ここ1ヵ月で最も不思議な新聞記事と言えば、「前川 前次官 出会い系バー通い」「文科省在職中、平日夜」(5月22日)という「読売新聞」の記事だろう。
《文部科学省による再就職あっせん問題で引責辞任した同省の前川喜平・前次官(62)が在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。》(読売・同)
なんでいきなり過去のことを大々的に書くのだろう?しかもとても目立つ「コボちゃん」の隣で。読みながらホントに不思議な記事だった。
《前次官の私的な話で普通なら書かないような内容。目にした瞬間に変だと感じ、政府がこれを書かせたのかと思った。》
これは「東京新聞」(6月8日)に載った読売新聞の現役社員の言葉である。
あの出会い系バー記事は、加計学園問題をめぐる「総理のご意向」文書に対する「報復」だったのだろうか。
しかし前川前次官はひるむどころかメディアに出て「文書は本物」と告発しはじめ、大騒動になった。「読売」のあの記事がますます悪目立ちする結果となったのである。
そんななか、6月に入ってから私はとんでもないことに気が付いた。読売ジャイアンツが5月下旬から急に勝てなくなったのだが、連敗が始まった5月25日(木)というのは前川氏が「朝日新聞」や「週刊文春」などのメディアに登場したまさにその日だったのである。前川氏が会見をおこなった日でもあった。この日以降、巨人はパタリと勝てなくなった。
これは「出会い系バーの呪い」では?
この事実をツイートしながら私は様子を見ていたのだが、巨人が勝てない日はまだ続いた。遂に6月8日には球団ワーストを更新する13連敗を喫した。戦慄をおぼえた。
やっと勝ったのが6月9日。こうなると「何かポイントとなることが今日あったっけ?」と思ってしまったのだが、実はあったのである。
「加計文書 文科省再調査へ」というニュースがこの日だった。
つまり、巨人の連敗期間は前川氏の「ご意向文書は存在する」会見の日からスタートし、ようやく「再調査決定」と決まった日までの期間と見事にピタリと合うのだ。「出会い系バーの呪い」すごい。
しかし巨人ファンは歴史的な連敗が止まったからと言って安心してはいけないと思う。もし「再調査」がセレモニー的に終始し、責任の所在が曖昧なままで終わる感じになったら、またしても「呪い」は発動するかもしれないからだ。誰かナベツネに教えてあげてほしい。
ちなみに巨人だけでなく同じ時期にヤクルトも大型連敗をしてるのだが、こちらの理由はまだわからない。
Written by プチ鹿島
Photo by dacian dorca-street photographie
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