好青年・竹内涼真がキャラ変え? 『過保護のカホコ』で高畑充希の相手役に
女優・高畑充希を主演に迎えて送る、7月クールの新ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)。このほど新キャストが発表され、ドラマ『時をかける少女』(日本テレビ)などでの“爽やか好青年”ぶりが人気の若手俳優・竹内涼真が、本作ではワイルドな役柄で高畑の相手役を演じることが明らかとなった。
本作は、“究極の箱入り娘”として超過保護に育てられた女子大生・加穂子(高畑)が、自分とは正反対の環境で育ったひとりの青年と出会い成長していく様を描いたホームドラマ。脚本を手掛けるのは、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)をはじめ、賛否を呼びながら毎度話題を集める脚本家・遊川和彦氏だ。
今回、竹内は親に捨てられ、養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぐ苦労人の大学生・麦野初。本当は優しいのに、ひねくれ者で常におどけて本性を見せない、まさに“オオカミ少年”のような男。両親という“無菌室”の中で生きてきた加穂子に大きな影響を与える重要な役どころだ。
新たな役どころについて竹内は「一見、辛辣な言葉を投げかけているようで、とてもまともな事を言っていて、おせっかいなようで、とっても優しい少年。でもその優しさを表に出したくないのでは」と分析。
高畑について「共演は初めてですが、一緒に頑張ろうね!と声を掛けていただきました。先日、リハーサルで一緒に演技をやらせてもらったのですが、台本でイメージしていたよりも、掛け合いをスムーズにやる事ができたんです。なので、回を重ねるごとに僕から(演技を)仕掛けていけるようになりたいです」と願望も語りました。
また、一筋縄ではいかない脚本家・遊川氏から与えられた役は「試練」だといい、「自分でもやったことのない役なので、役に関してこんなに悩んでいるのは初めてです…」と語るも、「このタイミングで試練がきたんだと思います。すごく考えて悩んでいるので、これを乗り越えてこの麦野という役をきちんと演じることができたら自分も成長できるのでは」と熱く語っている。
また、竹内のほかにも加穂子を取り巻くキャストも発表。加穂子の母・泉(黒木瞳)の母親で、何事にも動じないで家族という群れを秘かに統率している、まさに“象”のような祖母役には三田佳子。機嫌がコロコロ変わり、どこに飛んでいくか分からない“ウサギ”のような泉の父親・福士には西岡徳馬。泉の妹の夫・衛には佐藤二朗、泉の妹(次女)・環には中島ひろ子、2人でまさに“オシドリ”夫婦役。泉のもうひとりの妹(三女)・節を西尾まりが、その夫・厚司は夙川アトムが、そしてその夫婦の娘で加穂子のいとこ・糸役には久保田紗友。
何を言っても手ごたえがない“ナマケモノ”のように問題はいつも先のばしにしてしまう加穂子の父・正高(時任三郎)の父親・正興役には平泉成。30年前に結婚をしたがすくに別れ、40を過ぎてから“鮭”のように実家に出戻る正高の妹・教子役に濱田マリ。いくつになっても子供をおぶっている“コアラ”のような正高の母親・多枝役は梅沢昌代が演じる。
それぞれの登場人物の特徴になぜか動物が入っており、「高畑充希とゆかいな仲間たち」といった趣きだが、果たして遊川氏がどんな物語を描くのか注目だ。
『過保護のカホコ』は7月より、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。
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プチプチ梱包ドレスをまとった高畑充希(加穂子役)/『過保護のカホコ』-(C) 日本テレビ -
黒木瞳(加穂子の母・泉役)/『過保護のカホコ』-(C) 日本テレビ -
時任三郎(加穂子の父・正高役)/『過保護のカホコ』-(C) 日本テレビ -
竹内涼真(麦野初役)/『過保護のカホコ』-(C) 日本テレビ
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