「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」見逃し動画ここで観ます
いいドラマだという評価がようやく浸透してきたようです
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第8話です。最近は視聴率も回復してきてよかったです。いいドラマだという評価がようやく浸透してきたようです。最終回も近いのが残念ですが。さて、第8話は構成が複雑で、老婆の死に関するヒューマンなお話と20年前の臼淵日和死亡事件の続きです。
この2件は全く無関係な話です。まず、主人公・館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)と博物館の同僚・志倉愛理(新川優愛)が櫻子とともに山に動物の骨を探しに行き、偶然白骨死体を見つけます。場所は崖下。実はこの死体、正太郎の中学時代の同級生・鴻上百合子(小林涼子)の祖母の死体だったのです。祖母は半年前から行方不明になっていました。
百合子の祖母には介護していた認知症の夫がおり、老々介護の疲れが原因で崖から飛び降りたものと判断されました。百合子は自分がもっと手を尽くしていればと自責の念に駆られます。遺体発見の礼に来たそんな百合子に「忘れろ」とあっさり言い放つ櫻子(観月ありさ)。最初の頃だったら、「なんてこと言うんですか?」と食って掛かりそうな正太郎ですが、黙っています。
見掛けの冷たい言葉の裏に隠された櫻子の心の内、その哀しみや洞察がようやく理解できるようになったようです。その後、なんだかんだあって、鴻上家にやってきた櫻子と正太郎、何枚かの絵が飾ってあるのを見つけます。認知症になる前に、百合子の祖父が描いたもの。1枚は高みから見た夕暮れの景色でした。
遺体発見現場に花を供えたいと百合子が言い、3人は崖下へ。櫻子の誘いでさらに崖の上に登ります。そこで見た光景は・・・。そう、祖父の描いた絵の景色だったのです。櫻子は推理します。「ここは東向きだ。つまり、絵の太陽は夕日ではなく朝日。祖母は夜半に夫との思い出の地を訪れ、朝日を浴びて気持ちを高めようとした。その時、崖の花でも採ろうとして転落したのだ」と。
黒幕が誰かは難しいですね
自殺ではなく事故だったのだ。百合子はこの推理に救われます。なんていい推理でしょう。貴族探偵ではあり得ない名推理。ぶっちゃけ、そんなに説得力のある推理ではありませんし、櫻子自身も本当にそう思っているのかはわかりません。ただ、これで確実に百合子の心は救われます。
さて、上の「なんだかんだあって」の部分が、20年前の臼淵日和死亡事件の続き。これは、第5話以降、博物館の磯崎(上川隆也)のかつての生徒たちの事件とも共通する蝶形骨抜き取りがあった事件です。事件関係者は自殺として処理されていましたが、櫻子は事件関係者に当たっていたのです。
その結果、自殺の原因とされている情報が日和の妹・臼渕沙月(櫻井淳子)から出ていることを突き止めます。老婆死亡事件解決後、櫻子は、沙月が情報を操作して日和が自殺してもおかしくない状況をつくり、その中で日和を殺害したのではないか、と考えます。そんな折、沙月が櫻子を訪ねてきます。なぜ昔の事件を今更嗅ぎ回るのか?
そう問い掛ける沙月に、沙月の犯行を確信する櫻子。そして、医学的知識の乏しい沙月の背後に黒幕がいるはずだと沙月を問い詰めますが、なんとそこへ、正太郎がやってきました。その隙に刃物を取り出す沙月。沙月は櫻子を刺そうとしますが、正太郎が割って入り腹部を深々と刺されてしまいました。動揺する櫻子を尻目に沙月は逃走。
次回、沙月が自首するようですが、黒幕が誰かは難しいですね。推理ドラマの王道としては、これまでの登場人物のはずですが、博物館では、磯崎(52)が植物マニア、谷上(38)が地質マニア、館長の杉森(63)が専門不明(カッコ内は演じている俳優の実年齢)。次回は30年前の事件も出てくるので、谷上は年齢的に難しい。本命は磯崎ですが、対抗が櫻子の叔父・設楽眞理(柴俊夫(70))、大穴が館長の杉森かなあ。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」見逃し動画はここで観ます⇒FOD(フジテレビオンデマンド)
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