神木隆之介出演映画おすすめ5選！『るろうに剣心』『バクマン』と変幻自在の演技派人気俳優！

原作の大ファンも多く実写化は不可能かと目された『るろうに剣心』ですが、キャスティングや演出の素晴らしさが光り、現代邦画の代表作ともなりました。

神木隆之介が演じる瀬田宗次郎は、幼いころ激しい虐待を受けたことから感情が欠落してしまった剣豪。
原作でも幼さが残り常に微笑んでいる一方、残忍に人を斬る二面性が激しいキャラクターが話題の映画。

そんな瀬田宗次郎のイメージがぴったりだとファンからのコールもあった神木隆之介は、見事にこの難しい役どころを演じきっています。
実は神木隆之介本人が『るろうに剣心』の大ファンで、本人も瀬田宗次郎役を演じたいと言っていたそうです。

本人の愛も大きい本作では、本格的殺陣を舞うように演じる神木隆之介の姿も見られます！
これぞ神木隆之介、と拍手を送りたい一作ですね。

漫画家を目指す二人の少年の青春劇を描いた『バクマン』。
漫画家の血を受け継ぐ真面目な絵の天才サイコーと、チャラい秀才でシナリオを担当するシュージンという二人のメインキャラクター。

実写化が発表された当時、神木隆之介は真面目で絵を描く姿も様になりそうなので誰もがサイコー役と話題にしていました。
しかし、なんと神木隆之介が演じたのはシュージンのほう。
普段と全く違うコミカルな役柄なのでファンもびっくりしてしまいました。

作品が公開されると、原作のイメージにピッタリな表情や仕草に高評価が。
真反対だと言われる役もこなしてしまう、神木隆之介の演技力に惚れちゃいますね。

大人気少女漫画を実写化した本作で神木隆之介が演じるのは、主人公櫻井いちこの脳内の思考という大変むずかしい役柄。

いちこの脳内には、ネガティブな思考回路、直感、記憶などが同居しており、常に議論しているのですが、神木隆之介は『ポジティブな思考回路』を司る石橋を演じます。

恋愛で頭が混乱し、葛藤する主人公の気持ちの中で常に「なんとかなる」と応援し続ける神木隆之介の姿はとっても愛らしいです。
自分の中にもあるポジティブな精神が神木隆之介の姿だったら…なんて想像をしちゃう作品です。

何かの役柄を演じるには色々な感情が混ざり合いますが、この作品では『ポジティブ』だけを抽出した演技が見どころです。
スーツ姿で脳内で奮闘する神木隆之介に応援されたい方は、ぜひチェックしてみてください。

神木隆之介というと、どちらかというと真面目・清純・知的といった印象を出すのがうまい俳優かと思いますが、本作では真逆の存在を演じます。

人間が能力や生きられる環境、貧富などの様々な要因で2分化された世界。
神木隆之介が演じるのは、貧困にまみれながら太陽のもと生きる劣勢の少年・鉄彦です。
裕福で知的で感情をコントロールでき、太陽を見ると死んでしまうこと以外は何もかもが秀でた超人類・ノクスに憧れる鉄彦は、なんとかノクスになりたいと願います。
自分が置かれた環境からもっと良い場所へ…と願ってやまない姿は、とても動物的で身につまされるまっすぐさがあります。

そして、その願いが叶わないと知った時の鉄彦の劣等感まみれの感情は必見です。
神木隆之介がこんな顔するのか…と息を呑んでしまいます。
たまにはこんな汚れた神木隆之介を見るのも悪くないですね。
ラストの表情は、物語の全てを胸にしまい込むための名演が光ります。

大人気のマンガを実写化した『3月のライオン』では神木隆之介は棋士の役を演じます。
孤独と過去を背負いながら知的な主人公・桐山零の繊細な表情を演じる神木は、またまた原作通りのイメージと大評判。
少し神経質なところもあり、なかなか人を寄せ付けない雰囲気を放つ零ですが、心温かい周囲の人との交流によって少しずつ心のぬくもりを取り戻していきます。

本作のみどころは、神木隆之介の不器用な笑顔。
人の優しさや暖かい居場所に触れた時、小さくなのですが本当に幸せそうに笑う神木の表情が心に残ります。
もちろん、天才棋士の風格を放つ将棋のシーンも美しいですよ。

意外と知らない方も多いのですが、世界を圧巻した超大ヒット作『君の名は。』の主人公・瀧の声優はなんと神木隆之介です。
一生懸命にヒロイン・三葉を救おうとする姿に胸打たれた方も多いのではないでしょうか。
声優として活躍する神木隆之介も、ぜひチェックしてみてくださいね。

神木隆之介はどんな役でもまっすぐに向き合い自分のものにする、とてもまっすぐな俳優です。
今後もマンガの実写化や舞台などでの活躍が決まっている神木隆之介の活躍から目が離せませんね。