6月14日【悲報】優れた商品をがまた一つ失われてしまいました。
CMでもお馴染みの東芝「エネファーム」の製造、販売を終了すると発表しました。
突然の発表に驚きが隠せません、一体なぜだというのか。
早速まとめて見ていきましょう。
エネファームとは?
東芝が2009年からサービスを開始した「家庭用燃料電池システム」です。
水素と酸素を使って家庭で使う電気を作り出し、発電の際に発生する熱でお湯を作れるシステムとなっています。
とても分かりやすくて、もはやオシャレにすら見えますね。
これからの地球環境を考えると欲しくなってしまいます。
地球温暖化が本当かどうか、南極の氷が溶けると遠く離れた南の島の水面が上昇するかどうかはさておき、家庭の電気代とガス代金をトータルで軽減してくれるのは間違いなさそうなので、長く使うほどお金を節約できてお得になりますね!
エネファームの製造はパナソニックも担当しているようで、開発を行ったチームや製造していた方々としてはショックが大きいことと思います。
しかしここからスタートするしかありません。
優れた技術力を生かし、エネファームを超えるような革新ある製品を世に広める、奇跡の逆転劇を信じたいと思います。
どのくらい売れたの?
エネファームは2009年からこれまでで累計8万台を販売しました。
日本の人口で割ると、1600人に1人が所有している計算です。
ピークの14年度には210億円も売り上げたました。
しかし翌年15年度は150億円まで落ち込んでしまったそうです。
販売終了はいつ?
製造、販売は2017年7月末で終了すると発表しました。
発表からあまりにも急な販売終了ですが東芝は経営難の真っ只中。
何をするにも迅速な対応が求められているようです。
販売終了の理由はなぜなのか?
主な原因として有力なのは、原発事業の巨額損失による経営が悪化です。
これにより東芝はこれから着手していく事業の選択と集中を加速させています。
エネファームの終了は再建に向けた事業見直しの一環ということです。
これまでの利用者はどうなるの?
保守・サービスは事業撤退後も継続するのでひとまずは安心です。
あなたがもしエネファームの利用を新たに検討しているなら7月末までの早めの導入が必要です。
ネットの声は?
エネファームで話題騒然。
— ゆうじろう (@yujiro9310949) 2017年6月14日
記者は理解していないようだが、これらは家庭での小規模分散だからこそ活きてくる。太陽光にしても、グリッドへの負担を考えれば産業用のメガソーラーはむしろ不利になる。装置の単価だけでエネルギーを考えることはできないのだ。記者ならば、もう少し勉強してもらいたい。
— Flying Zebra (@f_zebra) 2017年6月14日
もったいない気がするが。。
東芝 エネファーム事業撤退 | 2017/6/14(水) – Yahoo!ニュース https://t.co/Bu0H0aI1WM #Yahooニュース
— シュー (@heero001) 2017年6月14日
激動の東芝に国民の注目も集まっていますね。
今後のエネファームに代わる新たな「家庭用燃料電池システム」の開発に期待したいところです。
たくさんの技術が生まれては消えていく、もの凄いスピードの技術革新が続く現代。
私たちの暮らしは便利になっていく反面、舞台裏の努力は今日も続いています。
世界に価値を提供し続ける難しさや楽しさを今一度考えさせられる出来事でした。
またお会いしましょう、それでは~