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民進党の加計学園リーク文書、切り貼りでつくられた可能性が浮上

腹BLACK 2017年6月6日
 

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安倍総理と加計理事長の癒着を裏付ける証拠だとして民進党が騒いでいるリーク文書について、PDFファイルを分析すると複数のパーツが切り貼りされている可能性が浮上した。

まずは重要な前提を確認しておきたい。

・民進党の加計学園疑惑調査チームは怪文書のメールを公式HPで公開している

・リークメールを受け取ったのは玉木雄一郎議員

・民進党は差出人を公開しない構え(正体不明の匿名?)

・文部科学省の調査ではリークされた文面のメールは存在しなかった

・文部科学省の関係者の聞き取り調査も空振り

差出人不明の怪文書はここにきて誰かが安倍総理を、あるいは加計学園の獣医学部設置を阻止するために捏造されたものではないかという可能性が浮上した。

改めて印刷されたメール文書を見ると、いとも簡単にワードでつくれそうな見た目なのだ。文章を打って添付ファイルの画像をつければ終わり。

さて、本題はここから。公開されたメールのPDFファイルを調べると奇妙な点が散見されることが分かった。

※以下の分析は主に「空也‏@KooYeah」氏の分析を参考にしている。

(1)メールごとにヘッダーが不揃いでおかしい。上のメールは太字のゴシック風のフォントなのに下のメールでは明朝体風のフォント。文部科学省の人間(複数でも)がリークさせたのなら同じメールソフトを使っているため同じになるはず。

(2)こちらもフォントや行間が一致しない。

▼文部科学省内でやりとりされたというメール。フォントサイズが小さめの明朝体。

▼加計学園への伝達事項メール1。大きめの明朝体。

▼加計学園への伝達事項メール2。「○」を使った書き方が特徴的。フォントはゴシック体。

▼藤原内閣審議官との打ち合わせ内容。同じ「○」を使った書き方なのにこちらは明朝体。

(3)PDFファイルをIllustratorで開くと複数のパーツが継ぎ接ぎでつくられていると出る。

(4)文字を拡大すると粗さが全然違う。ゴシック体の太字の部分が不鮮明。切り貼りした痕跡か?

(5)添付ファイルのアイコンが違う。また、「おねがいします」の変換も違う。右側のアイコンは一度ファックスで印刷されたものを貼り付けてまた印刷したように見える。

(6)添付ファイルの文字の部分だけ、やけにかすれている。Illustratorでも別パーツと認識される。ここだけ後から貼り付けたからIllustratorに画像ファイルとして認識された?

民進党の見立てでは、文部科学省内の特定の人物が安倍総理の不正に怒りを感じ、義憤にかられて証拠のメールをリークしたということだった。しかし、メールをつぶさに調べてみるとその仮説とは整合性がとれない部分が複数見つかる。

おそらく真実の中に嘘を混ぜる方法ではないか。PC上でのみ捏造した可能性のほか、一度印刷してから実際に切り貼りしてつくった可能性もあり。犯人はこの手のでIT知識に疎く、意外とアナログな方法で捏造を行った気がする。

文部科学省の内部調査で「存在しない」と結論付けられた文書がなぜ存在するのか。それは誰かが捏造したからだ。

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Comments (11)

  1. そのうち
    公開中止になるかも?

    しかしまぁ
    こんな工作するしか能の無い野党も
    落ちぶれたものだわ

     
  2. 普通に考えたらこんな手間かけるより1から打ち込んだら方が早い
    この検証のが怪しく思うけどね

     
  3. 偽造文書が本物だったとしても問題ないんじゃない?そんな事より、
    辻元清美が森友学園前の公園作るのに民進党支持業者に14億も払った話ししようぜ。

     
  4. 「添付ファイルの文字」の部分で「Illustratorに画像ファイルと認識」とあるけど、PDFデータをただ展開してるに過ぎないから勝手に認識なんてしないよ。

     
  5. Illustrator を持っていなくても Word で簡単に開くことができるから、より多くの人が確認できると思います。あと、Photoshop でも開くことができますね。複数のオブジェクトで構成された不自然な文書ファイルだと思います。

     
  6. 黒塗りのメールの宛先部分は、軒並み粗くなっています。これは、宛先部分を丸ごとコピーして、別途黒塗り後、イメージを上書きした可能性があります。
    また、本文で一部粗くなっている部分は、誤字訂正など体裁を整えるために上書きされた可能性があります(伝達事項メール本文中「構想」が2か所に同様の表示が見られます)。
    このことから、元となったメールが存在しなかったことのへの否定は難しいと思います。
    うがった見方をすれば、「捏造だから調査しても何も出ない」などと軽率に行動すると、元文書の発見に繋がるというトラップかも知れない・・・政府はそこまで考えて調査をしないのかも知れません。

     
  7. デザイナー30年選手 2017年6月9日 at 11:05 PM

    「腹BLACK」さんへ

    初めまして通りすがりのデザイナー30年選手です。
    イラストレータでPDFを検証されている記事面白く読みました。

    また、私も早速ダウンロードして検証してみました。
    結論から申し上げると偽造ではないです。
    この元の文章はリッチテキストで書式をHTMLにしてのやりとりされているようです。
    使用者が使っているソフトウエアの、
    デフォルトフォントで表現されますから当然、文字もそれぞれで変わります。
    ※同じアウトルックでも設定が異なればこうなります。
    そのため書体や字間がそれぞれ異なるというのも別段変な話ではありません。
    これはプリントした書類をスキャンして、
    名前の所を伏せるために黒く塗りつぶして再度PD化しているからです。
    そのために文字のかすれが発生しています。
    この様なPDFファイルをイラストレーターで開けば、
    まさにつぎはぎのように勝手にバラバラになります。
    ※1枚の写真画像ですらバラバラになることがあります。
    この現象はデザイナーであればよくわかっている事なので、
    別段に驚くこともないです。
    偽造するのであれば、
    正直、もう少しましな仕上がりになるでしょう。
    あと、気になったのが検証に使用されているイラストレータのバージョンです。
    これ「CS3」ですよね。
    10年も前の2007年の発売ですから。
    検証するのにしても、もう少し上位バージョンでやられた方がいいと思いますよ。
    今のバージョンは「CC2017」です。
    それでは、失礼致します。

     
  8. オブジェクトが複数に分かれる点については、発見した人が間違いだったと訂正していますよ。
    PDF化する際にグレー部分は画像、黒部分を文字として認識するので、
    文字の種類によっては画像として認識され、圧縮によって解像度ムラが起きてしまう。
    オブジェクトが不思議な分かれ方してるのも同じ理屈です。

     
  9. 偽造否定派の方も何名かいらっしゃるようですが、私は偽造の可能性が高いと思います。
    仮に本物を印刷物の形で入手したとすれば、コピー+塗りつぶし+スキャンすれば済む話です。

    匿名さんがおっしゃるように
    >また、本文で一部粗くなっている部分は、誤字訂正など体裁を整えるために上書きされた
    >可能性があります(伝達事項メール本文中「構想」が2か所に同様の表示が見られます)。
    など論外です。誤字脱字も含め原本の写しでなければ意味がありません。

    Illustratorがなくても、Microsoft Word もしくは LibreOffice で開くことができます。
    例えば、「加計学園への伝達事項メール.pdf」を見てみると、
    件名:【情報共有・追加あれば】本日加計学園に伝達する『事項』ペーパー
    本文の『構想』『項や修』、添付ファイル名の『伝達事項』(『』部分)が、その他の部分と別部品であるようです。

    デザイナー30年選手さんのおっしゃるように、PDF化の際に複数のオブジェクトに分割されるとしても、あまりにも不自然ではないでしょうか?
    そもそも、黒塗りした文書をスキャンしてPDF化したなら、1枚の大きな画像として処理されるのではないでしょうか?

    pdfファイルをバイナリエディタで開くと、Canon iR-ADV C5045 PDF の文字列があるので、Canon iR-ADV C5045 でpdf化処理すると、そんな風になるのでしょうか?

     
  10. うそはっぴゃく 2017年6月13日 at 9:58 AM

    ヘッダーが不揃いなのは、先頭のゴシック体はヘッダーとして認識されており本文と区別するためにゴシック体で印刷されるように設定されているからであり、途中のヘッダーは本メールに引用されたもので本文扱いされているために明朝体。

    メールのフォントの大きさが違うのは、単に設定の問題。
    打ち合わせメールは長いので文字を小さくした可能性がある。

    打ち合わせ概要はメール本体ではない。

    伝達事項と打ち合わせ概要は、別々に作られたもの。
    仮に同じ人が書いたとしても、フォントや文字の大きさが異なることはあり得る。

    とまあ、ツッコミどころ満載で全然検証になってないですね。

     

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