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目の下のクマに悩んでいませんか?
ダイエットでボディラインもバッチリ!のはずなのに、クマがあるだけで疲れて見えたり、老けて見えたり・・・。
メイクで隠そうとしても、夏を迎えると暑さ・汗でファンデーションやコンシーラーなどが落ちてしまい、隠し切れなくなってしまうかもしれません。
試しに目元のクマを手で隠してみて下さい。
いかがですか?パッと顔全体が明るくなり、元気で若々しい印象になります。
元気いっぱいなのに疲れて見えてしまったり、実年齢よりも老けて見えてしまうなんて、とっても損ですよね。
今回は、クマの種類とそれぞれの対処法を詳しくご紹介していきます♬
目の周りはどうなっているの?
眼球の周りにはたくさんの毛細血管が通っています。
その毛細血管に血液が流れることで、目に栄養や酸素を送り込んでいるのです。
そして眼球は、目を守るためのクッションの役割をしている“眼窩脂肪(がんかしぼう)”でおおわれており、それらをまぶたが支えているのです。
しかしまぶたの皮膚は0.5~0.6mmと非常に薄く皮脂腺も少ないため、乾燥しやすい部位とも言えます。
擦ったりするなどの刺激に弱く、色素沈着を起こしやすい部位なのです。
そのため、出来てしまったクマをそのまま放置しケアを怠ると、どんどん悪化し改善が難しくなってしまいます。
クマが気になったら、すぐにケアを開始しましょう!
目の下のクマの種類
一言に『クマ』といっても、呼び名と原因は異なります。
大きく以下の3つのタイプに分類されます。
- 茶クマ
- 黒クマ
- 青クマ
茶クマ
色素沈着などが原因のクマです。
目元の皮膚は0.5~0.6mmと、皮膚の他の部位と比べてとても薄くデリケートです。
そのため、摩擦や紫外線などのダメージを受けやすいため、シミやくすみを起こしてしまい、茶色のクマ=色素沈着を起こしてしまいます。
洗顔・クレンジングの時に過度に擦っていたり、マッサージの力加減が適切でなかったりするなどの摩擦によるダメージで色素沈着を起こし、目元だけでなく、時には上まぶたも含めた目元全体が茶色くなってしまうこともありますので、注意が必要です。
また紫外線を浴びると、皮膚の内部にあるメラノサイトがメラニン色素を生成します。
メラニンは通常であればターンオーバー(28日周期の肌の生まれ変わり)により、古い角質とともに自然に剥がれ落ちます。
しかし、紫外線対策を怠り過剰に浴びていたり、ストレス・睡眠不足・生活習慣など様々な要因でターンオーバーが乱れると、メラニン色素が剥がれ落ちずに蓄積し、シミや茶クマの原因となってしまうのです。
黒クマ
たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマです。
上下のまぶたの内側には、“眼輪筋(がんりんきん)”と呼ばれるまぶたを開閉する役割を持った表情筋が存在しています。
更にその内側には、眼球を守るためのクッションの役割を持つ“眼窩脂肪(がんかしぼう)”があります。
誰もが避けることが出来ませんが、年齢を重ねることで、皮膚と同時に眼輪筋や眼球を支えている靭帯がゆるみ眼球が下がってきてしまいます。
目元の皮膚はとても薄く、皮脂腺が少なく保水力が低いために乾燥しやすい部位ですし、人はまばたきを1日1万回以上するため、たるみが表れやすい部位でもあります。
このように、加齢による影響で眼球の下にある眼窩脂肪が眼球の重みで圧迫されることで前にせり出してしまい、下まぶたに膨らみが生じます。
この膨らみの下に影が落ちることで黒い線が表れ、黒クマとなっているのです。
一般的には上で述べた加齢に伴う皮膚・眼輪筋・眼球を支える靭帯などの衰えが主な原因ですが、なかには生まれつきの骨格や眼窩脂肪の量が多いなどの理由で、若いうちから黒クマが表れる方もいるとされています。
青クマ
血行不良などが原因のクマです。
目の周りには毛細血管が多く集まっており、血行が悪くなると血液がうっ滞と呼ばれる「血液が静脈内に停滞」している状態となり、目元の薄い皮膚から青っぽく透けて見えてしまうことがあります。
これを青クマと呼び冷えや、生活習慣・ホルモンバランスの乱れ、寝不足などによる血行不良が原因と考えられます。
また長時間のパソコン作業や読書などで同じ場所を集中してみていると、目の周りの筋肉が動かず緊張状態となり、血行が滞ってしまうことも原因のひとつです。
他にも色白である、もともと皮膚が薄いなど、遺伝的要因で幼少時代から青クマが生じやすい方もいますし、加齢によって目の周りの皮膚が薄くなり、徐々に青クマが目立ちやすくなる方もいます。
どうしたらいいの?タイプ別クマ解消法
なんとかしたいクマ!
やみくもにケアを行っても満足な結果は得られません。
タイプ別に解消法を見ていきましょう♬
『正しいアイメイクオフ&美白化粧品』で茶クマ解消
茶クマの主な原因は色素沈着です。
紫外線ダメージや、化粧品トラブルによるかぶれ、アトピー性皮膚炎や乾燥による痒みなど様々な原因が考えられますが、メイクを落とす際に顔全体のメイクと一緒にアイメイクを落としていませんか?
アイメイクはまばたきや涙の影響を受けやすい目元用に、特に落ちにくく開発されています。
また目元は顔の他のパーツに比べて、アイシャドウ・アイライナー・マスカラなどメイクを落としにくい構造になっていますよね。
それらの手ごわいアイメイクを落とすために、長時間クレンジング剤を目元に付けていたり、まぶたをゴシゴシ擦ったり・・・。
とてもデリケートな目元の皮膚は、それだけで大きなダメージを受け、乾燥や色素沈着を余計に悪化させてしまいます。
そのためアイメイクを落とす際には、目元専用のアイメイクリムーバーの使用がオススメです。
アイメイク専用に作られていますので、ゴシゴシこすることなく手ごわいアイメイクもスルリと落としてくれますよ。
また出来てしまった色素沈着=茶クマを解消するために、美白化粧品をスキンケアに取り入れましょう。
効果をより高めるためにもビタミンC誘導体配合のものがオススメです。
ビタミンC誘導体には、できてしまったメラニンを還元して色素沈着を防ぐ作用の他に、抗酸化作用、新陳代謝促進、皮脂分泌コントロール作用、などさまざまな美容効果が期待できます。
さらに、分子を小さくし肌に浸透しやすくなったタイプのビタミンC誘導体は肌の奥まで届くので、茶クマの原因である色素沈着解消だけでなくシミ・シワ・たるみなどさまざまな悩みに効果が期待できる成分なのも嬉しいですね♪
『眼輪筋エクササイズ』で黒クマ解消
黒クマはたるんだ皮膚や筋肉の影が原因です。
また影によって黒くなってしまうため、コンシーラーなどのメイクでカバーしきれないやっかいなクマ・・・。
解消するためには、下まぶたの筋力を取り戻し、皮膚のハリと弾力を取り戻す事が重要です!
そこで目元にハリと弾力を取り戻す『眼輪筋エクササイズ』をご紹介いたします♪
以下の3ステップで行います。
- 目をギュッと固く閉じ5秒間キープする
- 次に目を大きく見開き5秒間キープする
- 眼球を時計回りにゆっくりと回し、反対周りも同様に行う
A・B・Cで1セット、5回繰り返します。
いつでもどこでも簡単に行えるエクササイズですので、日常的に眼輪筋を鍛えましょう♬
しかし目元の皮膚はデリケートですので、眼輪筋エクササイズは1日5回程度を上限とします。
逆に皮膚をたるませたり、筋肉にダメージを与えかねませんので、やり過ぎには十分注意しましょう。
『血行促進』で青クマ解消
血行不良が原因の青クマは、マッサージやホットパックなどで血流を良くしてあげる事が効果的です。
日頃行うスキンケアの際にマッサージを取り入れ、目元を撫でさする程度で十分に効果を得られます。
マッサージを行う際は、乳液やアイクリームなどで滑りを良くした状態で、小指又は薬指で優しく行いましょう。
小指・薬指なら余計な力が入らないので安心です。
クリームは血行促進効果が期待できる『ビタミンK』を配合したものがオススメです♬
目の周りの皮膚は薄くデリケートですので、くれぐれも皮膚に負担を掛けないよう、十分注意して下さい。
強い力で押したり擦ったりすると、摩擦によって逆に色素沈着を起こし、青クマだけでなく茶クマを引き起こしたり悪化させてしまう可能性もあります。
目の周りだけでなく、全身の血流を良くするためにも、適度な半身浴や有酸素運動もオススメです。
そして喫煙は禁物です。
喫煙は毛細血管の流れを悪化させますので、どんなにケアを行っても全てを台無しにしてしまいます。
今すぐ禁煙を!
目のクマは解消できる
いかがでしたでしょうか?
茶クマ、黒クマ、青クマ、それぞれから自分のタイプを見極め適切にケアを行えば、疲れ顔・老け顔とサヨナラ。
気になるクマがなくなれば、クマを厚化粧で隠す必要もなくなりますよ。
ナチュラルメイクにチェンジ!
この夏は元気いっぱいの若々しい印象で乗り切りましょう♬