日本の関東軍が1931年に南満洲鉄道を爆破しました。これを中国軍の仕業だとして、中国の東北地区を侵略しました。これが「満洲事変」です。
中国は南満洲鉄道を爆破していません。日本軍は中国を侵略したいという欲望があり、それを達成するために、「中国軍の仕業」だと嘘をついていたのです。このことは歴史的にも真実であって、日本の歴史教科書にもこのようなことを明記されてあります。
ある日本人の学者は「満洲事変は侵略ではなく自営のための軍事行動」だと主張しています。自営のためなら、日本でやって下さい。「満洲」は中国の領土です。外国の許可なしに軍事行動をするのは迷惑ですし、侵略に等しいです。
以下は松花江上という歌の歌詞です。
我的家在東北松花江上,
那里有森林煤鉱,
還有那満山遍野的大豆高粱。
我的家在東北松花江上,
那里有我的同胞,
還有衰老的爹娘。
“九一八”,“九一八”,
従那個悲慘的時候,
“九一八”,“九一八”,
従那個悲慘的時候,
脱離了我的家郷,
抛棄那無尽的宝蔵,
流浪!流浪!整日価在関内流浪!
哪年哪月,才能回到我那可愛的故郷?
哪年哪月,才能收回我那無尽的宝蔵?
爹娘啊,爹娘啊,甚麼時候才能歓聚在一堂?!
日本語に訳すと、以下のようになります。
わたしの家は東北の松花江の畔にあり,
そこには森林や炭礦があり,
それからその山野には大豆や高粱が満ちあふれている。
わたしの家は東北の松花江の畔にあり,
そこにはわたしの同胞がいて,
それから年取った父母がいる。
“九一八”,“九一八”,
あの悲惨な時から,
“九一八”,“九一八”,
あの悲惨な時から,
わたしの故郷を離れ,
尽きることのない宝の倉を抛棄した,
さすらい!さすらい!来る日も来る日も関内の地を流離う!
何年の何月になったら,わたしのあのすばらしい故郷に帰れることになるのやら?
何年の何月になったら,わたしのあの尽きることの無い宝の倉を取り戻すことができるのやら?
父よ母よ,父よ母よ,いつになったら一緒になって集い楽しむことができるようになることか?!
「張寒暉」(音楽家)が1936年にこの歌を作成されました。この歌詞を読むと、満洲事変がいかに悲惨な事件であるのかが分かるでしょう。