TOEIC900点というとかなり気の遠くなるような点数で自分には取ることができないんじゃないかと思う人がいるかもしれません。しかし、TOEIC900点は正しい参考書でしっかりと勉強すれば誰でも越えることができるスコアです。
ここでは、前半では勉強法、後半ではおすすめ参考書を詳しく紹介していきたいと思います。
この記事ではTOEIC800点位のスコアを持っている人を対象に書いていきます。
Contents
TOEIC900点を狙う勉強法の鉄則
少なくとも1日2時間以上の勉強時間を確保する
TOEIC900点を狙うためには相応の勉強時間が必要です。というのも、TOEICのスコアがあまり高くない時は勉強時間が少なくてもスコアはどんどん伸びていきますが、900点レベルになるとスコアの上がり方が勉強時間に対してゆっくりになってくるからです。
そこで少なくとも1日2時間、できたら3時間以上の勉強時間を確保しておきたいところです。そうしないと中々900点の壁を突破することはできません。
通常より負荷を上げて勉強をしていく
TOEIC900点を狙うとなると、ある程度難しい問題も解いていかないと実現するのが難しくなります。そのためには、負荷の高い勉強法を実行していくのがお勧めです。例えばリスニングでは、再生スピードを早めてシャドーイングする。リーディングでは本番より短い時間で問題を正確に解く練習をするなどです。問題集も以下で述べますが、難易度の高い問題集を使いましょう。
自分の得意な分野を作り、苦手な分野をなくす勉強をする
TOEIC900点を狙う際に、苦手な分野、例えばリスニングが400点ちょっとしかとれない、という状態だと中々厳しい状況になってしまいます。苦手な分野はPART毎に集中的に勉強して、得点がしっかり期待出来るレベルまでレベルアップしましょう。苦手な分野でも85%以上取れるようにするのが理想です。逆に得意な分野があるとTOEIC900点は狙いやすくなります。文法でほとんど間違えることがない、リスニングで95%以上正解できるなどのアドバンテージがあればそれだけTOEIC900点も近くなってくるということです。自分でTOEIC900点を取るための得点配分を計算してみましょう。
模試を多く解いて実戦経験をつむ
TOEIC900点をとるのに最後に必要になってくるのは実戦経験です。模試を沢山解いて、全てマスターしていきましょう。その際、模試本は難易度が高めの模試本と公式問題集を使っていくのがベストです。また、模試本は繰り返し勉強して身につけてから次の模試本に移っていきましょう。
スポンサーリンク
TOEIC900点を狙うおすすめ参考書
TOEIC900点おすすめ英単語帳
TOEIC900点を狙う英単語帳はキクタン TOEIC Test Score 990で決まりです。かなり難易度の高い英単語も含まれていますが、しっかり意味を覚え例文を確認していきましょう。またリスニングでしっかり聴き取れるように、音声での勉強も欠かさないことです。ここまで勉強してきている人なら十分覚えきれると思いますので、完全にマスターしていきましょう。
TOEIC900点おすすめ文法参考書
TOEIC900点を目指す上では、文法の穴を無くすのがまず第一の条件になってきます。そこでこのTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問をおすすめします。この参考書をこなせば文法の穴はなくなるはずです。1日40問を1ヶ月続けて終わらせてしまいましょう。ただ難易度はそれほど高くないので、より難しい問題に挑みたいかたはこちらの参考書をおすすめします。
900点特急とタイトルにあるように、900点を越えるにはとっておきたい問題が集まっています。この問題集が解けるようになれば、TOEIC900点も目指せるということです。
TOEIC900点おすすめリスニング参考書
このレベルになってくると、リスニングは沢山聴いて沢山解いた人の勝ちになります。この参考書は本番5回分の問題が含まれていて、難易度もそれなりに高めです。しっかり復習しながらこの問題集をこなしていけば、リスニングは万全になります。音読の練習も忘れずに。
TOEIC900点おすすめリーディング参考書
このTOEIC(R)テスト990点 新・全方位リーディングは最新版になっていますが、旧形式の時は僕もかなりお世話になりました。TOEICリーディングをテクニックなしの正攻法で解いて、そして満点をとるというすごい発送の参考書です。ボリュームはやや少なめですが、この問題集でTOEIC上級者のリーディングの解き方を覚え、公式問題集などで実践してください。問題を解く時間が圧倒的に早くなりますし、正答率も上がります。
TOEIC900点おすすめ模試本
最後に紹介するのはTOEIC模試本ですが、難易度はかなり高めです。何しろTOEICで満点を狙うのが目標の参考書なのです。この問題集を終えるとTOEICの世界が変わって見えてきます。今まであんなに難しかったTOEICがこんなにあっさり解けるなんて、とビックリしてしまうほどです。
ただし、この問題集は使う人を選びます。少なくとも800点台のスコアが無いと消化不良におちいってしまって、効果はあまりありません。ある程度TOEICでスコアが取れるようになったらこの問題集に手を出してみましょう。TOEIC900点突破が楽に見えてくるはずです。
終わりに
TOEICで900点をいかにして取るかについてここまで書いてきましたが、この記事を読んだ後は以外と自分でも達成できるのではないかと思ったのではと思います。
そして、この記事を読んでいる人にはTOEIC900点を足掛かりにして、ビジネス英語や英会話などでもその力をいかんなく発揮して欲しいと思います。
TOEICだけでしか使えないTOEICスコアというのは実にもったいないです。TOEICでハイスコアを取ったら実践に移しましょう。