詐欺師というのは、あの手この手で詐欺を働くものなのですが悪徳業者の手口として”売買契約をした後に減額をしてくるという詐欺”があります。
今回僕が遭遇した車買取詐欺がまさしくこのタイプで、ざっくりとその詐欺の内容をご説明しますと、
僕「車を売りたいんですけど」
悪徳業者「そうですね~。大体120万くらいですね!今日契約してくれれば、もう少し色つけますよ~^^125万でどうっすか^^」
僕「そんなに高く!?じゃぁお願いします!」
ここで悪徳業者というのは、どこよりも高く、相場よりもはるかに高額な査定額を提示してくるのがポイントです!!!!
そして契約。お金は後日振り込まれるという事に。
振込みの日になってオーナーが振り込み額を確認。
すると、125万円で売ったはずなのに20万円しか振り込まれていない。
スグにクレームの電話を入れました。
僕「20万しか振り込まれないんだが!?」
悪徳業者「ああ、車を買い取った後にかなり重大な過失が見付かってしまいまして~。オークションの相場相当に減額させていただきました^^」
僕「ハァ!?」
悪徳業者「でもこれ、契約書にしっかり書かれていましたよ~?」
とかぬかしやがる!!
僕「だったら車を返してくれ!!!こんな安いんじゃ売れないだろう!!」
と言っても、
悪徳業者「いやいや、お客さん既に車売ってますから(笑)今更キャンセルとか無いっすよ(笑)」
こういう悪徳業者って実際に存在するんです!!!
というか遭遇しました!
車を売る時に、契約書って必ずあるものなのですがこの契約書に書かれている契約内容は目を皿にしてしっかりと確認しましょう!
多くの方は、表面のざっくりとしたことは読むけれど、胡麻みたいに細かいちっちゃい文字で書かれている約款などは読んでいないことが多いです。
全部を読んで理解してチェックするってかなり時間が掛かってしまいますし、何よりも面倒くさいんですよね。
しかも、売り手側も面倒くさいんで説明しないことが多いのも特徴。
悪徳業者の場合、自分らが不利になるようなことはマジで説明しませんし、言いませんし、教えてくれないことが殆どなのです。
ですので、自分がしっかり確認をしなければならんのです!!
契約内容をざっくりとしか読んでいなかったり、約款に目を通すことをしなかった場合、後になって「ハァ!?」となることが多いです。
実際、この契約書の未確認によって詐欺に遭ったというのが多いので契約書や約款は時間が掛かってもしっかりと確認をして、それから契約書にサインをするようにしましょう。
こういった詐欺に遭わないようにするためには、先ほどの”契約内容や約款をしっかりと確認する”という事のほかにも色々あります。
・大手に査定を依頼すること
規模が大きい大手の買取業者というのは詐欺紛いなことは出来ません。そして最近はこういった詐欺がかなり増えてきているので、契約についてはかなりシビアになっているのが大手買取業者です。契約に関しては念入りに行っているのもポイント。安心して契約が出来るのも大手買取業者だからこそなのです。
・口約束は信用出来ない!
口約束というものは、なんの効力もありません。ですので、口頭ではなく必ず一筆もらうようにしましょう。これは「うちだと〇〇万円ですね~」といった感じの内容でも、です!一筆の場合、法的にあまり拘束力は無いものの口頭で約束するよりもマシです。買取額など大事なことはクチだけではなくしっかりと証拠に残るように一筆頂きましょ。
・キャンセルの確認しておく
万が一、納得がいかないとなったときにどうすればキャンセルできるのか、キャンセルすることになったらどうなるのかを契約する前に確認しておきます。キャンセルについては契約書の下の方にちっさく書かれていることが多いです。こういった細かいところもしっかり読んで、キャンセル時の違約金は無しにしてと営業マンに交渉するのもオススメです。その際も口頭ではなく、一筆頂くようにしてくださいね。いざキャンセルになったとき、違約金なんて聞いてない!!とトラブルの元にもなるのでこの辺もキャンセルの有無に関わらずチェックしておきましょう。
売買契約を結んでしまい、取引も終了してしまった後の事件ってどうしようもないことが多いです、詐欺師だってそれが狙いでそういう事をやっているので・・・。
ですので、やはりトラブルを回避するためにはあまり名前の聞いたことがない業者は極力利用しないようにしましょう。
後から難癖をつけて買い取り額を減税したり、そもそもお金を振り込まなかったりする悪徳業者は実際本当に居ます!
こういった詐欺に遭わない為にも、出来るだけ大手を利用するようにしましょう。
何度も言いますが、車でもなんでも”契約書や約款はしっかり確認すること”!!これ、凄く大切です!!