はじめまして。
終活カウンセラーの佐々木と申します。
私は周りが就活をしている21歳という年齢で「終活」を始め、この一年間たくさんの終活をしている方や終活に携わっている方のお話しをお聞きしました。
まだまだ終活について勉強を始めたばかりの新米ですが、自分がこの1年間感じたことを文章に残しておこうと思います。
先日、海外テロにより目の前で奥様を亡くされた方にお話しを伺う機会がありました。
「死というものはいつ訪れるかわかりません。」
言葉としては理解していても、このような経験をされた方から直接聞くと重みが桁違いでした。
こういう事件が起こっているのはニュースなどで知っていたのに、今までは自分とは別世界のものと感じてしまっていたのです。
人間はいつかは「死」というものに直面します。
そんな誰もが通る道に向き合って準備をする大切さを、終活に関わる方とお話しをする度に強く感じます。
そのときまでどんな生き方をするか、どんなお葬式をしてどういう供養をされたいか。
終活をした結果、全てを遺族に任せると決めるというのも1つの選択肢です。
自分の人生を振り返り、1度は終わりについても考えてみることが大事なのではないでしょうか。
そうはいっても現在の日本では、大事なことだと分かっていざ終活をしようと思ったが、誰に相談して何から始めればいいのかわからないという問題があります。
そんな問題を解決するために私たちは、
「一人ひとりの終活に寄り添う」という事業ミッションを持つ「終活ねっと」を立ち上げました。
「寄り添う」というのは非常に難しいことです。
人生の数だけ終活はあります。
そんな多様なものに寄り添うことは不可能だというご意見もあるでしょう。
しかし、この上なく難しいことだというのは分かった上で、私たちはこの事業ミッションを掲げようと決めました。
まだまだ未熟なサイトですが、将来的には本当に正しい情報とサービスだけを伝え、あらゆる悩みを解決できる暖かいサイトにします。
形式だけの情報提供ではなく、一人ひとりに向き合い、関わっている全ての方のためになるようなものを作れれば、すごく素敵なサイトになるのではないでしょうか。
そんなサイトの実現に向けて、今後も様々な方のお話しを聞いたりしながら終活についての知識を深めていきたいと思います。