警察が漫画家に“わいせつに模倣されぬよう“要望

警察が漫画家に“わいせつに模倣されぬよう“要望
「放射能の検査をする」とうそを言って女子中学生の体を触ったとして逮捕された男が「漫画で描かれていた手口をまねた」と供述したことから、警察はこの漫画の作者に対し、漫画の内容が模倣されないよう配慮を求める異例の申し入れをしたことがわかりました。
警察によりますと、埼玉県草加市の無職、矢崎勇也容疑者(35)は去年1月、草加市内の女子中学生の自宅に入り込み、体を無理やり触ったなどとして強制わいせつの疑いで逮捕されました。

調べに対し容疑を認めたうえで「放射能の検査をするとうたって自宅に入り込み、わいせつな行為をする漫画で描かれていた手口をまねた」と供述したということです。

このため警察はこの漫画の作者に事件のいきさつを説明したうえで、今後、漫画の内容が模倣されないよう「漫画の行為のまねをすると犯罪になる」といったただし書きを付け加えるなど配慮を求める異例の申し入れをしたということです。