仲村トオル主演『検証捜査』で平岡祐太、滝藤賢一が訳あり刑事に！ 12名の追加キャスト発表

7月5日（水）放送の「ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス『検証捜査』」（テレビ東京系）で、主演の仲村トオルが左遷された元敏腕刑事を、そのバディとして心に傷を抱える刑事を栗山千明が演じることが発表されていたが本日、6月15日（木）に2人を取り巻く豪華共演陣として、和田正人、平岡祐太、深水元基、高橋光臣、野間口徹、忍成修吾、中村靖日、堀部圭亮、六角精児、金田明夫、滝藤賢一、角野卓造ら12名の出演が発表された。

本作は、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出している警察小説の旗手・堂場瞬一が手掛ける同名小説『検証捜査』（集英社文庫刊）を初ドラマ化。神奈川県警で起こった冤罪事件を検証するため、他府県から事件とは無関係のワケアリ刑事たちを寄せ集めたチーム「特命班」が執念の捜査を展開し、警察内部の闇を暴く様を描く。脚本は、『永遠の0』（テレビ東京系）、『相棒』（テレビ朝日系）シリーズ、『ATARU』（TBS系）の櫻井武晴氏が担当する。

警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎（仲村）に出頭命令が下り、特命班として招集された。メンバーは警察庁の理事官・永井高志（滝藤）、大阪府警の監察官・島村（角野）、北海道警・保井凛（栗山）、福岡県警・皆川慶一郎（平岡）、埼玉県警・桜内省吾（深水）。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治（忍成）にまもなく無罪判決が出るという。期限1カ月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。

神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、揉みあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったという。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大（和田）と再会する。

神谷は2年半前、2人で取調べを行なった東京・大森の事件で、容疑者の酒田誠（野間口）を殴り左遷になり、その事件は今も継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田（高橋）と名乗る男から接触があり、「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」と信じ難い告発が。驚く神谷だったが、検証が進むにつれ県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。

主演の仲村は「登場人物の多くが過去に何らかの失敗をしたり、傷を負っている。僕が演じる神谷も、刑事としても人間としても自分の中では取り返しのつかない大失敗をしているんです。神谷は刑事として特別に優れているわけでもなく、人としても誰かに尊敬されるようなタイプでもないのですが、そこが人間くさくて演じる上で魅力を感じました。仕事でも、そして人としても自信を失うような過去がありますが、“検証捜査”を通じて、乗り越えられなかった傷を背負っていく筋力がつき、背負っているものが少し軽く感じられるようになっていく。そのあたりが、このドラマの中での神谷、そして凛の変化だと思いますし、その過程がドラマチックなのではないか、と…。スーパーマンでもスーパーウーマンでもない登場人物たちが、力強く新たな1歩、2歩を歩き出すというところが多くの人に共感していただけるといいな、と思います」とコメントを寄せている。

本日より特報映像も解禁されている本作。仲村をはじめとした実力派俳優陣が、濃厚なストーリーをどのように彩っていくのか、注目したい。

ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス 『検証捜査』は7月5日（水）21時～テレビ東京系にて放送。