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長野ライチョウ卵、無事到着 大町山岳博物館
国の特別天然記念物ニホンライチョウの保護増殖事業で、環境省は十五日、上野動物園で産まれた有精卵三個を大町市立大町山岳博物館に移した。鳥羽章人館長は「慎重に取り扱い、ヒナを誕生させたい」と話した。 上野で産まれた卵の一部を大町でふ化させて飼育し、大町で産まれた個体とつがいにする狙い。繁殖には、両親が異なる別施設で産まれた個体をつがいにする必要があるためだ。 三個の卵は、携帯型ふ卵器に入れられて北陸新幹線でJR長野駅に着き、同駅からは車で同館に運ばれた。移された卵は五月二十三〜二十八日に産まれ、六月二十日前後にふ化する見通し。 同省は、今月下旬には富山市ファミリーパークで産まれた卵を上野動物園に、七月上旬には大町市立大町山岳博物館で産まれた卵を同パークに移す方針だ。 (林啓太) PR情報
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