続・はじめに
この知恵ノートは原作とβ世界線が舞台の一部の外伝作品の出来事の差異について取り上げています。該当作品・該当章は以下の通りです。なお、差異について取り上げるという趣旨のため、シュタインズ・ゲート・ゼロの『亡失流転のソリチュード』側のルートについての記載はほとんどありません
原作(以下、原作)
・『境界面上のシュタインズ・ゲート』
・漫画版『哀心迷図のバベル』3巻と4巻
シュタインズ・ゲート ドラマCDβ(以下、ドラマCDβ)
・『無限遠点のアークライト』
※漫画版含む
シュタインズ・ゲート 外伝小説(以下、β外伝小説)
・『閉時曲線のエピグラフ』
・『永劫回帰のパンドラ』
・『無限遠点のアルタイル』
※漫画版含む
シュタインズ・ゲート・ゼロ(以下、ゼロ)
・『零化域のミッシングリンク』
・『閉時曲線のエピグラフ』
・『双対福音のプロトコル』
・『永劫回帰のパンドラ』
・『弾性限界のリコグナイズ』
・『無限遠点のアルタイル』
・『交差座標のスターダスト』
前半部はこちら
16.七夕(一週目)
ドラマCDβと外伝小説とゼロにおける七夕(一週目)の出来事の相違。なお、ドラマCDβにはそもそも二週目がないことを念のために言及しておく
| ドラマCDβ | β外伝小説 | ゼロ | |
|---|---|---|---|
| ラボの劣悪な環境下でタイムマシンを完成させた紅莉栖を真帆が尊敬する描写 | × | あり | なし |
| 天気 | 雨のち晴れ/曇り・風強(鈴羽が出た時にやむ) | 晴れ | 晴れ |
| まゆりの行動 | るか子を傘に入れて下校 | 岡部の大学に向かう | 描写無し |
| 岡部の行動 | まゆりと共に帰る | まゆりの迎えを待たず帰る | まゆりの迎えを待たず帰る |
| 岡部が来る前のラボ | オカリンは来ないよ | ダルのマシン整備 | 真帆のシャワーシーン |
| 新タイムリープマシンの名称 | × | マークⅡか弐号機になり、漢数字を使うのも飽きたとも言いつつ弐号機 | ver2か弐号機になり、弐号機 |
| 真帆の格好 | × | 着替える。白衣も羽織っている | バスタオル壱枚 |
| まゆりが真実を知った経緯 | まゆり自身が鈴羽に直接訪ねた | 由季の連絡によると経ち聞いてしまった | るかの連絡によると立ち聞いてしまった |
| 鈴羽の状況 | 秋葉原の店が閉まるタイミングを見計らいラボを出る(漫画版によると20時頃) | 岡部とまゆりが来たときには既にいなかった。18時にはマシンの整備を行っていた | 岡部とまゆりが来たときには既にいなかった。18時にはマシンの整備を行っていた |
| 鈴羽の近況(要再確認) | コミカライズ版によると恐らくマシンとはほぼ会っていなかったと思われる | マシンの整備を行う | 数日前からマシンの整備を行う |
| タイムマシンの型番 | C203 | C204 | C204 |
| タイムマシンのバッテリーの状況(要再確認) | ギリギリ(2010年8月21日から344日しか持たない) | ギリギリ | あと1カ月もすれば2010年07月28日に戻れなくなるくらい(2010年8月21日から344日しか持たない) |
| 鈴羽の語る岡部の最期(要再確認) |
2025年に暴漢に刺されて死ぬ/15年後にまゆりをかばい撃たれて死亡。コミカライズ版によるとヘッドショットによる即死 | 15年後にまゆりをかばい撃たれて死亡。遺言を残す | 15年後にまゆりをかばい撃たれて死亡。遺言を残す |
| 未来まゆりの言葉 | 「あの日、私の彦星さまが復活していたら、全てが変わったのかもしれない」 | 「あの日、私の彦星さまが復活していたら、全てが変わったのかな？」 | 「あの日、私の彦星さまが復活していたら、全てが変わったのかな？」 |
| 鈴羽の計画 | 2010年07月28日に跳ぶ | 未来のまゆりの言葉を鑑み2010年08月21日に跳ぶ | 未来のまゆりの言葉を鑑み2010年08月21日に跳ぶ |
| 夕方以降の岡部の行動 | 鈴羽を止めに行く | まゆりを捜索、rsが発動したような描写がある | まゆりを捜索 |
| クラックを知った経緯 | × | 仲間から連絡があって | 電波障害を調べるために |
| オカルト板の状況 | × | 1スレだけ残された状況 | 同じ内容のものが乱立した状況 |
| Amadeus紅莉栖のメッセージに対する反応 | × |
即座にタイムマシンの情報が漏れたのだと岡部が気付く | 岡部が何かがあったと気付き、ダルがタイムマシンについてじゃないかと考える |
| Amadeus紅莉栖のメッセージを受けての岡部の行動 | × | Amadeus紅莉栖と真帆の状態についてチェック。Amadeus真帆の最終更新日を尋ねる(ゼロアルには真帆デウス更新を促すレスキネンの描写がバッドにしかない) | Amadeusの状態についてチェック |
| まゆりの一人称 | 私 | まゆしぃ | 私 |
β外伝小説とゼロにおけるラジオ会館の騒動のタイムスタンプ
| β外伝小説 | ゼロ |
|---|---|
| オペレーション・アークライトの確認 | オペレーション・アークライトの確認 |
| 鈴羽たちをストラトフォーが襲撃/岡部がレスキネンと接触 | 鈴羽たちをストラトフォーが襲撃 |
| かがりがストラトフォーに対して攻撃/岡部が屋上に到着 | かがりがストラトフォーに対して攻撃 |
| 残存ストラトフォー部隊撤退 | 岡部がレスキネンと接触 |
| 残存ストラトフォー部隊撤退 | |
| 岡部が屋上に到着 |
β外伝小説とゼロにおけるストラトフォーの確保目標
| β外伝小説 | ゼロ | |
|---|---|---|
| 目標1 | タイムマシン | タイムマシン |
| 目標2 | 阿万音鈴羽 | 阿万音鈴羽 |
| 目標3 | 岡部倫太郎 | 椎名まゆり |
β外伝小説とゼロにおけるラジオ会館の騒動の相違
| β外伝小説 | ゼロ | |
|---|---|---|
| 敵部隊の人数 | 直前の由季の行動が大体わかる | 明確 |
| レスキネンのセリフ | 多め | 少なめ※バッドルートに一部あり |
| 岡部のレスキネンの評価 | 特になし | 本物のマッドサイエンティスト |
| ゲリラ攻撃情報のサイレン | 流れない | 流れる |
| 攻撃の手段 | ビルからグレネード | ヘリからロケットランチャー |
| 攻撃を受けた時の状況 | 鈴羽視点、ハッチを開ける | 岡部視点 |
| 鈴羽とまゆりの安否 | 爆死か焼死 | 過去に跳んだか死んだか消息不明（遺体見つからず） |
β外伝小説とゼロにおける鳳凰院凶真復活シーン
| β外伝小説 | ゼロ |
|---|---|
| ダルにsernのハッキングを命令する | 弐号機の偽装用段ボールを撤去する |
| みんなに心配される | タイムリープマシンの作り方を知りたいかと問う |
| 弐号機の偽装用ダンボールとシートを撤去する | ダルにsernのハッキングを命令する |
| アマデウスその人だったと | アマデウスその人だったと |
| 白衣 | 白衣 |
β外伝小説とゼロにおける跳躍時のタイムリープマシンの状況
| β外伝小説 | ゼロ |
|---|---|
| 最終的な調整や安全性の確認が済んでいない状態 | 完成 |
17.七夕二周目
β外伝小説とゼロにおける七夕二週目の相違
| β外伝小説 | ゼロ | |
|---|---|---|
| 岡部のタイムリープ時刻(要再確認) | １７：００ちょっと前 ※戦争開始まで４，５０分 ※タイムリミット(ストラトフォー急襲)までは15分 | １７：４５ |
| 岡部のタイムリープ時の状況 | ダルに殴られた時 | ダルに殴られ、真帆と口論し、まゆりを探しに行っている時 |
| 岡部の行動 | かがり無力化のために演技をする(この際のセリフがアークライトと同じ)。まゆりにすべてを託す | 鈴羽とまゆりを引き留めに行く |
| かがりの行動 | まゆりを盾にとる | 岡部を銃撃ふとももあたり(ドラマCDβでも撃たれている) |
| かがりの行動② | 未来へ帰ろうとする | 教授にタイムマシンを渡そうとする |
| ハードディスクについて | 渡し、パスワードのメモも貼りつけた ※量子コンピュータの「説明がゼロでは全くない ※ちなみに真帆の個人情報を組み合わせた物 | 渡すだけ |
| 岡部の行動② | 鳳凰院凶真になりっぱなし | 岡部になってる |
| かがりと萌郁 | 萌郁は鈴羽に撃たれて行動不能、その後かがりは萌郁に撃たれて行動不能 | 萌郁にかがりが撃たれる |
| 岡部の考え | 真帆にかがりと萌郁を治療してもらおうとする | 真帆にかがりを治療してもらおうとする |
| 2011年のラストシーン | ダルが完全なクラッキングに成功。銃声を聞きつけた報道ヘリが飛んでくる | ストラトフォーが突入してくる |
18.2025年
交差座標のスターダスト/無限遠点のアルタイル/境界面上のシュタインズ・ゲートの3作品とも共通している部分のセリフは一致しているが、交差座標のスターダスト/無限遠点のアルタイルでは、境界面上のシュタインズ・ゲートでのセリフが一部欠けている
| β外伝小説 | ゼロ | |
|---|---|---|
| ラボメン | ダルフェイリスるか真帆カエデフブキ萌郁由季鈴羽かがり | ダルフェイリスるか真帆由季鈴羽かがり |
| 岡部のモノローグ(要再確認) | あり | なし。ゆえに裏の計画についてゼロでは描写されていない |
| フブキと萌郁について | 真帆によって救われた | 言及なし |
| 真帆の発言 | 「シュタインズゲートに到達したらきっと私もいるから声くらいはかけて(要約/前後文章略)」 | 「シュタインズゲートは、実在すると思う？」 |
| 岡部の行動 | 真帆と会話、かがりからうーぱ受け取る | かがりからうーぱ受け取る全員と握手、真帆と会話してハグ |
| 岡部の行動② | 自分だけでなくみんなの事も鼓舞するように宣言し、 目から熱いものがこぼれてしまっているのを恥じるように大声で叫んだ | 対応する描写無し |
| 乗り込んだ岡部の描写 | あり | なし |
『呼吸用のマスクを装着しながら、涙をぬぐう姿――。しかし、それは決して悲壮感が漂うものでなく、むしろ、使命と執念に燃える”鳳凰院凶真”その人の、
力強い姿だった。』
β外伝小説 STEINS;GATE 無限遠点のアルタイルより
19.あの日(2010年08月21日)
『牧瀬紅莉栖救出失敗時のセリフ』は無限遠点のアークライト/境界面上のシュタインズ・ゲートの2作品において全て同じセリフ。恐らく再録している
『無駄なんだ……』
『無駄じゃないよ』
♪Ringing -Village-
――to be continued