「テロ等準備罪」警察庁長官 組織犯罪対策を推進
「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が参議院本会議で可決・成立したことについて、警察庁の坂口正芳長官は15日の記者会見で、「捜査の適正の確保を図りつつ、テロを含む組織犯罪対策を推進するよう指導していきたい」と述べました。
警察庁の坂口長官は15日の会見で、「この法律についてはテロを含む組織犯罪対策上、意義がある。国民の信頼に応えるべく捜査の適正の確保を図りつつ、テロを含む組織犯罪対策を推進するよう都道府県警察を指導していきたい」と述べました。
一方、福岡県小郡市の住宅で母親と小学生の子ども2人の親子3人が殺害され、3人のうち母親を殺害した疑いで夫で38歳の警察官が逮捕された事件について、坂口長官は「警察官が逮捕されたことはあってはならないことで極めて遺憾だ。国民の期待と信頼に応える警察の確立に向けて取り組みを進めたい」と述べました。
一方、福岡県小郡市の住宅で母親と小学生の子ども2人の親子3人が殺害され、3人のうち母親を殺害した疑いで夫で38歳の警察官が逮捕された事件について、坂口長官は「警察官が逮捕されたことはあってはならないことで極めて遺憾だ。国民の期待と信頼に応える警察の確立に向けて取り組みを進めたい」と述べました。