元モデルも悩んだ産後の体型戻し!ダイエット失敗談まとめ
カテゴリー:ダイエット失敗談
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産後太りに悩んだ・・・産後の体型戻し
産後は通常のダイエットとは違い、産前と産後のホルモンの違いなどで体重を戻すことが難しいといわれています。
産後に体重計に乗ってみると、産んだのに意外に減っていない体重を見て驚くママも多いのではないでしょうか?
産後のママの体の状態は?
出産を終えて無事赤ちゃんが生まれた後は、胎盤が排出されます。
その後、子宮内に残っている胎盤や卵膜などが血液と共に排出される悪露が数週間ほど続きます。
この悪露は個人差がありますが、1か月前後で収まります。
これはママの体の回復状態や授乳などが大きく関係しています。
そして骨盤は、出産によって大きく開いたのが徐々に閉じていくのですが、完全に閉じるまでには半年はかかるといわれています。
出産直後は歩行時に違和感や不安定さを感じたママもいらっしゃると思います。
ですので半年ほどは、骨盤が不安定な状態で歪みやすくもある時期です。
よく骨盤矯正などがありますが、自宅でも簡単に改善できることもありますので普段から骨盤を意識してみるのもダイエットに繋がってきます。
産後ダイエットはいつから?
出産後にいつからダイエットを始めたらいいのか・・・悩みますね。
特に母乳育児だと、赤ちゃんにママが食べたものが母乳になるので、バランスよくなんでも食べたいですよね。
私は産後1か月はダイエットを考えず体の回復を優先に生活をしました。
そして産後1か月検診を終えて、悪露もなくなったころから始めました。
出産と同時に始まる赤ちゃんのお世話です。
生まれたばかりの赤ちゃんはおむつ交換が頻繁にあります。
そして授乳や着替えなど、まとまった睡眠時間も取れない時期でもあります。
ママの疲労も溜まっていきますし、常に寝不足の状態です。
そんな時期にダイエットも始めてしまうと、疲れている体をさらに追い詰めることに・・・。
出産時の大量の出血や傷口の回復にはしっかりと栄養を摂ることが重要なのです。
そしてストレスは、血流を悪くするので回復ももちろん時間がかかってしまいますし、代謝も悪くなります。
ママの体調を安定させてからダイエットを始めるのが望ましいのです。
元モデルが失敗した産後ダイエットの方法
抱っこしながら運動
たくさん泣く新生児です。
よく、赤ちゃんは泣くのが仕事といわれますね。
抱っこすると泣き止んだり、あやしたりするので、抱っこがかかせません。
ママの抱っこは安心するし、気持ちが良いのですよね。
その抱っこ中に体を引き締めようと考え、赤ちゃんを抱っこしながら、ウエストをひねったりスクワットしたりしました。
でも、赤ちゃんを落としたらいけないし揺らさないように慎重にと心がけていたので、肩こりに悩まされるようになり断念しました。
余計なところに力が入りすぎてしまっていたんですね。
肩こりで頭痛がしたりしてきたので、湿布を貼ったり自分で揉んだりと余分なことが増えました。
小鉢に小分けしたご飯でダイエット
母乳のためにもバランスよく食べたい!!でも痩せたいんですよね。
そこで、少量にしてバランスよく食べればいいんじゃないかと思い、小鉢に小分けしてみました。
確かになんでも食べれるという満足感はありますが、小鉢に入れるのが、いくつも食器が必要で洗ったり取り分けするのが面倒なのと、ただでさえすぐお腹の空く母乳育児です。
小分けにしたことで、さらにお腹がすぐ空きました。
赤ちゃんの飲む量によって変わってきますが、1日の消費カロリーがだいたい500キロカロリーにもなります。
産後の体重減少に一番効果的な方法が授乳だともいわれます。
結局、後からパンとか食べてしまって、余分なカロリーを摂りすぎていました。
最初から通常の量を通常の食器で食べたほうが良いと反省したダイエットでした。
運動で産後ダイエット!!ウォーキング
赤ちゃんも1か月を過ぎるとお外へ出られますよね。
長男と次男の時も、産後1か月までは実家の母にお手伝いで来てもらっていたので、食材などの買い出しも母がやってくれていました。
ですから長男の時は外出する機会がなく、そして次男の時も長男を幼稚園へ送るだけの生活をしていました。
そして産後1か月を過ぎ、お天気の良い時にベビーカーで、ダイエット目的のウォーキングも兼ねてお散歩へ出かけました。
赤ちゃんとお散歩へ出かけると、出たついでに買い出しをしようと考えます。
そこで主婦が出てしまうのですよね。
すると、赤ちゃんを連れた買い物に、いつまた買いに来れるかわからないといった状況だったので、ついでに買っておこう!!が増えたのです。
そして家にたくさんの食べ物があることになるので、お腹が空くとついつい手が伸びてしまったのです。
気分転換にもなるお散歩ですが、ついでに買い物へ!!という主婦の心が余分でした。
痩せたい焦りがダイエット失敗へ
赤ちゃんを産んだのになんで痩せないの?早く痩せたいのに!!という焦り。
この焦りこそが、ストレスだったのです。
ストレスを溜めていると、血流が悪くなるほか、ホルモンも変化をします。
ストレスホルモンとも呼ばれるホルモンは、コルチゾールといいます。
このコルチゾールは、ストレスを感じると多く分泌されるホルモンなのですが、このホルモンが分泌されることによって、インスリンを多く分泌されるようになります。
インスリンは、血中の中性脂肪を細胞に摂りこむ働きがあり、ストレスによって必要以上に分泌されることで、体脂肪を増やしてしまいます。
ですから焦ることで、ストレスとなり、自ら太りやすい環境にしてしまったのです。
産後ダイエットは難しい!!
妊娠をするとママの体は、赤ちゃんを守ろうとするので、脂肪がつきやすくなります。
そして妊娠中は個人差もありますが、8キロ前後の増加が望ましいといわれています。
・赤ちゃん 3キロ
・羊水や胎盤 1キロ
・乳腺の発達や血液&水分量、脂肪の増加 3~4キロ
合計7~8キロ
これらが出産後にすべて減るかといったら、そうではないのです。
ママの体は、赤ちゃんを守るためにお腹や腰回りにつく脂肪、母乳を出すために乳腺の発達など、ママの体に妊娠中に起こった変化が出産後も残るため、出産を終えても体重が減らないのです。
そして、産後は出歩くことができないために運動不足となり、なかなか減らすことが難しいのです。
ですからお腹もすぐには妊娠前のようには戻らないのです。
子宮は産後6週間程度を目安に少しづつ回復し戻っていきます。
基礎代謝の低下
妊娠中は重たいお腹で動くことが難しく、つい動きがゆっくりになったり動かなくなったりで、運動量がガクッと減ります。
そのことから筋肉量もだんだん減っています。
筋肉量が減ることで、代謝が悪くなり脂肪が燃焼されにくくなっています。
その結果、痩せにくく体重が減りにくい体になっているのです。
筋肉の緩み
赤ちゃんがお腹にいるとき、ママの腹筋は赤ちゃんによって押し上げられて伸びてしまっています。
そして産後は、この腹筋が緩んでいることで、体型が崩れる原因となっていくのです。
骨盤の歪み
出産によって、産道を赤ちゃんは通ります。
この時に骨盤が歪みやすくなり、この歪みを放っておくと、開いたままの骨盤の中に内臓が入り込み、下っ腹がポッコリな体型につながってしまいます。
食事内容
妊娠中はお腹が圧迫されていて、思うように食事が摂れなかったママもいらっしゃると思います。
産後はそれまで圧迫されていた胃や腸がスッキリして食欲が増す場合があります。
そんな時に、妊娠中は我慢をしていたお菓子やジャンクフードなど食べてしまうと体重も減りにくくなってしまうのです。
まずはできることから始める産後の体型戻し
産後の食事内容
特に母乳育児のママは積極的に摂取したい栄養素『鉄分』は、血流改善する効果があり、代謝が悪くなっている産後には必要な栄養素なのです。
体のだるさが主な症状ですが、疲れやすくもなります。
血流が悪化していることで、体が必要としている栄養素と酸素を正常に運搬することができなくなり、不要な老廃物が溜まったり、毒素を排出することがうまくできず、疲労やだるさ・むくみの原因となります。
鉄分が多く含まれているのは、小松菜、ホウレンソウ、牛肉の赤身、レバー、マグロの赤身などです。
痩せた結果だけをみない
産後ダイエットの難しさは、ホルモンがとても関係していてなかなか思うようには結果が出ません。
ですが、無理をして急激な食事制限や食べないダイエットをすると、痩せるでしょうが骨がもろくなったり、貧血になってしまったりしてしまいます。
また、栄養がきちんと届かないことで、ただでさえ髪の毛が抜けやすい産後ですが、髪の毛にも栄養がいかなくなり、パサつきや抜け毛の症状もひどくなったりします。
ですから結果だけを見ず、今できることから少しづつ。
無理はしない
赤ちゃんのお世話は本当に大変です。
2人目や3人目ともなると、赤ちゃんだけのお世話ではなく上の子のお世話もあるので、本当にママは大忙しです。
そんな時は、子育てを優先し、今はダイエットの時期ではないんだと思い、ママは無理をしないことが大切です。
今、この時しかない子育ては辛いことばかりではないですよね。
子供がいてくれるだけで、幸せな気持ちや楽しい気持ち、感動など1人の時では味わえなかった素敵な感情がたくさんあります。
毎日違った表情を見せてくれる赤ちゃんは、本当に天使です。
笑顔を見せてくれたときは、疲れもどこかへ飛んで行ってしまうような、そんな強力なパワーをもっているような気がします。
そんな素敵な時間を思いっきり楽しむことも、ママにとって大切なダイエットには代えられないものなのではないでしょうか。
ママの体の回復が一番大切です。
無理はせず、ゆっくりできるときには体を休めてくださいね。


