今日の話題は「酢」を使った酢風呂について。
健康な肌は弱酸性とされています。弱酸性だと身体の表面につく悪い菌がふえないようになります。そして、肌のために必要な常在菌は、弱酸性の環境を好みます。何らかの理由でこのバランスが崩れているとすれば、体臭のモトである悪い菌が増えてしまうかもしれません。
そこで、汗くささの防止策としておすすめしたいのが、コップ1杯の酢を入れた
「酢風呂」
です。
え?酢なの?
酢って聞くとなんだか酸っぱいニオイで、あまりニオイ防止には効かないイメージがしますよね。どちらかと言えば臭いイメージかも。しかし、クエン酸の殺菌作用から細菌の繁殖を防ぐことができるんです。
また、酢には発汗作用があるとされていますから、お湯の暖かさから得られる血行促進に加え、より多くの汗をかくことができます。
どれぐらいの酢を入れるの?
普通の酢(薄黄色)のものなら、コップ1杯、黒酢ならおちょこに2杯程度が適当です。黒酢はちょっと値段が高いので、試したことはないです。ノーマルな酢で十分です。少しぬるめのお湯加減でゆっくり浸かるようにしてください。
一般的に酸性の温泉は「治しの湯」と呼ばれ、殺菌効果の高さから水虫や湿疹にも重宝されてきました。多少刺激が強いため、アトピー性皮膚炎などの方は薄めの割合から試してみてください。
気になる酢の臭いも、入浴後にシャワーで洗い流せば臭いは残りませんので心配しないでください。
自分にあった割合がわかれば、これをコツコツと毎日続けてくださいね。温泉もたった1回こっきりではなかなか効果は得られず、湯治(少なくとも1週間)することがベストとされています。酢風呂もやるなら毎日続けることが大切です。
酢風呂を1週間も続けていると、不快な汗の臭いが心地いいニオイに変わっていきますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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