に入れたが最後、大人しく帰る事など万に一つも有り得ないのが判っていながら、結局招き入れ、おまけにドアまでロックしてしまったのである。
珠美は誠一を先導してリビングに向かって歩き始めたが、頭の中がボォーとして足が床に着いていなかった。
リビングに足を踏み入れた二人は向かい合ってソファ座った。
話は先程インターフォン越に交わした会話の蒸し返しになり、珠美は最初の内こそ怒りを込めて罵る様に喋ったが、途中から大人気ないと悟り余り口を出さなくなった。
コードの先がコンセントに刺さったままで放置された掃除機の傍でレースのカーテンが風に揺れている。
珠美はカーテンが風に吹かれてそよいでいるのをぼんやり眺めながら誠一の話を聞き流していた。
「小母さんとのセックスが忘れられないんだ」
誠一は何度と無くこの台詞を口にした。
珠美の脳裏に先日のベッドの上での痴態が浮かび上がっていた。
我を忘れて半狂乱になって快楽を貪ったあの時の光景が。
そして恐れようとしていた誠一の肉棒が今はっきりと珠美の脳裏に浮かび上がっていた。
自分では忘れた積もりだったが、そうではなかった事を珠美は思い知らされた。
「小母さんとのセックスが忘れられないんだ」
誠一はまたもや同じ台詞を口にした。
“私だって貴方とのセックスが忘れられない・・”珠美は口にこそ出さなかったが自身でそう認めない訳にはいかなかった。
忘れた積りだったのに誠一の肉棒の呪縛から解放されてはいなかった自分を珠美は今はっきりと認識した。
そしてその事は取りも直さず誠一と三たび身体を交える事を密かに望んでいる自分の存在に珠美自身が気付いた瞬間だった。
頭ではこのまま何も無しで誠一を帰さなければいけないと判っているのに、身体がそれを望んではいない事に珠美は気付いたのだ。
誠一の肉棒を欲して股間は疼き始めていた。
珠美は悟られぬようにそっと股間をモジ付かせた。
思えば、ドアをロックしたのも肉棒を欲しがる潜在意識下の自分がそうさせたに違い無いのだ。
珠美は股間をモジ付かせながら、哀れで悲しい女の性を感じない訳にはいかなかった。
言葉で如何繕おうが潜在意識がそれを望んでいるのであれば如何あがいても所詮なるようにしかならないと珠美は思った。
その事に気付くと、誠一を家に入れて後ろ手にドアをロックした時点で誠一の目論見に対して免罪符を与え、三たび彼に抱かれる事を暗に認めてしまったも同然だと珠美は思った。
誠一も私が後ろ手にドアをロックするのを見ていて、きっと私の本心に気付いたに違いない。
彼を家に入れたのも、後ろ手にそっと玄関の鍵をロックしたのも全て潜在意識下で自分がそれを望んだからに他ならなかったからだと珠美は改めてそう思った。
潜在意識がそう望んでいるのなら無駄な悪あがきはもう止そうと珠美は思った。
自ら進んで積極的に振舞うのは少しばかり抵抗が有るが、所詮成る様にしか成らないのであれば悪あがきはせずに自然に身を任せようと珠美は思った。
誠一を迎え入れて20分が経過しようとしていた。
反論しなくなって暫らく時間が経ったのできっと観念したと思ったのだろう、誠一は立ち上がって珠美の隣に席を移動してきた。
肩を抱き寄せられた時も珠美は敢えて抵抗しなかった。
直ぐに誠一に唇を奪われた。
誠一の舌が分け入ってきた時も自分から絡め返していた。
舌を絡め合いながら服の上から身体を弄られた。
二人の呼吸が次第に荒くなり、珠美の胸も自然にあえぎ始めていた。
スカートの裾から差し込まれた誠一の右手が太股をゆっくり這い上がり、パンティーに達した時には、珠美は既に女陰をしとどに濡らしていた。
クロッチ越しに割れ目に沿って右手を彷徨わせる誠一の直ぐその事に気付いたようで、レース地のパンティーのサイドから差し込んだ指が直接女陰に触れてきた。
「凄い・・もうビチョビチョだよ・・」
「あぁ~~ん・・だって貴方がそんな事をするから・・」
「まだ何もしてないよ・・本当はおばさんだってエッチしたいんでしょ?」
「・・・・・・」
珠美は頬を染めて俯いているだけで何も答えなかった。
「寝室へ行こう」
誠一はそう囁くと急に立ち上がって珠美の手を引いた。
夫婦の愛を育む為の寝室も、先日一度そこで抱かれてしまっていたので、もう禁断の場所でも何でもなかった。
立ち上がった珠美は誠一に肩を抱かれると重い足取りで歩き始めた。
寝室へ入ると二人はベッドに並んで腰を降ろした。
直ぐに誠一は着ている物を脱がし始め、珠美はあっと言う間に全裸にされてしまった。
誠一も慌ただしく自分の衣服を脱いで全裸になった。
「そこに横になって・・」
逆らわずに成り行きに身を任せようと決めた珠美は誠一の言葉に素直に従ってベッドに仰向けに寝た。
後れてベッドに上がった誠一の肉棒は既に完全に勃起していた。
この半月の間、珠美を悶々とさせて寝苦しい幾夜を過させた誠一の肉棒が今珠美の手の届く所にその存在を誇示するように反り返っている。
珠美の股間は新たにジュンと濡れた。
珠美はゆっくり膝を立て、脚を心持開いた。
ベッドが微かに揺れた。
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