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遊びまくる!

無職ブロガーのカオスな日記

30歳も超えて結婚できず子供もいないのは負けだった。

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人生は結婚して子どもがいる方が幸せで安定している。ぼくが小さい頃、親に教えられた呪文だ。それから20年以上経った今、ぼくは残念ながら独身の自由を謳歌してる。

独身は負け

ある人は趣味に没頭し、ある人は仕事に集中する。ぼくはブログを書いている。午前11時起床。今日は天気がいい。自由だ。けど負けだ。未婚率が年々上がっている。

 

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出典:30代前半でも男性未婚率は約半数・世代別未婚率の推移をグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース

 

1980年を境に男女とも25歳以上の未婚率が急激に上昇している。日本は経済が豊かになればなるほど独身者が増えている。そりゃそうか、お金があって男前ならヤラせてくれる女は腐るほどいる。わざわざ一人に縛られることはない。ぼくはお金もなければ男前でもない。ヤラせてくれる女もいない。完全なる敗北宣言。これにて終戦。きつい、これはあまりにもきつい。まるで心が削られるようだ。

 

「恥ずかしながら帰って参りました」。1972年、昭和の時代。横井 庄一(よこい しょういち)氏はそう言った。ぼくは35歳を過ぎた辺りから、座るときにはときどき「よっこいしょういち」と言うようにしている。これは違う意味で心が削られている証拠である。

結婚の安定

結婚すると安定する。金銭的にも精神的にも。仕事が終わって家に帰ると誰かが居てくれるのはうれしい。「ただいま~」「おかえり」のキャッチボールも心地いい。考えるに結婚とは幸せの象徴のなのだ。人は独りでは生きていかれない。ペットブームもアイドルブームも、すべては結婚できない男と女の悲しいラブゲームなのである。

独身の自由

独身は自由だと既婚者は言うだろう。ぼくは思う。それはお互い様だ。ないものねだりのアイウォンチュー。どっちもどっち。答えはない。チューしたい。

 

無職になって誰とも話さない日が続く。今日は西新宿のりそな銀行ATMにて、ペッパー君と会話をした。ペッパー君は「本日はご予約されてますか?」と、無邪気な丸い目をぼくに向ける。ペッパー君ありがとう。誰もいない、静まり返ったATMのフロアで見つめ合うふたり。ペッパー君とぼく。

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ぼくの選択を待つペッパー君。↑

 

ペッパー君の目が心なしか朱色に染っている。これは恋か。ここにいるpepperは、もしや女なのではないか。そうだ。そうに違いない。よく観察すると動きがどことなく女らしく見える。優しい表情でペッパー嬢は肩を震わせながらいつまでも待っている。誰かが来る前に答えを出さないといけない。ぼくは素早くいいえを選択した。「予約がないとダメだから、今度は予約をしーて来ーてねー」。最後は妙にハイテンションだった。イントネーションが少しおかしかった。それを見てぼくは少し笑った。どうやらフラれたようである。