最近はちょいちょいYouTubeにアップした動画を記事の中に挿入しているでででーさん(@d3_dayo)です!
スマホで動画を撮ると、たまに意図しない動画の向きになってしまうことってありますよね?縦で撮った動画のはずなのに横になっていたり…映像が180度回転してしまっていたり…。
あとはスマホで撮影した動画の音を消して映像だけを使いたい時というのもあるのではないかと思います。
私もつい先日、記事に挿入するために用意してもらった動画が、まさにそんな状況だったのでPCを使って修正することにしました。
現在、私が使用しているPCはWindowsで、以前ならばMicrosoft社製のWindows ムービーメーカーというアプリケーションを使うことができたのですが、現在は製品のサポートを終了してしまっているので(提供を終了してしまっているので)
さて、どうしたものかとフリーの動画編集アプリケーションやAndroidの動画編集アプリなども試しに使ってみたのですが…どれも一長一短あり。
特に無料版だと編集して再度保存する際に、そのアプリのロゴが映像に入ってしまうようなものが多く、仕方ないから有料アプリを使うかと思った矢先、あることを思い出した!
パワポ使えば簡単じゃないか!
というわけで、今回は動画をパワポのスライドに挿入し、向きの修正や音を削除して再保存する手順を紹介したいと思います!
今回修正したい動画
正しい向きはこうなんですが…
撮影後のデータではこういう向きになってしまっている動画を、正しい向きに修正した上で音も削除した動画として再保存したいと思います。
パワポに動画を挿入する
動画を修正するために、まずはパワポのスライドに当該動画を挿入します。
スライドに動画を挿入する手順は、リボン(画面上部のメニュー)から「挿入」→「ビデオ」→「このコンピューター上のビデオ」と選択していき、編集したいビデオをスライドに挿入します。
スライドに動画を挿入するとこんな感じになります。
動画の向きを修正する
スライドに動画を挿入したら、さっそく動画を本来意図した向きへと修正します。
挿入した動画をクリックし選択された状態で、リボン(画面上部のメニュー)から「書式」→「回転」と選択していき、そして今回の動画の場合は向きが180度回転してしまっているので、まずは「上下反転」を選びます。
すると、動画はこのように上下の向きは正しく修正されました。
しかし、まだ動画の左右が反転したままで逆になってしまっているので、再度同じ操作になりますが、挿入した動画をクリックし選択された状態で、リボン(画面上部のメニュー)から「書式」→「回転」と選択していき、今度は「左右反転」を選びます。
これで動画は撮影時の正しい向きで表示されるようになりました。
動画から音を削除する
続いて動画から音を削除したいと思います。この操作は非常に簡単です!
挿入した動画をクリックして選択された状態にすると、動画の下部にメニューが表示されるので一番右にあるボリュームアイコンをクリックして「ミュート」にするだけです!
これで動画再生時に音も一緒には再生されなくなります。
編集した動画を再保存する
最後の仕上げです!ここまでパワポのスライド上で編集した動画を、編集後の状態で再度動画ファイルとして保存する必要があります。
リボン(画面上部のメニュー)から「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」からMPED-4 ビデオ(*.mp4)などの動画ファイル形式を選択し保存を実行します。
以上で作業は完了です。
このプレゼンテーションファイルを丸ごと動画に変換しながら保存するので、保存が完了するまでに少し時間がかかりますが、これで動画の向きを修正し、音を削除した状態の動画として再保存することができます。
おわりに
今回の手順で編集し再保存した動画をYouTubeにアップしたものがこれです。
撮影時に変わってしまった向きは修正され、音も削除することができました!
他にも、きっともっと簡単に編集できる動画編集用のPCアプリケーションやスマホアプリなどもあるかとは思いますが、私が現時点で思いついた手持ちのツールで素早く編集できる方法は今回紹介したこの手順でした!
パワポ(2010以降のバージョン)をインストールしている方であれば、誰でも簡単にできる手順なので、特にWindows ムービーメーカーが提供されなくなってしまい、お困りのWindowsユーザーな方々にオススメかも!?
他にもパワポを使った小技の紹介はこんな記事もあります!
d3dayo.hateblo.jpでででーさん
d3dayo.hateblo.jp