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映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。アート作品からB級Z級なんでも見るが趣味趣向はかなり偏ってる・・・。

若葉学園 チェリーボーイズ

2010年08月02日 | 城定秀夫監督作品
2009年 日本 セクシー/学園物/Vシネ
監督/城定秀夫 脚本/小松公典、城定秀夫
出演/次原かな、榊原順、吉川けんじ、松浦祐也、大友さゆり、あのあるる
   呑山仁奈子、吉岡睦雄、砂塚貴彦、いとう美羽、森羅万象、金原亭世之介
(70点) 城定節炸裂の定番学園コメディ

海の見える地方都市にある若葉学園。そこに秋葉原から高ビーな美少女次原かなが転校してくる。コスプレをこよなく愛する次原かなはコスプレ部を作り、弱小落語研究会の部室に強引に間借りする。落語をこよなく愛するオチ研の部長榊原順は次原かなに一目ぼれするが素直になれず反目しあう。そこへ地味なクラス委員長がやって来てコスプレの天性の才能を開花させ、オチ研の童貞コンビは童貞を捨てるべく奔走し、順は何故かイケメン漫才コンビと文化祭で演芸対決することに。果たして順と次原かなの恋の行方は?

なかなかとりとめのない話が次から次へと進行する学園コメディで、城定監督マニアのタラガ氏は馴れ合いの仕事だと酷評するが、城定作品のミューズ的存在の持田茜(しじみ)は大好きな作品と絶賛。城定監督らしい定番の学園コメディとして良くも悪くも全てが詰まっているので初心者には安心して薦められる城定映画入門編の快作として楽しめるが、ちょっと盛り込みすぎて次原かなの魅力がもうひとつで、彼女のファンには物足りないかも。落語のクオリティーが低いとか突っ込みどころは多いが期待せずに観れば普通に楽しい一本。

(2010年7月DVD100円レンタルにて鑑賞)

「若葉学園 チェリーボーイズ」解説サイト

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