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othiburekizokuさんらが作成した年表の訂正

ライターさん(最終更新日時:2014/1/27)投稿日:

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Yahoo! JAPANの知恵袋にothiburekizokuというIDがいます。彼を中心に以下のような年表を書き込んだのです。

 

◆ 中国侵略の歴史 ◆

1949年 中国がウイグル侵略し占領。植民同化政策。
1950年 中国が朝鮮戦争に参戦。
1951年 中国がチベットを軍事侵略・大量虐殺。
1959年 中国がインドと国境紛争。
1969年 珍宝島で中国軍とソビエト軍が衝突。日本に擦り寄り軍事費倍増を要求。
1979年 中国がベトナムを武力侵略。 中国が懲罰戦争と表明。
1992年 中国が領海法制定により南沙諸島と西沙諸島の領有を宣言。
1995年 中国が歴史的にフィリピンが領有してきたミスチーフ環礁を占領。
1996年 中国が台湾海峡でミサイル発射し台湾を恫喝。
1997年 中国がフィリピンが歴史的に領有してきたスカーボロ環礁に領有権を主張。
同年 中国が日本が固有の領土として主張してきた尖閣諸島の領有を主張。
2000年- 中国の軍艦が日本列島を一周。
中国が尖閣諸島付近で日本の領海内の海底油田調査を敢行。
2004年 中国の「漢級」原子力潜水艦が潜航しながら、日本の領海侵犯。(石垣島・多良間島間)

 

私は以上の年表を一つ一つ訂正しますが、あまり詳しく書き込んでいません。参考程度にすればいいと思います。

1949年 中国がウイグル侵略し占領。植民同化政策。

中国人民解放軍が平和解放する前の新疆は「中華民国新疆省」でした。当時の新疆には青天白日マークの帽子をかぶった軍隊が駐在しました。青天白日とは、中華民国の国章であり、中国国民党のシンボルマークでもあります。つまり、新疆を平和解放する前も、新疆は中国の領土であって、新疆平和解放は侵略ではありません。

 

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n201073

1950年 中国が朝鮮戦争に参戦。

朝鮮戦争中、中国は「中国人民志願軍」を組織して、朝鮮半島に送りましたが、中国が北朝鮮の領土を略奪したことは一切ありませんので、中国側の行為は侵略ではありません。

 

侵略者はむしろ「アメリカ帝国主義(米帝)」です。米帝は国連を利用して、仁川に上陸し、朝鮮半島の北まで侵略しました。米帝が北まで進むと、中国は米帝に侵略されるかもしれないという危険性から、「抗美援朝、保家衛国」というスローガンのもと、中国人民志願軍は朝鮮人民軍と協力して、米帝と戦争したのです。

1951年 中国がチベットを軍事侵略・大量虐殺。

そもそも、中国人民解放軍がチベットを平和解放する前、チベットは中華民国の領土であって、解放軍の行為は侵略ではありません。現在は台湾で施行されている「中華民国憲法」の第120条でも「チベットの自治制度は、保障しなければならない。」と明記されているほどです。

 

チベット平和解放後に十七ヶ条協定が結ばれましたが、第13条には「チベットに進駐する人民解放軍は、前記各項の政策を遵守する。同時に取引きは公正にし、人民の針二今糸一本といえども盗らない。」とされていますから、チベット族に対する大量虐殺は嘘に等しいでしょう。

 

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n203172

1959年 中国がインドと国境紛争。

中国とインドの国境紛争は、7世紀から揉めていることで、中国のインドも、現在において政治解決が困難だということで、リーマンショック以降は経済に特化して辺境地域の問題は暫く双方が大胆な行動はとらないとしながらも、中国も引かないし、インドも引かないから、大使交換はしててもそれは政治的な解決点も模索しています。具体的な土地領有認識は、中国もインドも現国家以前のわだかまりも引き継いでいるので、中印がけりをつければいいのです。どちらが侵略とかいう問題になってません。インドのジャワハルラール・ネルー首相の認識と今のインドの認識ととても違うし、それらは現在と未来の両国がどうなるのを望んでいるのか、ということで、平和を望むなら双方が相手の国情を理解して解決することであって、日本人の価値観や認識は必要ありません。

1969年 珍宝島で中国軍とソビエト軍が衝突。日本に擦り寄り軍事費倍増を要求。

現在の珍宝島は、1991年5月16日に結ばれた中ソ国境協定で中国領とすることで合意されていますから、中国側を侵略者にする必要はありませんし、歴史書の中で、日本に軍事費倍増を要求することは記されていません。しかも、当時の中国と日本は国交を結んでいませんでしたので、軍事費倍増を要求することができるはずはありません。

1979年 中国がベトナムを武力侵略。 中国が懲罰戦争と表明。

ベトナム戦争が終わった後、ベトナムはカンボジアを侵略しました。だから、カンボジアと仲が良かった中国はベトナムに対して懲罰戦争をしたのです。中国側は侵略ではありません。侵略はむしろベトナム側です。

 

そもそも、当時は中国とソ連が対立していました。カンボジアは中国寄り、ベトナムはソ連寄りで、「中国+カンボジアVSソ連+ベトナム」という構図ができたのです。これは社会主義国同士の争いだから、日本を含む西側諸国の介入は不必要です。

1992年 中国が領海法制定により南沙諸島と西沙諸島の領有を宣言。

1995年 中国が歴史的にフィリピンが領有してきたミスチーフ環礁を占領。

1997年 中国がフィリピンが歴史的に領有してきたスカーボロ環礁に領有権を主張。

「サンフランシスコ平和条約」第2条(f)に「日本国は、新南群島及び西沙群島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。 」とされています。南シナ海に関しても中印国境紛争と同様、日本人の価値観や認識は必要ありません。

 

実は中華民国の時代から、正式に南シナ海の島嶼の領有権を主張したのは事実です。以下の地図がその証拠です。地図の右側には南シナ海の島嶼が描かれています。

中華民国

黄岩島は中国人に最も早く発見され、海南島漁民の古くからの漁場でした。1279年、郭守敬が「四海測験」を行なった時、南シナ海ではこの島を測量地点としたとされていますから、中国こそ歴史的に黄岩島を領有したのは明々白々です。

 

また、美済礁の領有権を主張しているのは、中国とフィリピンだけではなく、ベトナムも含んでいるのです。

1996年 中国が台湾海峡でミサイル発射し台湾を恫喝。

台湾は中国の領土ですから、この事件を侵略だと思っている時点で間違っています。この事件は国内問題であり、外国が介入するのはおかしいです。

 

台湾の歴史を見ると、1281年、元朝は巡検司を設置し、台湾と澎湖は元朝の統治下に置かれるようになりました。1684年、清朝は台湾に1府(台湾)3県(台南、高雄、嘉義)を設置した上で福建省の統治下に編入しました。1885年、清仏戦争などの教訓から、清朝は国防上の観点から台湾の重要性を認識し、「台湾省」を設置し、「劉銘伝」は台湾省の初代巡撫はに任命されました。このように、中国の歴代封建王朝が台湾を支配したことがあるのは明々白々です。

 

下関条約により、日本は中国(清朝)の領土から、台湾などを奪いました。第二次世界大戦後の1949年10月25日、台湾が中国に復帰され、中国が再び台湾省を設置したのです。

 

確かに現在の台湾は中華民国が実効支配していますが、中華民国も中華人民共和国も同じ中国です。ただ、中国は昔から三国志や南北朝などのように「一つの中国」を目指して天下統一を目指していたのですから、今回も統一をめぐって争っているのです。

 

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n204393

同年 中国が日本が固有の領土として主張してきた尖閣諸島の領有を主張。

中国が尖閣諸島付近で日本の領海内の海底油田調査を敢行。

日本が正式に釣魚島を領有したのは1896年です。日本が沖縄県を設置したのは1879年です。釣魚島は日本の西端・与那国島の内側にあるのにも関わらず、こんなにも遅く領有したのです。しかも、1895年は日清戦争の最中でした。もし、釣魚島が日本固有の領土とすれば、なぜ日清戦争の最中に領有したのでしょうか。

 

1943年12月1日に発表されたカイロ宣言には「日本が窃取した中国の領土、例えば満洲、台湾、澎湖群島などは中国に返還する。その他日本が武力または貪欲によって奪取した土地からも必ず日本を追い出す。」と明記されており、1945年7月26日に発表されたポツダム宣言の第8条では「カイロ宣言の条件は、必ず履行させなければならない。」と明記、1945年9月2日に日本はポツダム宣言を受け入れて、無条件降伏しました。条約以外に、宣言や憲章なども国際法の一部となっています。よって、釣魚島は国際法でも中国固有の領土です。

 

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n193497

2000年- 中国の軍艦が日本列島を一周。

この事件に関する中国政府の公式見解はありません。単なる2chの落書きでしょう。(調べたところ、この年表は2chにもありました。

2004年 中国の「漢級」原子力潜水艦が潜航しながら、日本の領海侵犯。(石垣島・多良間島間)

中国外交部の報道官自らがが技術的な問題により誤って侵入したとして遺憾の意を表明しました。中国人も人類ですから、誤りがあるのは当然のことですし、しかも、死傷者は一人もいませんでしたから、南京大虐殺や重慶爆撃などよりはマシです。

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