こんにちは。Milkです。
先日、Renaと2人で買い物に出掛けていたんです。
私は片手に盛り沢山、ショッピングで買ったものを持っていまして、もう片手はRenaと手をつないで歩いておりました。
すると、こちらをずーっと眺める中年の女性がいるのです。
うん?私のこと?
その通りは、本当に人がめちゃくちゃ多くて、少しでもよそ見すると人にぶつかりそうだったんです。
でも、なんだか視線を感じまして、ふとその方向を見ました。
そこには、じーっと見つめてくる中年の女性が・・・
すげぇ、ニコニコしてる(汗)
めちゃんこ人が多いので、私のことなのか分からず、指で自分を指して確かめたところ・・・
ブンブンと首を縦に振るww
マジかいなww
頼みごとがあるらしい
どうも頼みたいことがあるらしい。
取り敢えず、私は荷物をRenaに一旦預けて、そのおばさんの話を聞くことに。
すると、全てジェスチャーで説明してくるww
おっと。外国の方なのかもしれない。
顔は完全にアジア系というか・・・日本人だと思ってたけど、中国人の方々なのかも。
カメラを渡されて、それで皆の集合写真を撮って欲しいということらしい。
ここで、私の中で不安が・・・
「はい。チーズ」って英語でなんて言えばいいの?
私は完全にテンパってて、でも続々とその一団は集結していく。
やべぇ・・・
えーっと。
えーっと。
えーっと・・・
さん・にー・いち、はい!
めっちゃ、日本語ww
俺は一体何を言ってるんだww
まったく意味が不明です。
混乱すると、やっぱり私は日本語しかしゃべれないみたいです。
せめて、「three、two、one」で言えよ!
外国の方ではなかった
でも、一応は綺麗に撮れたので、確認をしてもらった。
すると、OKのサインを皆が私にしてくれた。
よかったぁ・・・
そうしたら、最初のおばさんが「あにがとう。」と何度も言ってくれた。
外国人の片言の日本語とは明らかに違う。
どうやら、ろう者の方々の旅行だったらしい。
なんだか凄く感謝された。
皆して、OKを手でサインしてくれて、「あにがとう」と口々に言ってくれた。
ここは憶測だけど、もしかしたら、通りを歩く人々に無視され続けたのかなぁ。
何だか、私もニコニコしながら自然にOKのサインを手で作っていた。
最後に
なんだか、ちょっとしたことだったけど、心が温かくなった。
少しでも役に立てたから。
東京は人がとても沢山いるんだ。
でも、その中で接点がある人は、かなり限られる。
そんな不思議な都市。
通りに出てみれば、一生の中でその瞬間にしか見ない人がわんさかといる。
その瞬間の中でも、その人に嬉しい気持ちが芽生え、自分も温かい気持ちになれたことは、とてもハッピーなことだったに違いない。
そんなお話。