観光するということはどういうことなのか
観光だけでは、表面上のものしか見えない。
じゃあおまえは本質がわかっているのか?
などと言われれば、そうとも言い切れない。
しかし、これだけは言える。
有名な、綺麗な、美しい、世界遺産を見ても、結局そこでおわりなのだ。
別に人生観なんて変わるほど、人間の人生弱くない。
「変わった」と納得させたい弱い人間なだけなのだ。
わたしたちが、見たいものを見て、楽しんで、幸せー!!と言っている横で、
どうしようもない差別や、届かない叫びを上げている人がいる。世界中からため息がもれている。
それでも私たち旅人が幸せだと声高らかに叫ぶことなど、どれだけ、鈍感なのだ。
観光地を見ることに価値なんてない
それでも私たちは、気がついている。道路に物乞いがいることを。
わたしたちの視線には入っているが、心の中には届かない。
結局どこまでたっても、他人事なのだ。いや、それが普通なのだ。人間なのだ。
旅をしている時点で、所有している財産に違いがある。そんなの当たり前だ。
私たちが、貴重なお金と時間を割いてまで、旅をする必要があるのは、
そうした人たちを直視し、痛みを共有し、次のアクションを起こすことだろう。
綺麗な観光地を見てまわる。そこに何の価値もない。
それならば、友達と旅行で、楽しい時間を過ごせ。
たかがバックパッカー、されどバックパッカー、
私たちのこの自由な時間をもう一度考え直さなければいけないと思う。
と、反対の意見も載せておきますw