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昔は動物が主役のドラマや映画って結構ありましたよね。
「名犬ラッシー」「わんぱくフリッパー」「ベイブ」「子ギツネヘレン」「ハチ公物語」「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」「マリリンに逢いたい」「マイドッグ・スキップ」「黒馬物語」…etc.
数々の名作の中でも野良犬の小型犬が活躍する映画で大ヒットしたものと言えば「ベンジー」です。 (パッケージの写真がすでに似ている笑)
注意:ネタバレします
ストーリーは、空き家に住んでいた野良犬が近所の幼い兄妹と仲良くなり、別の可愛いワンコと一緒に毎日遊びに行ったり、警官から骨をもらったり気ままで楽しい日々を送っていた。そんなある日、兄妹が誘拐される事件が起こり、ベンジーが活躍して助け出し、感謝されて最後はそのお家に引き取られるというもの。
この主役を演じた「ヒギンズ」という名前のこのテリア系MIX犬は、保護施設から動物トレーナーの人に引き取られ、その後様々な映画で演技を披露した有名犬で、元々ドラマに出ていたそうなんです。(ちなみに、映画のベンジーはケアーン・テリアという犬種の設定だったそうです。)
そして犬俳優としてはもう引退した13歳で、ベンジーの役をやることになり、シニアになっているにも関わらず素晴らしいスタミナで演技をこなし、走り、周りを驚かせたといいます。
映像はこちら↓
オープニングだけなんですが、屋根の上に佇むシーン。ここで胸の所が白いのがうつりますが、てんすけも胸の所が白いのです笑
「僕はこんな賢くないけどね。」
街中の信号をちゃんと待つシーンとか、新聞配達の少年から新聞を受け取るシーンとか、本当に賢くてかわいくて見ていて和みます。
このヒギンズの活躍により、映画は大ヒット。
低予算映画ながら米興収4000万ドル、海外興収1600万ドルを記録。
素晴らしい興行成績を収め、その後もシリーズ化され、ドラマも制作されたそうですがオリジナル版が根強い人気を誇っていたそうで、それは主役を演じたヒギンズの力による所が大きいと思います。
飼い主の動物トレーナー、フランク・インも自分が訓練した動物の中でも随一と言ったそうで、まさに保護犬の星。
殺処分寸前だった保護犬が大スターになるって素敵な話だと思いませんか?
残念ながらてんすけはそこまで賢い犬ではありませんが(笑)こんなベンジーと似ていると言われると何だか嬉しい気持ちになるのです。
「こうえいです」
保護犬をテーマにした映画といえば、最近では「犬に名前をつける日」という映画がありました。これはドキュメンタリー方式で描かれた記録映画に近いもので、現在の保護犬の実態を保護団体さんを取材したのを元に作られています。 エンタメ系ではなく、真面目な映画です。
感想を書いた過去記事↓
こういう映画もとても大切ですが、ベンジーのような保護犬が活躍するエンタメ系映画もまた作られたら良いなと思います。そして、ふたたび保護犬たちが脚光を浴びて、スターが出てきたら楽しいですよね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。(´∀` )
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