こんにちは。
社会人にとって「納期を守る」って大事ですよね。これは会社勤めだろうがフリーだろうが変わらないと思います。
僕もまだ新卒で入社して5年そこらなので「部下」なんて大層なものはいませんが、営業という仕事柄、社内の関係部署に仕事を振る・お願いする・人を使うというのは頻繁にあります。
そんな時は必ず「いついつまでに回答ください」という「納期」を設けるんですが、守ってもらえないこともよくあります。
不測の事態が起きたり元々の納期が無理があったりというケースもあるので、安直に「納期を守れない人=仕事ができない」とは思いません。
しかし、その時の対処の仕方で「あ、この人仕事できないな」というのはすぐにわかります。
仕事ができない人はみんな、納期を守れないことの報告が遅いんです。
目次
「納期を守れない」=「仕事ができない人」ではない
先程も申したとおり、納期を守れなかったからと言って、
「能力がない」
「怠けてる」
「仕事ができない」
などと決めつけてしまうのは軽率です。
不測の事態が発生して手戻りになったり、そもそも依頼者の納期の設定が無茶すぎたり、なんてことはよくあります。
ただ、納期に間に合わないときの対処の仕方で、「仕事ができない人」と「そうでない人(マトモな人)」の違いがはっきりします。
見分ける方法は単純明快、「間に合いません!」と報告するタイミングです。
納期に間に合わないときの対応
ケース①:できない人の場合
僕が「できない人」にある仕事を頼みました。例えば水曜日の正午を納期に設定したとしましょう。
この場合、納期を守れないことを僕が知るのは「水曜正午の直前」か「水曜の午後になってから」です。ひどい人になると、水曜日の正午を過ぎてこちらから電話をすると、
「すみません、間に合いません」
という答えが返ってきます。そんなことは時計を見ればわかります。時間過ぎてんだから。
この時に僕が知りたいのは、なぜ納期がすぎるまで何の報告もないんだ?ということです。
僕の場合はその人からの成果物を受け取ってからお客様に提出する必要があります。間に合わないとなるとお客様にもその旨の連絡や、納期延期の交渉を行わないといけません。しかし、ぎりぎりになって報告した場合に返ってくる言葉は大抵は「いまさら言うなよ」です。
当然そうならないように定期的にウォッチはしますが、頼む相手は一人ではないし自分の作業だってあるわけですから管理にも限界があります。そもそも1から10まで全部チェックできる余裕があれば自分でやります。
ケース②:マトモな人の場合
同じように今度は「できる人・マトモな人」に水曜日の正午を納期に仕事を頼んだとします。
その人が「これは間に合わない」と判断した場合、早急にその旨の連絡をいれてくれます。そうすることで、依頼者が他の手を打つための余裕ができるわけです。遅れそうなことを見越して、周囲との調整をしたり追加で指示を出したりができるわけです。
上記のケースであれば、例えば月曜の時点で遅れることがわかっていれば、僕としてもお客さんと納期延伸の交渉がしやすくなります。
まとめ:納期を過ぎてから連絡をする人は仕事ができない
「納期間に合わないかも!」という予感がしたらなるべく早く報告しようね。
というお話でした。
普段の待ち合わせなどにしたって、約束の時間を30分過ぎてから現れて「ごめん、電車遅れちゃって」と言われたらイラッとしますよね。
予め「電車止まってて遅れそう!」とLINEのひとつでもくれたら、カフェで時間を潰すなりなんなりできるわけです。
「そんなもん当たり前だろ!!」と思われた方、おめでとうございます。あなたやあなたの周りの環境は比較的正常です。その当たり前の報告ができない人って案外といるもんなんです。実際僕も今日そんな人に遭遇してしまったため、勢いに任せてこの記事を書いています。
「精一杯やったんですけど、間に合いませんでした…」
精一杯やっていただくのは大変結構なんですが、仕事の場において重視されるのは「間に合いませんでした」という事実のみです。
そんなことを繰り返していると、
「タイムマネジメントができない」
「仕事の見通しもつけられない」
「報連相もなっていない」
よって「仕事ができない奴」などと不名誉な評価をつけられてしまいます。
やばいときほど報告は迅速に。
おしまい。
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